【サポート】USB Type-C端子はコントローラーの仕様を確認しよう
まずは業務連絡です
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グラフィックボードに搭載のUSB Type-C端子の例
最近は見かけることも多くなったUSB
内部に搭載されているコントローラーの部品によって対応している機能が異なります。
例えば、USB Type-CからDisplayPortへの変換ケーブルや、USB Type-C接続の液晶ペンタブレットは、
USB Type-C端子がDisplayPortに対応していないと使えません。 また、
Thunderbolt 3対応機器はUSB Type-C端子がThunderbolt 3に対応していないと使えません。
そこで、PCについているUSB Type-C端子の中身(対応プロトコル)についてまとめてみました。
対応プロトコル | 主な搭載製品 | 備考 |
USBのみ対応 | デスクトップPC用マザーボード、USB増設ボード、など | 形状がUSB Type-Cになっているだけの端子で、USBの最大速度はUSBコントローラーに依存(※1) |
USBとDisplayport信号に対応 | ノートPC(一部モデル)、グラフィックボード(GeForceの一部モデル)など | グラフィック機能から映像出力を引っ張ってきている端子で、USBの最大速度はUSBコントローラーに依存(※2) |
USBとDisplayPort信号とThunderbolt 3信号に対応 | Thunderbolt 3に対応したPCやマザーボード、Thunderbolt 3増設ボード | Thunderbolt 3そのもののため映像出力にも対応している端子で、USBはUSB 3.2 Gen2(旧称USB 3.1 Gen2)に対応 |
※1 USB 2.0のみ対応や、USB 3.2 Gen1(旧称USB 3.0またはUSB 3.1 Gen1)まで対応、USB 3.2 Gen2(旧称USB 3.1 Gen2)まで対応、USB 3.2 Gen 2x2まで対応など
※2 USB 3.2 Gen1のみの対応や、USB 3.2 Gen2まで対応、USB 3.2 Gen 2x2まで対応など
※Power Deliveryは対応プロトコルとは別に規格がありますので、PCなどホスト側の仕様によって給電能力は異なります。
Thunderbolt 3についてはThunderboltのロゴや表記があるため判りやすいですが、
DisplayPortの対応については製品のスペック表などを確認しないことには判別が難しくなっています。
USB Type-CにUSB以外のプロトコルの機器を繋ぐ場合には、事前にメーカーのスペック表などで
USB Type-C端子の仕様について確認するようにしましょう。
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