【デジカメコーナー】 きょうのデジカメ 10月26日号
【デジカメコーナー】きょうのデジカメ |
本日は商品のご紹介、ではなく、ボディのちょっとした選び方について |
本日のご紹介は、10月20日のブログと同じような感じで、ちょっと詳しく書いてみます、皆様お付き合いください。
まず、写真に興味が出てきて、一眼が欲しい!でもいっぱいあってわからなーい。という人!!大まかに分けて2つです
一つは一眼レフ、にするか、ミラーレスにするか、です
ミラーレスと一眼レフの違い、それはなんと言っても大きさ!だったら小さい方がいいんじゃないの?っていう方が大半ではないでしょうか
ただ小さいボディのミラーレスにはできないこと、もあるのです。小さく作れる理由の一つとして、一眼レフにはレンズを開けるとミラーがあります。
上記左が一眼レフのキヤノン EOS7D 右がミラーレス、ソニー NEX5N のレンズを外した状態です。
キヤノンの方にはレフ板がついていて、カメラ上部の覗き穴まで反射し、撮影する写真と同じものを肉眼で見ることができます。
そして、ソニーのNEXではレフ板がないため、情報を一度液晶に映しだし、それを確認して撮影!という形になります
このレフ板を取っ払うことで大幅に小さくしているのです。
さてさて、このレフ板、実はかなり重要な役割をしております。それは、オートフォーカス(AF)の方式に関係してきます。
液晶で見るミラーレスは例外もありますが、基本的にコントラストAFを採用しています。
それに対して一眼レフは位相差AFという方式を採用しております。
おおまかに、コントラストAFは、コントラスト(明暗)を検出してピントをあわせます。位相差AFは、専用センサーとレンズからの光を結像させてピントをあわせます
なので位相差AFは、専用センサーを付ける仕組みのお陰で大きくなります。コントラスAFは装置いらず、そしてコントラストを検出、なのでアルゴリズムによっては顔認識、なんてことも可能です
ただし!コントラストを検出するとなると、動くものは検出するまもなく動いてしまうので、このコントラストAFは動くものにめっぽう弱いのです。
そして一眼レフの話に戻りますが、覗き穴から自分の目で見て撮影、ですので自分のタイミングでシャッターが切れます。
ミラーレスは、液晶に一度映しだしてからの撮影になりますので、ワンテンポ遅れます。これが一眼レフとミラーレスの大きな違いです。
なので!風景撮影メインだったり、動かない被写体の撮影が多いなら、ミラーレスでもいいかなって気もします。
ただ動くものを撮影するなら一眼レフがオススメです。
他にももちろん違いは、大きところ、細かいところも含めて有りますが、上記を選ぶポイントの参考としてみていただければ幸いです
一眼を選ぶ基準の大まかなもう一個、ボディ内手ブレ補正搭載か、レンズ内手ブレ補正搭載か、も書く予定でしたが長くなってしまったのでまた次回に~
文章だと伝わりにくいところもあったので、よければ店頭スタッフに一度お聞きください☆