モバイルノートはゲーミングPCの夢を見るか?
こんにちは!PC本体担当です。
前々から気になっていたことを実験してみました・・・
「ノートPCでゲームしようと思ったら、最初からGeForceなどGPUが搭載されたモデルを選ばなければならない」
「ノートPCでGPUの後付はできない」
・・・今までの常識はこれでした。現時点においても基本的にはこの通りなのですが、一部のモデルでGPUの外付けが可能になってきています。接続にThuderbolt3を用いた外付GPUボックスと言われる商品がいくつか登場し、Thunderbolt3端子を持つPCであればGPUの外付けが実現できるようになっているのです。
その中でも一番人気はこちら!
ゲーミングデバイスでおなじみのRazarから発売されている「Razer Core X」です!!
こちらを使えば、全然ゲーミングじゃないノートPCもゲーミングノート化できるんでしょうか?
早速やってみましょう!
今回ベースにするノートPCはこちらをチョイス。
TOSHIBA PUX53FLPNEA
軽量で長時間バッテリー稼動、タッチパネル対応のなかなか優れたモバイルノートPCです。もちろん、ゲーミングな雰囲気はかけらもありません(笑)
スペックはこちら
グラフィックはCPU内蔵のIntel HD Graphics620です。当然3D系のゲームをバリバリ動かすようなものではありませんが、このモデルにはThuderbolt3端子が2ポートありますので、こちらにRazer Core Xを繋げてみます。
Razer Core X登場!
ケースを開けて、GPUを装着します。(GPUは別売です)
ここはゲーミングのド定番、NVIDA GeForceGTX1060 (6GB)を装着してみました。
接続はThuderbolt3です。端子の形状はUSB-Cですので、非常に小さいですね~。ホントに大丈夫?と思ってしまうぐらい。
接続が終了したら、GeForceのドライバをインストールします。手順はデスクトップにGPUを取り付けるのと基本的に一緒ですね。
どの程度性能が向上したか確認するため、FINALFANTASY XV ベンチマークでテストしてみました。
解像度 1920 x 1080 / 標準品質とした場合・・・
GPU装着前のスコア 「459」 <<動作困難>>と表示されてしまました・・・
さすがに荷が重く、ベンチ1周する間、他のゲーミングPCは同じ設定で4-5周はしてましたかね・・・
そして、GPU装着後は・・・「4206」 <<普通>>と判定されました!!劇的なスコアアップ!これなら十分にプレイできますね♪
画面を見ていてもその違いは一目瞭然でした。
ビデオカード接続したから、ビデオカードにモニター繋がなきゃダメ?ということはなく、ちゃんと元のノートPCの画面で使えますよ!
もちろん、ビデオカード側の接続端子も有効ですので、より高性能なゲーミングモニターを接続してみるのもいいかもしれませんね。
持ち歩けば軽量なノートPC、家に帰ればゲーミングデスクトップに変身!という使い方もできますよ。
Thunderbolt3端子を持つノートPCに要注目ですね♪
不明な点は、店頭スタッフにお気軽にお尋ね下さい。ご来店お待ちしております。