「小さくて早いマシンが欲しい!」そんな貴方にお勧めのMini-ITXセットをご紹介!
小さくて早いマシンが欲しい!Mini-ITXオススメセットをご紹介!
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最近お店でお客様からよくお問い合わせ頂きますのが、「小さいゲームマシンを組みたいんだけど、前買ったのはあまりにうるさかったり、すぐ壊れちゃったりしたんですよ...」というご相談!
確かに小さなケースでハイスペックなマシンを組むと、熱がこもりやすくてすぐパーツが壊れてしまったり、それをどうにかしようとファンがものすごい回転数で回ったりしがちです。
ただし最近はハイスペックユーザー向けの小型ゲームマシンに使えるパーツが続々リリース中!「小さくてもちゃんとゲームで使えるハイスペックマシンが欲しい!」というアナタに、店員がオススメするパーツ構成例をご紹介しちゃいます!
↓小型ゲームマシンのお薦め構成例は「続きを読む」をクリックで!
PCケース
Lian Li PC-Q33B (ブラック) (メーカー詳細)
・メンテナンス性に優れた、アルミ製Mini-ITXケース
・フォームファクター:Mini-ITX
・最大拡張カードスペース:220mm
・CPUファン最大高さ:180mm
・対応電源:ATX電源 (奥行き140mm、オプションパーツを使う事により最大200mmまで)
・外形寸法:W229×H328×D240(mm)
・メンテナンス性に優れた、アルミ製Mini-ITXケース
・フォームファクター:Mini-ITX
・最大拡張カードスペース:220mm
・CPUファン最大高さ:180mm
・対応電源:ATX電源 (奥行き140mm、オプションパーツを使う事により最大200mmまで)
・外形寸法:W229×H328×D240(mm)
参考価格:約11,480円(税別)
☆お勧めポイント☆
Mini-ITX入門としてお勧めなのがこのLian Li製の「PC-Q33」。
Mini-ITXマシンを組み立てる際、その難易度を上げているのが「小さなケースに手を入れて中身をいじらないといけない」事なのですが、このケースなら上面パネルが簡単に開閉できるため、内部アクセスがとても簡単!
電源も奥行き140mmのATX電源を使用可能な為、専用電源やSFX形状の電源を使用するケースに比べて選択肢が広く静音、高性能な物を選ぶことも出来ます。
他にも最大で高さ180mmのCPUクーラーを搭載できたり、2スロット&長さ220mmまでの拡張カードを増設可能だったりと小型ながらも拡張性は抜群!
詳しくはツクモネットショップでも特集していますのでそちらをご覧下さい。「小さいのにメンテナンス性抜群!アルミ製Mini-ITXケースPC-Q33特集(ツクモネットショップ)」
CPU
Intel Core i5-4690K BOX (メーカー詳細)
・第4世代型Intel Coreシリーズ上位「Devil's Canyon」コア採用
・対応プラットフォーム:LGA1150
・コア数:4
・動作クロック:3.5GHz
・Turbo Boost最大クロック:3.9GHz
・TDP:88W
・その他:HD Graphics 4600内蔵
・第4世代型Intel Coreシリーズ上位「Devil's Canyon」コア採用
・対応プラットフォーム:LGA1150
・コア数:4
・動作クロック:3.5GHz
・Turbo Boost最大クロック:3.9GHz
・TDP:88W
・その他:HD Graphics 4600内蔵
参考価格:約26,980円(税別)
☆お勧めポイント☆
「Intel Core i7-4790K」と「Intel Core i5-4690K」の2種類は現行の「Haswell Refresh」をベースにした「Devil's Canyon」コアを使用。
大きな違いはKモデル共通のCPU倍率アンロック機能に加え、CPUダイとヒートスプレッダを埋めるグリスに新素材ポリマーを使用しています。
オーバークロック時だけでなく、通常使用時にもCPUの温度をより低く保つのに一役買ってくれます!
マザーボード
GIGABYTE GA-Z97N-WIFI (メーカー詳細)
・Intel Z97チップセット搭載、高機能マザーボード
・対応プラットフォーム:LGA1150
・フォームファクター:Mini-ITX
・メモリスロット:2
・拡張スロット:PCI-Express x16:1
・有線LAN:2ポート×1
・無線LAN:IEEE11a/b/g/n/ac対応
・Intel Z97チップセット搭載、高機能マザーボード
・対応プラットフォーム:LGA1150
・フォームファクター:Mini-ITX
・メモリスロット:2
・拡張スロット:PCI-Express x16:1
・有線LAN:2ポート×1
・無線LAN:IEEE11a/b/g/n/ac対応
参考価格:約14,800円(税別)
☆お勧めポイント☆
Mini-ITXマザーボードにバックパネルが必要なクーラーを取り付ける際、問題になるのが背面に実装されたチップコンデンサや抵抗などの部品。
CPU付近に実装されていると、バックプレートと干渉して割れて壊れたり、割れるまではいかなくてもPCが不安定になったりといった原因になります。
このマザーボードはCPU背面周りのレイアウトが比較的スッキリしており、バックプレートとも干渉しにくくなっています。ソケット位置がマザー中央部に近いのもあって、干渉がかなーり少ないのです!
メモリー
SANMAX SMD-8G28HP-16K-D
・高品質DDR3メモリー、デュアルチャネル対応2枚セット
・対応速度:DDR3-1600 (PC3-12800)
・CL:11
・動作電圧:1.5V
・容量:合計8GB (4GB×2)
・ピン数:240Pin
・保証期間:5年間修理保証
・高品質DDR3メモリー、デュアルチャネル対応2枚セット
・対応速度:DDR3-1600 (PC3-12800)
・CL:11
・動作電圧:1.5V
・容量:合計8GB (4GB×2)
・ピン数:240Pin
・保証期間:5年間修理保証
参考価格:約9,980円(税別)
☆お勧めポイント☆
高性能メモリは大型のヒートスプレッダが付いていることが多いのですが、大型ヒートスプレッダ付きのメモリはITXマシンで使用すると他のパーツとの干渉やエアフローが悪化する原因になりがち。
SanMaxのメモリは規格通りの通常サイズ。高品質なので小型マシンでも安心して使えます。
ビデオカード
ZOTAC GeForce GTX 970 (ZT-90101-10P)
・GPU:NVIDIA GeForce GTX 970
・メモリ:GDDR5/4GB (256bit)
・コアクロック :1,076MHz (ブースト1,216MHz)
・メモリクロック:7,010MHz
・外形寸法:約203.96×111.15×35.3(mm)
(メーカー詳細)
・オリジナルのデュアルファンを搭載した高性能ビデオカード・GPU:NVIDIA GeForce GTX 970
・メモリ:GDDR5/4GB (256bit)
・コアクロック :1,076MHz (ブースト1,216MHz)
・メモリクロック:7,010MHz
・外形寸法:約203.96×111.15×35.3(mm)
参考価格:約42,980円(税別)
☆お勧めポイント☆
NVIDIA新型「Maxwell」コアの高速GPU、「NVIDIA GeForce GTX 970」を採用したこのカード。
非常に高いワットパフォーマンスを誇り、前世代のハイエンド並みの性能を出しつつ、消費電力はTDPで145Wと前世代ミドルレンジ並みで済むという、小型マシンには夢のようなGPUです。
通常のGeForce GTX 970カードは長さが260mm前後ありますが、この製品は長さ約204mmかつデュアルファンで高冷却と、このケースに理想的な仕様です!
CPUクーラー
Hyper 212 EVO (RR-212E-20PK-J1)
・対応ソケット:
Intel...LGA 2011-3 / 2011 / 1366 / 1150 / 1156 / 1156 / 775
AMD...FM2 / FM1 / AM3+ / AM3 / AM2+ / AM2
・外形寸法:120×80mm×高さ159mm(mm)
(メーカー詳細)
・超定番!のサイドフロー120mmファンCPUクーラー・対応ソケット:
Intel...LGA 2011-3 / 2011 / 1366 / 1150 / 1156 / 1156 / 775
AMD...FM2 / FM1 / AM3+ / AM3 / AM2+ / AM2
・外形寸法:120×80mm×高さ159mm(mm)
参考価格:約3,980円(税別)
☆お勧めポイント☆
Mini-ITX用CPUクーラーとしては一部のケースとマザーの組み合わせでしか搭載できない120mmファン採用のサイドフロー型CPUクーラーです。
サイドフロー型のCPUクーラーを搭載する事によってケース全体に排気方向への風の流れを作れますので、ケースそのものの冷却性能を高めるのにも有効です。
特にこちらのモデルは、ヒートシンクへのファンの固定が金属クリップではなくプラスチッククリップなので狭いところでもワンタッチで固定しやすい、オマケのクリップが1セット入っているのでファンさえ用意すれば簡単にダブルファン化が可能、と使いやすさの点からもオススメです!
電源ユニット
KRPW-PT700W/92+ REV2.0 (メーカー詳細)
・コストパフォーマンスに優れた玄人志向製電源
・規格:ATX Ver2.4準拠
・電源容量:700W
・変換効率:80PLUS PLATINUM取得
・冷却ファン:12cm静音ファン
・プラグイン:対応
・外形寸法:150×140×86(mm)
・コストパフォーマンスに優れた玄人志向製電源
・規格:ATX Ver2.4準拠
・電源容量:700W
・変換効率:80PLUS PLATINUM取得
・冷却ファン:12cm静音ファン
・プラグイン:対応
・外形寸法:150×140×86(mm)
参考価格:約10,980円(税別)
☆お勧めポイント☆
「ATX規格正統サイズの奥行き140mm」「プラグイン対応で余分なケーブルを外しておける」「高効率80PLUS PLATINUM取得で無駄な発熱が少ない」の三点がオススメポイントです。
ATXは本来奥行き140mmの規格なため、小型ケースで「ATX電源」とだけ書いてある場合は奥行き160mm以上の標準的なプラグイン電源が入らない場合もままあります。奥行き160~180mmの電源が入るケースでも、20~40mmのサイズ差が思った以上に組み立て難易度に関わる場合もありますので、Mini-ITXの電源選びでは奥行き140mmは高ポイント!
さらに小型ケースでは、発熱を考える際に電源そのものが放出する熱も意外とやっかいです。出来るだけ変換効率の高い電源を選びたいですね。
SSD
SanDisk Ultra II SSD 240GB
・容量:240GB
・インターフェイス:SATA 6Gb/s (SATAIII)
・メーカー公称読み出し最大速度:550MB/秒
・メーカー公称書き込み最大速度:500MB/秒
(SDSSDHII-240G-J25C)(メーカー詳細)
・フラッシュメモリで有名なSanDisk製高性能SSD・容量:240GB
・インターフェイス:SATA 6Gb/s (SATAIII)
・メーカー公称読み出し最大速度:550MB/秒
・メーカー公称書き込み最大速度:500MB/秒
参考価格:約11,980円(税別)
☆お勧めポイント☆
ゲーム用で買うなら絶対に大容量SSDがオススメ!
最近のゲームは一つに付き5GB~60GBといった大きなインストール容量を必要とするゲームが増えてきています!
もちろん読み出しが遅いとその分マップの読み込みが終わるまで長~い時間がかかりますので、ゲーム仲間に遅れをとらないためにも是非高速、大容量なSSDを用意しましょう!
☆あわせて買いたい☆
「Ainex S2-1501SA-BK」(メーカーサイト)
Mini-ITXケースで組むに当たって、多くのケースで一緒に買っておきたいのがこのケーブル。
SATA電源コネクタからストレートタイプのケーブルで2つに分岐するアイテムです。
Mini-ITXケースは小型化する為にドライブをケースのパネルに直接固定したり、2台のドライブを密着させて取り付けたりと、涙ぐましいスペース節約を行っているケースが少なくありません。
ただそういったケースの場合、SATAのデータや電源ケーブルがL字になっていたり、コネクタの上下が膨らんでいたりすると装着が難しいだけでなく、ドライブ側のコネクタ破損の原因にもなりかねません。
このケーブルを使ってストレートタイプに変換しておくと、そういった懸念から解放されるだけでなく、クセの無いストレートタイプ2本になるため、組み立てそのものも楽になります。オススメです!
ケースファン
NB-ELOOP B12-PS (メーカー詳細)
・静音性を重視した「NoiseBlocker」シリーズ、PWMモデル
・接続:PWM4ピン
・ファン回転数:400~1500rpm±10%
・ノイズ・風量 :最大21.2dBA/最大58.1CFM
・外形寸法:120×120×厚さ25(mm)
・定格電圧 :12V
・静音性を重視した「NoiseBlocker」シリーズ、PWMモデル
・接続:PWM4ピン
・ファン回転数:400~1500rpm±10%
・ノイズ・風量 :最大21.2dBA/最大58.1CFM
・外形寸法:120×120×厚さ25(mm)
・定格電圧 :12V
参考価格:約2,180円(税別)
☆あわせて買いたい☆
「Ainex WA-095」(メーカーサイト)
細かい回転数制御と広い回転数レンジで役に立つ4ピンPWMファンですが、実は4ピンファンコネクタが多数あるマザーボードでも「細かいPWM制御が効くのはCPU_FAN端子とCPU_OPTファン端子だけ」といった事も多いんです。
このケーブルを使えば、CPUファンコネクタに繋いだPWMファン2個を同期して回転数コントロール出来るため(ただしファン回転数監視が出来るのは片方だけ)、PWM制御のファンをより有効に使うことが出来ます。
元々Mini-ITXマザーボードのファン端子数は2~3個程度の場合が多いため、分岐する事でさらなるファン増設をしやすくなるのもポイントです。
ファン設置数が多いケースや、ATXケースの場合などは4分岐タイプの「WA-864PS(メーカーサイト)」もオススメです。
というわけで合計予算は...税込で約14万8千円!
実際にご利用いただくには、別途OSやモニター、キーボード、マウスなどがご必要になりますが、この構成であれば殆どのゲームをフルハイビジョン高設定で快適にプレイできるはずです!
BTOやパーツのメーカー、種類に拘らない自作であればあと1万円ほど安くあげる事も可能ですが、なによりこのサイズは魅力です!一度組むと「もうMini-ITXしか愛せない......」というお客様もいらっしゃるほどです......。
また個々のケースによって注意点、パーツ選びのポイントが異なるのもMini-ITXならではですので、何か気になることや、小型PCでやりたいことがある場合は是非ツクモeX.パソコン館6Fスタッフまでご相談ください!
皆様のご来店をお待ちしております。
※1...お客様ご自身にお組み込み頂くのが前提の自作用の本体部品一式になります。キーボード、マウス、スピーカー、ディスプレイ等の入出力機器が別途必要です。
※2...現在為替レートによる価格の上下が激しいため、2014年11月2日現在のおおまかな価格とさせていただいております。また組み込み工賃、アフターサポート料金、OS以外のソフトウェア料金、配送料等は含まれておりません。