32bit OSでの自作はメモリ認識にご用心
tsukumo160517
32bit OSでの自作はメモリ認識にご用心
日本ではWindows 7の頃から64bit OSが普及しましたが、 まだどうしても事情があって32bit OSを使うという方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、IntelのSkylakeコアCPUを搭載する100シリーズチップセット搭載マザーボードには、Windows 7 32bit版はおすすめいたしません。
※100シリーズチップセット搭載マザーボードでは、Windows Vista以前のOSと、Windows 8.1と10の32bit版はサポートされていません。
※マザーボードによってはWindows 7の32bit版もサポートされていない製品もあります。
100シリーズチップセット搭載マザーボードでWindows 7の32bit版をインストールするとどんなことが起きるのか、先に確認しておきましょう。
※iGPUへのメモリ割り当てを32MBに設定した場合の表示です。自動設定の場合「1.90GB 使用可能」と表示されます。
なんということでしょう、これまで通りなら約3GBは使えるはずのメモリが 約2GBしか使用できなくなっています。 これはどうしてでしょうか。
このことについて、国内代理店に問い合わせてみたところ、チップセットの制限に由来するマザーボードの仕様のため、対策がないとのことでした。そのため、100シリーズチップセット搭載マザーボードでWindows 7 32bit版を入れようとすると、必ずこのような事態になってしまいます。
これはハードウェアの仕様によるもののため、メモリをフルに使うためには64bit版のWindowsを使う以外に方法がないことになります。
どうしてもWindows 7 32bit版で自作する必要のある場合には、HaswellコアCPUを使用する9シリーズチップセット搭載マザーボードをおすすめいたします。詳しくは店頭にてマザーボード売り場のスタッフまでご相談ください。
「CPU取付サービス」はご購入と同時のご依頼がおトク!
主にIntelのCPUで採用されているLGAタイプのCPUソケットですが、現在のPCパーツの中で最もデリケートな部分のひとつがマザーボードのCPUソケットです。
CPUの取り付けに失敗してピンを曲げてしまうと、パソコンが動かないどころか、マザーボードメーカーの保証も受けられないという、とても悲しい事態になってしまいます。
あらかじめツクモ延長保証へのご加入があれば、補償限度額まで修理費用を減額できますが、「CPU取付サービス」ならツクモのプロスタッフがマザーボードにCPUを取り付けた状態でお渡しするため、取り付けに自信のない方におすすめのサービスです。
その「CPU取付サービス」がCPUとマザーボードの同時購入時のご依頼で下記のとおり半額となります。パソコン自作をご検討中の方はぜひご利用ください!
CPU取付サービス(CPU・マザーボード同時購入時):
料金490円(税別)
(ケイタイdeポイント未入会の場合
740円(税別))
※購入時のご依頼ではない場合、上記金額の2倍の料金となります。
※起動しての確認は行ないません。起動確認が必要な場合には、「自作前の起動診断サービス」をご利用下さい。