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TK電源実験室~その7~

どうも店員TKです。
ついに本日発売となりました「絢風300」の製品サンプルが届きましたので前に言ったとおり、評価サンプル品と消費電力比較して実際の商品と評価版で違いがあるか検証していきたいと思います。

消費電力比較する前にパッケージと電源本体、コネクタをご紹介。



パッケージに関して言えば当店でも人気のある風音と同じ感じのデザインです。

裏面は



製品の紹介と80Plusのランク説明とこれまた風音とほぼ同じ。

それでは実際の商品を出してみましょう。




評価版と比べてまず見て判るとおり色が黒くなっています。

各出力系統はご覧の通り







コネクタはHuntkeyさんのHPに当初乗っていたのと異なっており ATX20+4Pin、ATX4+4Pin、SATAコネクタ2個、ペリフェラル2個となっています。
※HuntkeyさんのHPでもコネクタ数の変更の案内があります。

個人的にはこれで十分と思っていますがペリフェラルコネクタは2個ではなくて1個にして SATAコネクタを1個増やしたほうが使い勝手は良くなるのでは?と思います。

今回は営業さんから中を開けてもいいと了承を得ましたので中身を少しだけご紹介。




搭載している冷却ファンはYATE LOON製のD12SL-12と言う12cmファンで調べたところMAX1350rpmで風量は最大47CFM、ノイズレベルは最大で28dbとなっていました。
個人的な主観で言えばテスト中にうるさいと思うことは1度も無かったと記載させていただきます。
※音の感じ方は個人差があるので人によっては感じ方が違いますことをあらかじめご了承下さい。




中身はHuntkeyさんのHPで裏面まで案内されているので詳しくはそちらをご覧下さい。
その他の細かい部分に関してはこの時期は職業柄、時間が無いので申し訳ないですが割愛させていただきます。スミマセン・・・

では、前置きが長くなってしまいましたが評価版vs商品版で消費電力比較します。

構成は今までと同じ通りの構成で Atom環境とi3環境で計測しています。

測定環境①
Intel D510M0
DDR2-800 1GBx2枚
Crucial CT64M225
OP1:ZM-MFC3

測定環境②
CPU:Core i3 540
M/B:H55N-USB3
Mem:DDR3-1333 4GBx2
HDD:ST32000541AS
ODD:IHAS108-29
VGA:HD5670-E512
OP1:ZM-MFC3
CPU Cooler:Samuel17+SY1225SL12M-P
OP1:ZM-MFC3


計測方法は以前と同じ4つの項目で計測し消費電力計には ZALMANのZM-MFC3を使用しています。

①OS起動5分後の消費電力
②Prime95起動5分後の消費電力
③FurMark起動5分後の消費電力
④Prime95+FurMark起動5分後の消費電力

まずは①の環境から。

評価版 絢風300 300W 80Plus GOLD

①19W
②22W

製品版 絢風300 300W 80Plus GOLD

①19W
②22W

次に②。

評価版 絢風300 300W 80Plus GOLD

①66W
②111W
③116W
④148W

製品版 絢風300 300W 80Plus GOLD

①66W
②110W
③116W
④148W

製品版も評価版と比べ差が無いと言っていいでしょう。
実際計測していた時に消費電力計をずーーーーっと見ていたのですが
製品版の方は各測定で1W低く出ることが多かったのですが高い方を記載しました。
それでも評価版と同じで差が出ると言うのは個体差なのか判りませんが
製品版でも色あせることが無いと言う事は事実であることに間違いは無さそうです。

本日発売の「絢風300」ですが売れ方次第では日本の電源業界に新しい風を吹かせる事になるのかも・・・
そう思うとお客さんの評価がが楽しみでしょうがないです。
気になる価格は¥8,980-です。

初回の入荷は当店はご紹介していますのでもちろん入荷しますが
もしかしたら在庫を持って年を越せない可能性も出てきているので欲しい方はお早めに!

今回の記事で今年最後の更新にしようかと思っていましたが
HECのCOUGAR GX 800WとENERGIA-800Pのサンプルが到着しましたので
それを計測し、今年のTK電源実験室の最後を締めくくりたいと思います。
来週 あたりを予定していますのでお楽しみに。
それではまた~