【TEAM GRAPHT eSPORTS PRO GEAR STORE NAGOYA】最高を求めるならRAZER MAMBA TE
以前、
【TEAM GRAPHT eSPORTS PRO GEAR STORE NAGOYA】RAZER MAMBA TE/DEATHADDER ELITE 2大マウス比較レビュー
以前も紹介したように、このマウスはセットアップされた状態でこそ真の力を発揮する。
セットアップの手順は既に紹介済みであるが、RAZER SYNAPSEが新しくなったので再度紹介しておこう。
まずはMAMBA TEをPCに接続する。
すると、RAZER SYNAPSEが更新されるので、それを開く。
MAMBA TEを選択する。
ここで、ポーリングレートを500MHzから1000MHzへ引き上げる。
ポーリングレートとは、「秒間あたりにPCと情報を交換する回数」を示す数字であり、大きな数字であるほど細かな動き、大きく動いた量も伝達されるためゲームをプレイするうえでは有利になる。
変更後、「較正」タブに移る。
ここで忘れてはならないのが、マウスのリセットである。必ず左右クリックボタン、中クリックを5秒以上押し、マウスをリセットしておく。
リセットが済んだら、「表面を追加」を選択。
使用しているマウスパッドを選択し、調整をクリックする。通常はここで終わりだが、一部短時間のトラッキングをすることもある。他社のマウスパッドなら「カスタム」でトラッキングを行うことで対応可能。
トラッキングの手順は以下の画像の様になる。
指示通り左クリック。
適当に動かして終了。カスタムでのトラッキングは任意のタイミングで再び左クリックすることで終了出来る。
これでセットアップは完了となる。そして、理想的なのはこれをPCの再起動毎に行うことである。
普通のマウスでは行わない工程なだけに戸惑うユーザーも居るかもしれない。
しかし、短距離走者が靴紐を結び直したり、剣道の剣士が防具を付けるように、その都度状況の違う環境下において使用されるe-Sports用マウスも調整を行うことが理想である。前二者の方がよほど手間が掛かること考慮すると、パフォーマンスを最大に引き出す為の行為として比較的易いと言える。
ある意味、ゲームに対してスポーツとしての意識を高く持つプロ志向ユーザーに向いているかもしれない。
実際に普段使ってみると、手の動きを狂いなく再現する完璧な精度を味わうことが出来る。DEATHADDER ELITE等の光学センサー搭載型のものがヌルヌル、スベスベと言った感じなら、MAMBA TEのレーザーセンサーはパッキパキ、パリパリと言った感じだ。補正感やサポートされている感覚は一切なく、ダイレクトに手の動きを追ってくる。オートマチック車とマニュアル車の違いといえばわかりやすいだろうか。
更に付け加えると、有線タイプであるMAMBA TEは無線タイプのMAMBAに比べると極めて軽い。この軽さのおかげでコントロール性能に拍車がかかっている。
以前はなかったが、現在なら
「勝つと丼が食べられる」あのゲーム
で試すことが出来る。私が居る日であればセットアップが済んだMAMBA TEを味わうことが出来るはずだ。
数日前、二人組がMAMBA TEを使って丼を食べるところを目撃しているので、性能は間違いないだろう。執筆前にプレイした私は、何故か隠れている部屋に一直線に向かってきたプレイヤーにあっさり一撃されている。