1℃でも温度を下げたい場合どうすればよいのか?
自作PCの謎にオーバークロッカー清水が全力で迫る"ちょっと真面目"なコーナー
今回のテーマは液体金属の活用術です。
殻割りしたCPUの内部に液体金属グリスを使うのは、
今やポピュラーなテクニックとなりました。
コアからヒートスプレッダへの熱移動がスムーズになるので、
大幅にCPU温度を低下させる事が可能です。
CPU内部の熱伝導材としてグリスを使用する製品、
Intel系で言うとIvy Bridge以降のLGA115X系のCPU、
AMD系で言うとTrinityなどの一部のAPUで有効なテクニックです。
殻割リスト諸氏の中で一番多いのは、CPU内部に液体金属グリスを使用し、
CPUとクーラーの間に普通のグリスを使用するという組み合わせだと思いますが、
クーラーとの間にも液体金属グリスを使うとどうなるのか気になりませんか?
CPU内部のグリスを高性能なシリコングリスに変更した場合よりも、
液体金属グリスに変更した場合の方が温度が下がるのは既知の事実。
ならば液体金属サンドイッチこそ至高なハズ...
過去にシミブロで検証した殻割り比較記事のグラフを見ても、
液体金属がグリスに圧勝しているので、
液体金属バーガーによる更なるCPU温度の低下に期待は膨らみます...ゴクリ
過去の検証記事はこちら→「CPUを殻割りするメリットとは?」