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【TEAM GRAPHT eSPORTS PRO GEAR STORE NAGOYA】元祖IE3.0系統マウスとRAZER比較レビュー

今回もデバイスの比較レビューを行う。
しかし、この記事で比較するのは純粋なゲーミングマウスではない。いつものDEATHADDER ELITEはそのまま、本家Microsoft Classic IntelliMouseを貸していただけたので、対象として比較してみる。

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まずゲーミングマウスであるDEATHADDER ELITEとゲーミングではないIntelliMouseのスペックを比べてみよう。

DEATHADDER ELITE
センサー:PIXART PWM3389 16,000DPI
ボタン数:7
重さ:105g
寸法:127 mm(長さ)x70mm(幅)x44mm(高さ)
特記事項:メイン、サブボタンはOMRONと協力開発したスイッチを使用。

Microsoft Classic IntelliMouse
センサー:Microsoft BlueTrack Technology 3,200DPI
ボタン数:5
重さ:129g
寸法:約132mmx約69mmx約43mm

形状はかなり近いものの、絞り具合や重さが異なるために使用者によって好みは分かれそうだ。ちなみに、Microsoft Classic IntelliMouseの方がややシェイプされた感じになる。
1996年に登場した「Microsoft IntelliMouse」を基にした二つのマウスは、それぞれ異なる道を歩み、別々の答えを導き出した。ゲームプレイで、それぞれの答えを見ていくことにした。

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プレイするゲームはWAR THUNDERアーケード陸戦。理由は、ある程度は戦えるからだ。これまでのレビューではRAINBOWSIX SEIGEのオフラインマッチを使っていたが、それでは実際の戦績につながるかはわかりにくい。ある程度プレイ経験があるゲームでオンラインマッチなら、戦績として結果を見せやすくなると考えたためだ。

先行でDEATHADDER ELITEを試してみる。使い慣れた感触、優れたセンサーはやはり戦いやすい。滑り、握り心地含めて違和感を覚えることが一切ない。おかげで戦績は0D5Kの不可のない結果(被撃破なし、撃破5)となった。肉入り(プレイヤーが操作している車両)が極端に少ないのが影響していそうだが、エイムを外すことはなかった

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カタカナ名のキャラクターはNPC


二回目では、Microsoft Classic IntelliMouseを使用して戦闘に参加してみた。以外にもこれが優秀で、結果的にはフル肉入りのマッチ1D9K(被撃破1、撃破9)というまあまあ良好な戦績だった。感触はというと、DEATHADDER ELITEよりも細身というより落ち着いた印象を受けた。物理的な重量はこちらの方が重いようだが、特にそれ自体が気になる場面はなかった底面のソールがDEATHADDER ELITEよりも小さいことが影響してか、マウスそのものが止まりやすい。あまり摩擦の強いマウスパッドを使用するとエイム目標より少し前でピタッと止まってしまうかもしれない。が、すべりの良いハード系やSPEED系の布ならその心配がなさそうだ。問題としてみるべき点はなく、ゲームでもその威力を発揮する。

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今回はつけてそのまま試したが、ここではドライバーソフトも紹介しておこう。
Microsoft Classic IntelliMouseのページへ行き、ダウンロードの項目に行く。自分の使用しているOSのバージョンを入力し、ソフトの名前をクリックするとダウンロードされる。インストールしたら、あとは使うだけだ。インストールの際、管理者権限でファイルを実行しないと完了してくれないので要注意だ。DPIの変更や設定もこの機能から行えるので、Microsoft謹製ゲーミングマウスな感じだ。

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まとめ
最高感度やCHROMA機能、センサーのを求めるならDEATHADDER ELITEで間違えないが、元祖IE3.0系マウスとしてMicrosoft Classic IntelliMouseを選ぶ価値あり。比較して安い価格と高い品質も手伝って、同程度の価格の入門向けゲーミングマウスより魅力的に感じる。
業務内のわずかな時間なため1戦ずつしか試せなかったが、結果が物語っている。