つぶやきリサイクル
自作PCで注意するべきいくつかのポイント
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過去につぶやいた『自作PCでこういうところ気をつけましょう』のまとめ
その①...LGA1150ソケットCPUの安全な装着方法
[①左上]カバーを剥がさずそのままレバーを上げましょう。
[②右上]ソケットの出っ張りとCPUの切り欠きを合わせて入れる方向を確かめた後、CPUソケットの土手(※)が切れている場所を確認してCPUを持ちましょう。
[③左下]写真撮影用サンプルのマザーボードではこのように持ちます。指が土手に引っかからず、スムースにCPUが入れられています。(※この次のダメな例と見比べてみてください)
[④右下]あとはそのままレバーを下げてロックすれば、CPUに押し出される形でカバーが外れます。
※この写真の赤丸で囲まれている黒っぽいプラスチックの土台のことです。
[②右上]ソケットの出っ張りとCPUの切り欠きを合わせて入れる方向を確かめた後、CPUソケットの土手(※)が切れている場所を確認してCPUを持ちましょう。
[③左下]写真撮影用サンプルのマザーボードではこのように持ちます。指が土手に引っかからず、スムースにCPUが入れられています。(※この次のダメな例と見比べてみてください)
[④右下]あとはそのままレバーを下げてロックすれば、CPUに押し出される形でカバーが外れます。
※この写真の赤丸で囲まれている黒っぽいプラスチックの土台のことです。
その②...LGA1150ソケットCPUのダメな装着方法
●『ダメな例』ということで、①の安全な装着方の逆をやっています。[①左上]の『いきなりソケットカバーを剥がす』がソケットピン損傷の一番の原因なので特にご注意ください。
その③...CPUクーラー付属のグリスは使いきりじゃないです
●CPUクーラー買うと付いてくる袋入り付属グリスって『この分量を一回で使い切ってください。』ではなく『必要量だけ使ってください』です(※)。
では具体的にグリスの適量はどれくらいか?というと下の写真のように生米3-4粒くらいです。この適量をCPUの真ん中あたりに盛って、あとはCPUクーラーを装着すればネジ/フックの圧力で勝手にグリスのびます。やわらかいグリスなら盛ったあとにC
CPUクーラーをグリグリッと押し当ててのばしても大丈夫です。
※過去に何度か「組み立てたが起動しない」と持ち込まれたPCをあけてみたところ、CPUソケットがグリスでベタベタになっていることがありました...
※過去に何度か「組み立てたが起動しない」と持ち込まれたPCをあけてみたところ、CPUソケットがグリスでベタベタになっていることがありました...
その④...保護シールを忘れず剥がそう!
●CPUクーラーの設置面には保護シールが貼られています。これを剥がし忘れて装着してしまうと、最悪CPUを熱で壊してしまう可能性もありますので注意しましょう。また、CPUクーラーだけでなくマザーボードのチップヒートシンクにも保護シールが
貼られていることがあるので、こちらも注意しましょう。ヒートシンクはそこまで致命的ではありませんが、廃熱的にはあまりよくないのでちゃんと剥がしましょう。
その⑤...リテール付属CPUクーラーのグリスはここです
●リテールCPUクーラーを使う場合、別途にグリスを用意する必要はありません。CPUクーラーに最初から必要量が塗布されています。
その⑥...この矢印は『ロック』じゃなくて『ロック解除』です
●リテールCPUクーラーのこの矢印は『プッシュピンロックを解除するときこの方向に回せ』という意味であって『回すとピンのロックがかかる』ではありません。
その⑦...PCパーツは分解しないでください
●『電源のファンが回らない。中を見るとファンから伸びているケーブルが基盤から抜けているように見える。』こういった場合、電源ユニットを分解してファンのケーブルを挿しなおせば動くと思ってしまいがちですが、
たとえそれで電源ファンが回るようになったとしても、分解した時点で保証が失効し3年保証や5年保証といったメーカー保証が受けられなくなります。
どのPCパーツメーカー/代理店も基本的にこのスタンスなので『PCパーツが動作しない』という場合は分解せず、まずは購入店に相談してください。
以上、過去につぶやいたネタのリサイクルでした。また何かふと思いついたら追加しておきます。なお、写真をつぶやきに使った時のサイズからリサイズしてアップロードしたり、サムネイル用の小さい画像用意するのが面倒
リサイズする時間がなかったので、タグでサイズを強制指定しており若干にじんだ感じに見えてしまってます。気になる方は一度写真をローカルに保存してからご覧ください。(blog担当3号)
皆様のご来店を心よりお待ちしております。