【ほぼ週刊企画】Robiをつくる 第4号 ~頭とサーボの組立~

第4号&5号が届いておりました。
今回は待望のサーボ入り、4号の内容をお届けします。前回あっさりだった分、今回は写真多めです。

表紙はこんなです。


4号の表紙は横からのショット。脚の構造がわかる1枚。
今までの号は部品が紙箱入りでしたが、今回は部品が小さいからか簡素です。
後ろの青い台紙をはがして開封! バリバリバリー!

続いてパーツの確認を。

まずは部品の確認です。
第4号の部品は左上から順に、サーボモーター、サーボカバー(ヘッドスタンド用)、バックヘッドカバー、右耳裏側カバー、皿ネジです。

実際に作業に使う部品を並べるとこうなります。
2号で作った頭部パーツや、1号のフロントヘッドカバー、右耳パーツなど。

頭部を組み立てる。


最初の作業は頭部の組立です。
1枚目のようにはめて、側面の左右各3点をネジ留めします。
説明では1本ずつネジを締めて、片面が終わったらもう片面という風に書かれていますが、6点全部を仮留めして順番に締めていきます。
ネジを締めると頭部のフレームが少し変形する(たぶん意図どおり)ので、歪みがないようにしたいですからね。基本大事。
といっても、そのうち分解して再組立する筈なので今は適当でいいと思います。

さてフロントに続いてバックヘッドカバーです。
ご覧の通り、左右で形状が違います。配線の都合なのかな。
これもネジ留めします。やはり少し変形しますので、基本どおりに締めます。

そして出来たものが4枚目。
一気にそれっぽくなってきました。耳を取り付けるのが待ち遠しくなります。

右耳を組み立てる。


お次は右耳パーツに裏側カバーを付けます。
カバーには裏表がありますが、逆だとはめられないので特に注意しなくても大丈夫です。
ネジ1本締めるだけの簡単作業ですが、もしかすると分解する事になるかもですので、ねじをナメないように(ねじ穴をつぶしてしまわないように)無理は禁物です。見栄えも大事ですし。

サーボモーターを組み立てる。

さあ、待望のサーボモーターです。
2足歩行ロボットで大体やる作業、サーボのネジ外しから。
4本のネジを抜いていきます。このネジは絶対に失くしてはいけませぬ。

ネジを抜いたら、裏ブタ(端子がある側のフタ)を外します。
そして中の基板とコンニチワ。説明では基板上の電子部品に触らないように書いてあります。
普通は触っても問題ありませんが、静電気パチーンをやってしまったら大体アウトなので触らないようにしましょう。
静電気が溜まりやすい人は、事前に手を水で洗う、静電気防止手袋をするなど、対策をするとグッドです。


次にサーボケーブルを接続します。位置を合わせて上から軽く押し込みます。
はまった手ごたえがあったら、横から見て確認します。


きちんとケーブルが接続できたら、外した裏ブタの替わりにサーボカバーを取り付けます。
サーボカバー中心の穴にケーブルを通して、外しておいたネジで留めなおします。
この円盤状の部分がヘッドスタンド胴体とつながるはずです。
......しかし『胸像用』部品ということは、とりあえずの部品であって最終的には分解して本来の部品と組み替えられる運命(ディスティニー)なのでしょうか。

作業終了。

さて、今回の作業はこれで終了となります。
記録写真をとらなければ大した作業ではありません。
店員はかなり時間がかかりましたが。
その理由は......。↓

オマケ(?)サーボモーター比較写真。

→このオマケコーナーをやるためです。
フタバRS304MDとRobiのサーボ(以下、Robiサーボ)をざっくり見比べてみました。


まず出力軸側です。
ごらんの通り、若干形状が違います。
軸形状はRS034MDが全周にセレーションがあるのに対して...(チョイ面倒なのでホーンは外してません)。
Robiサーボだと凹状の欠けがあります。

裏側。左がRS304MD、右がRobiサーボです。まったく違いますね。

側面。やはり凹っておられます。

基板部分。左がRS304MDで、右がRobiサーボです。
分解してるRS304MDは現在の中国生産ではなく古い台湾生産品ですので、今とは違うかもしれません。


基板裏側。上がRS304MDで、下がRobiサーボです。
ハンダを取って分解するのは流石に危なそうなのでチラ見せで。

出力軸側ギヤまわり。上がRS304MDで、下がRobiサーボです。
最終段の軸以外は同じ物のようにしか見えません。
これは交換用ギヤの販売チャンス到来ですか!? ヤッター!!
後日改めて確認してみます。

以上です。
RS304MDと一致する部分も結構ありましたね。明確に違う部分も多いですけどね。
まずRobiのほうはデイジーチェーン接続っぽいですし、あと定格電圧がまだわかっていません。
テストボードは手元にありますので、今度試してみたいところです。使い方の説明がどこにもありませんけど......。
では今回はここまで!また来週!

参考:ディアゴスティーニ・ジャパン公式動画
『第4号 ロビの頭部とサーボモーターを組み立てる』
...次回へ続く!