つい先日、いつもと違う道順で家に帰ろうとしたら激しく遠回りしちゃいました。
普段は片道20分ぐらいの通勤時間なのですが何故かその日は家に着くまで1時間半もかかりました。
別に何処に寄ったという訳ではないのですが…きっと月がわたしを狂わせたのでしょう。
え?道に迷ったんじゃないかって?
いくら普段と違う道を通ったからってそんな近所で迷いません!
迷うのは物欲人生の迷路だけです! まぁ、まだまだ先の長い道です。
もう少し寄り道して迷うのも悪くないでしょう。
それでは今日は、わたしが迷いながらも見つけた一筋の光明。
Intel Core i7-920の特集などしてみたいと思います。
Intel
「Core i7-920」 (店頭価格\28,480-1月7日現在)
| 簡易スペック表 |
| 動作クロック |
2.66GHz |
| QPI |
4.8GT/s |
意外にも…っと言ってしまうと語弊がありますがCore i7の920はただいまツクモなんば店でも大人気の売れ筋CPUです。
(ここでは売れ筋の920を例にあげて紹介していますが、上位のCore i7も今回の内容に当てはまります)
なんで売れているかは個人的に推察にするに二つの理由が思い当たります。
まず一つは非常に高性能だから。
そして二つは思っていたよりずっと安かったから。
「買いたい」と思った動機で、発売前は「性能に期待」の人が大多数だったと思いますが、発売後は「意外と安かったからCore i7にした」という人も多いのではないでしょうか?
早い話がCore i7の920はコストパフォーマンスに優れているCPUなのです。
値段の話だと「意外と安い」と「コストパフォーマンス良好」以上の説明のしようもないので続いて性能面の話に移りたいと思います。
まずは性能のうち、CPU自体の性能の話から。
Core i7は従来のCore 2シリーズよりも動作周波数当たりの性能が向上しており、さらに一つのコアで同時の二つの作業をするHT(ハイパースッレッディング)に対応しているので1コア当たりの性能は飛躍的に向上しています。
また、新技術のTurboBoostという技術で休んでいるコアがある時、その分他のコアをクロックアップさせる事ができます。
これは今までもIntelのノート用CPUで採用されていた技術なのですが、Core i7のTurboBoostはさらにそれを進化させた技術で
「休んでいるコアがなくて、4コア全部稼動中でも余裕があれば全部のコアをクロックアップさせる」という事が出来ます。
具体的には全部のコアに負荷がかかっている場合には全部のコアのクロック倍率が1上昇します。
動作クロックがベースクロック133Hzの20倍の920では倍率が21倍に上がり2.80GHzのCPUという感じになります。
ちなみに、他の3コアが休んでいて1コアだけ稼動しているという場合は倍率が2上昇します。
(920なら133Hzの22倍の2.93GHzの擬似デュアルコアになるということ)
倍率が上がるという事はベースクロックをオーバークロックしているとその分この機能の効果が大きくなります。
もっとも、「余裕があれば」なので、オーバークロックで限界点近くまで来ていればTurboBoostは効果を発揮しませんのでご注意を。
CPUの余裕の判断はTDC(熱設計電圧)とTDP(熱設計電力)の2点で判断され、
TDCはマザーボードのCPUまわりの設計(VRMの電源フェーズ数など)で、TDPはCPUクーラーの性能で左右されます。
TDCには16フェーズの電源回路を持つASUSの「P6T Deluxe」や新基盤でVRM部の温度を低減しているGIGABYTEの「GA-EX58-UD5」が強力。
CPUクーラーも着実にCore i7対応のCPUクーラーが増えているのでマザーに合ったものを選べばOKです。
CPU自体の性能はこんな感じで前世代のCPUを圧倒する強力なものになっています。
Core i7はCPU自体の性能だけでなく、周辺のインターフェースも強化されています。
一番のポイントはメモリコントローラーを内蔵してDDR3のトリプルチャンネル動作に対応するという点です。
これにより、従来より遥かに高速にメモリ使用することが出来て全体的に体感できるくらい動作が速くなっています。
ただし、メモリコントローラーをCPUに内蔵しているのでCore i7用以外のDDR3メモリは使用しない方が無難です。
メモリの動作電圧によってはCPUを破損してしまう恐れがあります。
目安としてはメモリの動作電圧が1.65Vを超えると危険です。
オーバークロックする際もメモリの動作電圧には注意しましょう。
また、マザーボード毎に指定されているスロットにメモリを挿さないとちゃんと動作しません。
メモリを挿す時はマザーのマニュアルをしっかり参照しましょう。
このCore i7に対応するチップセットのX58も最新のCore i7を生かす設計になっており、非常に優秀なチップセットです。
従来のFSBを廃止してQPIという新しい設計のインターフェースでCPUと接続されているので非常に高速でレイテンシ(遅延)も少なくなっています。
マルチGPU技術にも対応しており、AMD RADEONのCrossFireXに標準的に対応し、nVidia GeForceのSLIにもマザーによっては対応します。
帯域にも余裕があり、PCI Expressx16を2本でのフルレーンの2枚挿しやx16を1本とx8を2本のボトルネックの少ない3枚挿しにも対応できます。
(どういうレーン数になるかはマザーボード毎に異なります)
このようにCore i7とそれをとりまく周辺環境は非常に優れたシステムになっているのです。
なんだかわたしらしくなく真面目に長話をしてしまいましたが総括するとCore i7はすごいって事です。
今が旬なCore i7みなさんも自作してみてはいかがですか?
ツクモなんば店ではお得なキャンペーンもあったりするかも…?