お問合せ先はこちら 052-263-1655

【サポート】複数のパッケージ版Office 2013/2016を持っている場合、再インストールはプロダクトキーに注意しよう

201706_Office_01-s.jpg

ディスクメディアが付属していたOffice 2010までのパッケージ版と、

Office 2013以降のパッケージ版Officeでは、プロダクトキーの仕組みが異なります。

購入後の初回インストールの際は、 パッケージに記載されたインストール用の

プロダクトキーを使ってインストールします。 再インストールを行なう際は、

Officeのマイアカウントページからインストーラをダウンロードしてインストール

するようになっていて、

再インストールには初回インストールで使用したインストール用のプロダクトキーは使用しません。

また、インストールされたOfficeのプロダクトキーは、 インストール用のプロダクトキー

とは異なる内部のプロダクトキーで管理されています。 そのため、

同じエディションのOfficeを複数所持している場合、 パッケージに書かれた情報からは、

どのライセンスをどのパソコンにインストールしているのか区別ができません。

※Office 2016は厳密にはパッケージ版ではなくPOSA版ですが、この記事では店頭での単体販売製品という意味でパッケージ版と表記しています。
※DSP版ではパソコンに付属していたキーそのものがあればできますので、この記事のような問題は起きません。(マイアカウントページで登録という仕組みではありません)

例えば、Office Personal 2016を2本持っている場合、 Officeのマイアカウントページ

ではOffice Personal 2016のインストールボタンがふたつ表示されます。

それぞれのインストールボタンからダウンロードできるインストーラは、

それぞれのOfficeの内部のプロダクトキーごとに異なる専用のものになっています。

そのため、ダウンロードページでは対応した内部のプロダクトキーが確認できるようになっています。

すでに別のPCで使用中のプロダクトキーのインストーラをダウンロードしてインストールしまうと、

同じプロダクトキーで2台のPCにインストールしたことになってしまい、

ライセンス認証で問題が発生してしまいます。

あらかじめ別のPCで使用中の内部のプロダクトキーを確認して、重複しないようにダウンロードしなければなりません。

もし、間違って別のプロダクトキーのOfficeをインストールしてしまった場合、

インストールされているOfficeのプロダクトキーだけを変更することはできません。

プロダクトキーを変更するには、一旦Officeをアンインストールして、プロダクトキーが

重複しないように再度ダウンロードしてインストールするようにしましょう。

ここで注意しなければならないのは、 マイアカウントページのダウンロードページに

表示されている内部のプロダクトキーと、 Officeのパッケージに記載の

インストール用のプロダクトキーは異なっているということです。 そのため、あらかじめ

パソコンごとにインストールしているOfficeの内部のプロダクトキーを確認しておき、

どの内部のプロダクトキーがどのパソコンに使われているか把握しておく必要があります。

インストールされているOfficeの内部プロダクトキーの調べ方やダウンロード画面に

表示されるプロダクトキーとの比較方法など、 詳しい手順は下記Microsoftのサポートページをご覧ください。

同じ Microsoft アカウントを使用する複数のパッケージ版の Office インストールを管理する
https://support.office.com/ja-jp/article/同じ-Microsoft-アカウントを使用する複数のパッケージ版の-Office-インストールを管理する-b2897d43-9ec1-4040-9cf0-2bafa416e071