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モニタ高額機のご紹介・・・第2回

皆さま、こんにちは

モニタコーナーです。

前回に引き続き、高額モニタの良さについて書いていきたいと思います。

 

お客様の声でよくあるのが

「高級機種のコントラスト比が低いのは何で?」

というものがあります。

当然、コントラスト比は低いより高いほうが良です。

確かに低価格のTNパネルのモニタは1万:1から800万:1までという凄まじいコントラスト比を持っているものがあります。

それに比べ高級機種は800:1から、多くても3000:1くらいまでが殆どです。

ならば、高額モニタは性能が悪いのか?と問われれば答えは「NO」です。

そもそも、コントラスト比とは何ぞや?と言うところから書かなければなりません。

かいつまんで書くと

画面内の「白(最大輝度)」と「黒(最小輝度)」の輝度比 

単位は「cd/m2」(カンデラ 毎 平方メートル)

というものなのですが、高ければ良いのかというと、そうでもなくて

見た目はくっきりしてメリハリは強くなるけれど、目が痛くなったりと弊害もあります。

そして何よりも、

その強力なコントラスト比が白から黒まで滑らかに表現できるわけでは無い

ということです。

良いモニタに求められる事は

・良く色が出る

・色の違いが分かる

・色に偏りが無い

・表示ににじみが無い

なので、高額機にはそこまで強烈なコントラスト比は必要無い、と言う事になります。

特に一眼レフのデジカメなどで夜間撮影をした時などは

シャドウノイズが見分けられないと補正できません

コントラスト比が高すぎて、信号上はノイズが乗っているのに、モニタ上では判別できない。

と言う事が起こってしまいます。

しっかり写真を見たい方などは高額機を使わないと印刷したときにショック受けますよ。 

ただ、補足しておく事ですが

コントラスト比が高いモニタは悪いモニタと言う事ではありませんすごく重要

比較的安価に高画質感を得る為には手っ取り早く安い方法なのです。

色を扱う仕事をしなければ、高コントラストのモニタは実にキレイに映ります。

国産テレビなどもそうですし、実際私が使っているモニタも500万:1のLEDバックライト

だったりします。

ココでコントラスト表現の得意なモニタをご紹介

EIZO SX2262WPXBK ¥74,800

物理的に白黒表現が得意なVAパネルに

SXシリーズの持つ最高の演算能力がドッキング!

更にキャリブレーション用のセンサーまでついてます。

夜間撮影やスタジオ写真の編集なんかにピッタリですね。 

今回の結論は 

使い分けが重要 ということですね。