サポート情報 11月12日号
USBケーブルでの充電はACアダプターからの充電がおすすめ
ACアダプターの例
(iPhone11 Pro付属品)
スマートフォンなどUSB端子から充電する機器に充電する場合、USBケーブルでPCに繋いで充電することもできますが、 PCとデータをやりとりするのでなければ、ACアダプターに接続するのがおすすめです。
主な理由として、PCのUSB端子は充電に特化していないため、電力供給能力がACアダプターと比べて低く、充電するのに時間がかかることが挙げられます。 そこで、PCのUSB端子の電源供給能力をワット数でまとめてみました。
USBケーブルの接続先 | 電源供給能力 |
USB 2.0端子 | 2.5W |
USB 3.0端子 | 4.5W |
Type-C形状のUSB端子 | 7.5W(製品により15Wの場合も有) |
ACアダプター(参考:iPhone11 Pro付属品) | 18W |
ACアダプター(参考:ZenFone 6付属品) | 18W |
例えば、iPhone11 ProをPCのUSB 3.0端子に繋いで充電する場合、純正のACアダプターと比べて電源供給能力が1/4のため、単純計算で4倍の時間がかかることになります。 そしてUSB 2.0の端子に接続した場合、7.2倍もの時間がかかる計算となります。 また、統計などのデータはありませんが、PC側は最大の出力で長時間供給しつづけることになるため、PCが消耗しやすくなるともいわれています。
このように、PCでスマートフォンなどを充電するメリットはあまりありません。 PCとデータのやりとりをする等の事情がなければ、充電は対応したACアダプターで行なうようにしましょう。
※こちらのブログ記事はブログに掲載した時点の情報に基づいて作成されています。
tsukumo191112
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