グラフィックボードの端子と言っても、種類は様々です。
大々的に上げられる物は、PCI Express x16、AGP、PCIの3種類があります。
読み方は「ピーシーアイ　エクスプレス　１６バイ」です。個人差はありますｗ

PCI Express x16は、2004年6月発売のintel 925X/915P/915Gチップセットで初めて採用されました。
以降発売されるグラフィックボードのほとんどがこの規格で生産されています。
ちなみに勘違いされる人が多いので前もって言っておくと、「PCI」と「PCI Express」は別物です。
スロットの形状自体が異なるので、ご購入の際はご注意！無理しても刺せないものは刺せませんｗ

　←PCI Express x16スロットはこんな形をしてます。


さて話が少しずれましたが、このPCI Express x16も時代の変革により、要求された仕様に従って
そのバージョンも変更されています。
2007年に発売のグラフィックボードで"GeForce8800GT"、"RadeonHD38xx"両シリーズ以降の商品は
現在の最新バージョン2.0になっています。
ここでようやくタイトルの2.0に触れるわけですが、実はとある問題が浮上しています。
問題と言っても、新品で揃えてパソコンを組み立てる時には決して起こらない"例外"･･･。


実はバージョン2.0は、以前登場していたPCI Express x16の1.0aという古いモノをサポートしていないのです。
intel系のチップセットでも、975Xまでの古いマザーボードは全てこのバージョン1.0a。
簡単に言えば、古いマザーボードに最新のグラフィックボードが対応していない可能性があるのです。
実例がいくつかあり、ほぼ動作は不可能だとされています。要は"相性"です。実はよくある事なんですｗ
前述でPCIとの違いを話しましたが、このバージョンはスロット形状が同じなので
間違える可能性があります。
バージョン2.0の互換性（要するに対応)はバージョン1.1からとなります。スゴイ注意して下さい。
ちなみにバージョン2.0を正式対応しているのは、現在intel X38チップセットのみです。
ぶっちゃけ、新しすぎて周りが追いついてません・・・。


グラフィックボード自体は比較的簡単に取り替えが可能で、その方法さえ知っていれば誰でも出来ます。
（方法と言っても、マザーボードの所定のスロットへ"刺す"だけですが･･･)
ただ、パソコンのパーツに限っては形状が同じでも、基盤に付いている機器のバージョンによって
動かなかったり、不具合が起きる事が結構あります。
最近は３Ｄゲームの普及でグラフィック機能の強化が求められる時代になりました。
これから自分のパソコンに増設を考えている方は、重々承知の上でお買い物を！


もし分からない事があれば、気軽にスタッフへご相談下さい。
その時、出来ればパソコンの型番とかマザーボードの型番とかメモして来て頂けると、とっても助かりますｗ
スタッフからのお願い、みんな聞いてねっ！（？）



なお、グラフィックボード単体のご案内は・・・

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それぞれ各階で！




次回は・・・、何話そうかな・・・。(ｫｨｫｨ
とにかく、次の更新をお楽しみに。。。
その他メインの特価情報もヨロシクお願いしますっ！