【サポート】Windows 10のサポート期間はどうなっているの? rev.2
※こちらの記事は2017年5月2日掲載「Windows 10のサポート期間はどうなっているの?」を最新の情報に改訂したものです。
祝、J1残留(小声)
さて、2018年12月現在、Windows 10には7つのバージョンがあります。
Windows 10では従来のWindowsと異なり、バージョンごとにサポート期間があります。
発売当時のバージョンから数えて4つ目のバージョン1703までは既にサポートが終了
しています。
基本的には、最新のバージョンが公開されると、 最新のバージョンから3
つ前のバージョンのサポートが終了します。 その後、しばらくの間は最新の
更新プログラムが提供されますが、その後は最新の更新プログラムが提供されなくなります。
例えてみると、Windows 7のService Pack 1なしの状態(Service Pack 1を入れないと
最新の更新プログラムがインストールできない状態)と 同じような状態になります。
なお、サポートが終了しても、最新のバージョンへのアップデートは可能です。
それぞれのバージョンのサポート期間は異なっていますので、まとめると下記のようになります。
バージョン | 名称(ビルド番号) | 公開日 | サポート終了日 |
1809 | October 2018 Update(17763) | 2018/10/2 | 2020/4/14 |
1803 | April 2018 Update(17134) | 2018/4/30 | 2019/11/12 |
1709 | Fall Creators Update(16299) | 2017/10/17 | 2019/4/9 |
1703 | Creators Update(15063) | 2017/4/5 | サポート終了(2018/10/9) |
1607 | Anniversary Update(14393) | 2016/8/2 | サポート終了(2018/4/10) |
1511 | November Update(10586) | 2015/11/10 | サポート終了(2017/10/10) |
1507 | RTM(10240) | 2015/7/29 | サポート終了(2017/5/9) |
※公開日は一般ユーザの使う「Current Branch」での公開日です。
※サポート終了日はMicrosoft ライフサイクル ポリシーのウェブサイトで確認しています。
つまり、すでにサポートの切れたバージョン1703以前に加えて、
バージョン1709も来年にはサポートが終了して更新プログラムの提供が
終了する見込みとなっています。 また、PCパーツによっては発売時点で
最新のバージョンのWindows 10でないと、 デバイスドライバーが
インストールできなかったり、Windows Updateが失敗したり、
動作が安定しなかったり、 という事例があります。
※例えば、GeForce 10シリーズではバージョン1511以降が、 Intel 第7世代Core
プロセッサやAMD Ryzenプロセッサではバージョン1607以降が必要とされています。
新しく組み立てた自作PCにWindows 10をインストールする際に、
インストールメディアがPCパーツの発売よりも古い時期のものの場合には、
最新バージョンのWindows 10のインストールメディアを作成してインストール
するようにしましょう。
Windows 10のメディア作成ツールは下記のURLからダウンロードできます。
メディア作成ツールを使用すると最新のバージョンのインストールメディアが作成できます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
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