【サポート】Windows 10のサポート期間はどうなっているの?
2017年5月現在、Windows 10には4つのバージョンがあります。
Windows 10では従来のWindowsと異なり、バージョンごとにサポート期間があります。
発売当時のバージョン1507はすでにサポート期間が終了しており、
来週の5月9日に移行の猶予期間が終了します。
基本的には、最新のバージョンが公開されてから約4ヶ月が経過すると、
最新のバージョンから2つ前のバージョンのサポートが終了します。
その後、猶予期間(通常は60日)の間は最新の更新プログラムが提供されますが、
猶予期間の終了とともに最新の更新プログラムの提供が終了します。
猶予期間が終了すると、Windows 7のService Pack 1なしの状態
(Service Pack 1を入れないと最新の更新プログラムがインストールできない状態)
と同じような状態になります。 なお、猶予期間が過ぎても、最新のバージョンへのアップデートは可能です。
単純化して言うと、
最新のバージョンが公開されてから約半年で、2つ前のバージョンのサポートが完全に終了する
ということです。
それぞれのバージョンのサポート期間は異なっていますので、まとめると下記のようになります。
バージョン | 名称(ビルド番号) | 公開日 | サポート終了日 |
1507 | RTM(10240) | 2015/7/29 | 2017/1/26(猶予期間終了:2017/5/9) |
1511 | November Update(10586) | 2015/11/10 | 2017年8月頃の見込み |
1607 | Anniversary Update(14393) | 2016/8/2 | 次々バージョン公開の約4ヶ月後の見込み |
1703 | Creators Update(15063) | 2017/4/11 | 次々バージョン公開の約4ヶ月後の見込み |
※公開日は一般ユーザの使う「Current Branch」での公開日です。
つまり、すでにサポートの切れたバージョン1507のほか、
バージョン1511も今年中に更新プログラムの提供が終了する見込みとなっています。
新しいバージョンでないと動かない最新のパーツを買った場合や、再インストールの際に
最新のバージョンのWindowsでインストールしたい場合には、
メディア作成ツールで最新のバージョンのインストールメディアを作成してインストールするようにしましょう。
※例えば、Intel 第7世代CoreプロセッサやAMD Ryzenプロセッサでは、バージョン1607以降が必要とされています。