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ドラゴンスレイヤーシリーズ怒涛の12タイトル

・ドラゴンスレイヤー（PC-8801版ver1.1/2.0、MSX版）
ドラゴンスレイヤーシリーズ記念すべき第1作は、今から32年前の1984年に発売されました。

ゲーム内容はパズル要素を含んだアクションRPGであり、シンプルながらも中毒性が高い作品でした。

開発は当時日本ファルコムの主力プログラマだった木屋善夫さん。
以後、木屋さんはザナドゥやソーサリアンなど多くの作品でプログラマ兼ディレクターとして活躍し1980年代から90年代の日本ファルコム黄金時代を支えていくことになります。

キャッチコピーは「前代未聞麻薬的爽快遊戯」

・ザナドゥ（PC-8801版）
科学万博が開催された1985年、日本ファルコムの源流というべき作品が産声をあげます。

「ザナドゥ」です。

重厚な世界観、複数のフロアから成る地下ダンジョン、魅力的な敵キャラなど。何もかもが新鮮かつ驚きのゲームでした。「ザナドゥ」は発売から1年以上も売上トップに君臨し続け、最終的に40万本という異例のセールスを記録します。ちなみにこの40万本という数字は2016年の現在も破られていません。パソコンはまだ高価で、Windowsもまだ一般的ではないこの時代にこの数字は桁外れであり圧倒的でした。

ザナドゥの人気を知る逸話があります・・・。

当時はザナドゥをやるためにパソコンを買う人が続出したそうです。つまりザナドゥのおかげでパソコンが売れたのです。ツクモ電機で購入されたという方も多いのではないのでしょうか？

この「ザナドゥ」の登場により日本ファルコムという会社が注目されることになります。

・ザナドゥ シナリオII（PC-8801版）
難易度を上げたザナドゥの続編。通称ザナドゥプロ向けバージョンです。
古代祐三さんが最初に楽曲を提供した作品としても有名です。

・ロマンシア（PC-8801版、MSX2版）
誰でも簡単にクリア出来る「イース」とは逆のベクトルに位置するのが「ロマンシア」。山下章さんの攻略本のお世話になった人、可愛い絵柄に騙された方は大勢いたようです。

・ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリー（MSX2版）
ファミコンにも移植されたので知ってる方も多いですね。そしてこの一家、戦闘力高すぎ。

・ソーサリアン（PC-8801版）
パーティーを組んでドラゴンと戦う横スクロールアクションRPG。拡張システムによる自由度の高さと「老い」というシステムが斬新でした。

・ドラゴンスレイヤー英雄伝説（PC-9801版）
ドラゴンクエストでお馴染みの2Dフィールド＆コマンド式を採用。ストーリーも秀逸で誰にでも楽しめる難易度の傑作RPGでした。

・ドラゴンスレイヤー英雄伝説II（PC-9801版）
システムは前作を踏襲、複雑で広大な地底世界、強い敵と前作とは打って変わって骨太なゲームでした
英雄伝説IIが日本ファルコム最後のPC-88ソフトになります。

・ロードモナーク（PC-9801版）
日本ファルコム版国取りゲームは、シリーズ中唯一ドラゴンが登場しない作品です。え。なんだそれは

・アドバンスドロードモナーク（PC-9801版）
アルゴリズムが強化されやりこみ度がアップしたロードモナーク。ロードモナークシリーズの中でシステム的に一番完成度の高い作品です。

・風の伝説ザナドゥ（PCEngine版）
日本ファルコム初の家庭用ゲーム向け作品がこちら。豪華なシナリオ、豪華な演出で今だにファンが多い名作ですね。

・風の伝説ザナドゥII（PCEngine版）
PCEngine最高レベルのグラフィック、音楽で話題になりました。

ドラスレファミリーのサントラ（MSX/MSX2版）も同梱

これぞ神曲の宝石箱やぁ～

1987年に発売して現在でも人気の高いドラスレIVの楽曲をひとつのCDにまとめました。

ちなみに作曲者は世界樹の迷宮でお馴染みの古代祐三さんです。

ゲームはもちろん、音楽・冊子も復刻

当時メガドライブ版に同梱していた取扱説明書を、可能な限り復刻しました。

その他、収録タイトルのディスクステーション内紹介ページをひとつにまとめた特製冊子を、特別に作成。

魔導物語I（メガドライブ版）ゲーム内BGMやジングルが収録された音楽CD
魔導物語I MEGA DRIVE SOUNDTRACKS ～サントラの呪文II～も付属。
ゲームを盛り上げた数々のあの曲・この曲が、この一枚に集約。