★ 80PLUS GOLD電源をワットチェッカーにつないでみました
こんにちは、3F電源コーナーです。
最近はラインナップも充実した感のある、
80PLUS GOLD認証を取得した電源ですが、
実際どんなもんなのよ?と、ふと思ってしまったので
ワットチェッカーにつないでみました。
ちなみに80PLUS認証というのは、
簡単にいうと交流→直流の変換効率が良い証明の事。
変換効率が良いと…→変換ロスが少ない→消費電力が少ない
ということになり、電気代の削減につながるわけですが、
自作ユーザー的にはそれよりも、
発熱が少なくなる方が魅力的ではないでしょうか。
(変換ロスしてる電気は熱になるため、変換効率が良いと発熱は少ない)
FANがそれほど回らなくなるので、静音性も向上しますしね。
80PLUSのランクの違いは…
ランク 変換効率
80PLUS(無印) 80%以上
80PLUS BLONZE 85%以上(50%負荷時)
80PLUS SILVER 88%以上(50%負荷時)
80PLUS GOLD 90%以上(50%負荷時)
※負荷率に応じて求められる変換効率は変わります。
なお、普通の電源の変換効率は70%ぐらいといわれてます。
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さて、テストに使用したPCの構成は下記のような感じです。
CPU:INTEL Core i7 920
M/B:X58搭載品
RAM:DDR3 1866 1G×3
VGA:GTX295搭載品
HDD:SATA接続 320GB ×1台
他、DVDドライブ1台とケースファンを4つ。
#諸事情により、CPU以外はメーカー伏せます。
今回はアイドル時と高負荷時(3Dベンチマーク使用時)を測ってみました。
高負荷時といっても変換効率が良くなる定格の40~70%負荷を狙ってます。
ワットチェッカーはサンワサプライのTAP-TST5を使用。
電力(W)を測ってます。
アイドル時でも常に変動するので、「平均っぽい」ところを写真に撮ってます。
…つまり、割といい加減な測り方な上、
環境によって大きく結果が変わりますので、
「こんな結果もでますよ~」という参考程度にして下さい。
※そもそも同じ定格出力の電源で比較できてない…(がーん)
なので、お問い合わせや、突っ込み等はご勘弁下さいませ(笑)。
まずは、80PLUS(無印)認証取得
某メーカー定格600W電源(参考価格:12000円前後)の結果
アイドル時 高負荷時
続きまして、80PLUS SILVER認証取得
seasonic SS-850EM定格850W (当店標準価格:24,800円)の結果
アイドル時 高負荷時
最後に、80PLUS GOLD認証取得
seasonic SS-750KM定格750W(当店標準価格:29,800円)の結果
アイドル時 高負荷時
…とこんな感じになりました。
正直、高負荷時は変動が激しいため80PLUS認証を取得してる
電源であればそう大きく差はついてない印象なのですが、
アイドル時は変動も小さい為、80PLUS GOLDのSS-750KMはかなり
電力が低いと感じました。
そして何より、SS-750KMは発熱が少ない!FANが静か!
夏場の稼働とかを考えると、少々お値段は張りますが
80PLUS GOLDの電源に乗り換えようかと、検討している担当です。
ちなみにSS-850EMとSS-750KMは現在、
店頭価格は標準よりお安くなっております。
さらにSS-750KMはテスト時の構成のPCでデモ中です。
ぜひ、ご来店してお確かめ下さい~。