お問合せ先はこちら 03-3253-5599

Abee acubic C10 作例展示デモ開始!!

お待たせいたしました&初めまして
今回より本店Blogに参加させていただくことになりました店員Kです。
バス釣り記事とか書いてた今までのKとは別人です。私はT.K、今までのはS.Kです。紛らわしくてすみません(汗)
どうぞお見知りおきを。

さて、今回ご紹介するのはAbeeから出ましたmini-ITX用キューブケース

「acubic C10」です。

新商品で注目度も大きいかと思いますので今回はこれを使ってデモ機を作成します。
色は全9色ありますが今回はCitrus Yellowをチョイス。




(R10も出たばっかりなのに新商品投入とは気合はいってますねAbeeさん。)

mini-ITXといえば最近までは高嶺の花。
比較的手に入りやすい物でもC3やC7がほとんどで、性能については物足りない感が否めません。
もちろん775やAM2用のもございますが、マザーボードだけでも4,5万しますので、なかなか手が出せない状態でした。

最近はIntelさんのAtomマザーや、AMD系の安価なものも増えきました。特にAMD系は種類も増えて、デスクトップ用のCPUがそのまま使えるので、AMD派の私には嬉しい限りです。

少し脱線しましたが早速本題へ
今回、デモ機を作成するにあたり、こんな構成で考えてみました。

CPU:AthlonX2 4850e
M/B:NC62K-LF
MEM:D2U800CQ-1GLZJ
HDD:HDP725050GLA360
DVD:KRDV-GH20NBK
PSU:KRPW-J400W
フロントファン:Gentle Typhoon 9cm 1700rpm x1


コンセプトとしてはリビングにおける静音PCですね。

まぁいたって普通の構成ですね。
面白くもなんとも無い普通のね・・・。

って・・・あぁぁぁぁぁ駄目だぁぁぁぁぁ!!
普通の構成なんて俺には作れねぇー!

と言う事で構成変更!

でもデモ機だしなぁ・・・など葛藤を繰り返しまして
CPUだけでも・・・と言う事でCPUをPhenomに変更しました。

構成が決まったところで、さっそく部品を確保しようとしたところ
本店にメモリだけ無く、探したところeX.の方にあるじゃないですか。

早速、確保する為に電話しましたが、なんと電話に出たのはeX.のメモリ担当であるT氏。

デモ機に使うので分けて欲しいと言うと・・・
↓↓こんなやり取りに(笑)

私「デモ機に使いたいんで1GBのメモリ欲しいんだけど・・・」

T氏「あ?1G?なにそれ?やっぱり4GBでしょ4GB」


私「いや、2GB在庫無いでしょ?」

T氏「いやいや、そこを4GB突っ込むのがお前だろ?」

私「だってUPto2GBって書いてあるし・・・」

T氏「えーそんなお前見たくないな・・・お前なら4GBやると思ったのに・・・」

私「!わかったよ!やればいいんだろ!やれば!」

っと言うやり取りでメモリもメーカー非公認な4GBメモリを使うことになりまして・・・
(実際は内心ワクワクしてしょうがないんですけどね)

さて、部品もそろったところで組み立て開始。




サイドとフロントのパネルを取り外し




スペーサー、IOパネル、マザーを取り付け配線も可能な限り終わらせ
さて電源を・・・




ってはいらねぇぇぇぇぇぇぇ!!
CPUクーラーと電源がごっつんこしてます・・・。

すぐさまメーカーへ確認の電話をしてみると

abee営業さん「AMDのリテールクーラーは入りません。SilverStoneの薄型クーラーならいけますよ。」
だってさ・・・

俺のデモ機作成はこんな所で終わってしまうのか・・・
否!入る入らないではない!入れるのがこの私!

ATX電源が駄目でもSFXならどうだ!
と言う事でメーカー様に無理言って、Owltech様からATX変換ブラケットとS6(SS-350SFE/S)をお借りして、再度チャレンジ開始。

っとここでもう一つ問題がありまして、今回はKRDV-GH20NBKを使用していますが、このケース・・・奥行きの長い光学ドライブは結構厳しいと思います。




まぁ役に立ってなさそうなリアファンを外せば別ですが・・・
(一個人としてもLG電子のGH20NS10とかKRDV-GH20Nをお勧めします。)

気を取り直してLet'sチャレンジ!!




BIOSが立ち上がりメモリを確認すると・・・
おぉ4GB認識してるぅぅぅぅ
なんかあっさりでツマラン・・・

そして設定を終わらせOSをインストールし、パネルを閉めて温度確認の為負荷テスト開始。


・・・・・10分後・・・・・


CPUの熱が上がりすぎて落ちました(´д`;)

どうやらストレート排気のS6だとCPUの熱を逃がすことが出来ないようで、何か無いかと思ったところに・・・SCYTHEの剛力Microがっ!

SFX電源なのに12cmファンを搭載した静音電源。
これならば!っと早速剛力Microに変更して再々チャレンジ開始!!

・・・・・10分後・・・・・

CPU温度80度突破・・・(´д`;)
えぇ、もちろん強制終了させましたよ。

お分かりいただいた方もいると思いますが、今度はCPUと電源が空気を取り合って冷却どころではないようです。




エアフローを考えるとこんな感じがいいですかね。




※写真はS6のままです。スミマセン・・・

と言う事でCPUのファンを反転させて電源へ空気を送るように変更し、4度目のチャレンジ開始。
※リテールクーラーからファンのみを外すときには、注意しないとフックが折れる可能性があるので、くれぐれも真似などしないようにお願いします(笑)

早速負荷テスト開始。
今度はアイドル40℃で安定しました。
電源から温風が出てきてるところを見ると、上手く予想通りのエアフローが出来ているようです。

でも、Phenom9350eは省電力CPUですし、もう少し温度を下げたいところ・・・。
なのでケースについていた(たぶん)ケーブルを束ねる為の金具を外し、もう1個Gentle Typhoonを追加。
今度は37℃までさがりました。
ここまで行けば通常運用に支障は無いでしょう。
ちなみにこの状態での最高負荷時は65℃でした。
もう少し風量のあるファンに交換すれば温度はもっと下がるかと思いますが、個人的に音にこだわるのであればGentle Typhoonはオススメです。

私的に色々と納得できないことがありますが、とりあえず今回はここまでと言う事で。
完成したデモ機は本店4階にてデモ中ですので是非是非、見に来てくださいね。

もちろんまだまだ書ききれていないこともあるので、気になることがあれば是非スタッフまで聞いてください。