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ネットギア Nighthawk X6 R8000の実力やいかに?

ネットワーク担当のMです。
ネットギアのハイエンドルーター、Nighthawk X6 R8000が先日発売となりました。
ハイエンド、高速という言葉はよく聞きますが実際どうなの?と思いましたので担当の環境で調べることにしました。







先日発売になったばかりの最新機種、アンテナ6本で11acを2バンド同時出力できる優れものです。
無線は1つのバンドを接続した全員で使うので、2バンドあればさらに安定した通信ができます。




アンテナは本体上部に折り畳まれていて、跳ね上げて設置するようになっています。
6本を取り付けるとなると時間もかかるでしょうし、いい方向に調整するのも手間になるのでその配慮が伺えます。


アンテナを跳ね上げた下は開口部といっぱいに広がったヒートシンクが見えます。
高性能ルーターの発熱に備えた設計です。



初回のウィザードはこのような流れです。
インターネットの種類を自動判別して最適な設定をしてくれます。
ただし、この時点でログインパスワードの変更はされませんので、必要に応じて後から変更してください。


設定完了後のホーム画面では状態が一覧で確認できます。 設定後、有線LAN接続で速度計測しました。

■計測環境
回線:フレッツ光ファミリー・ギガラインタイプ
プロバイダ:Qit
クライアント:Core i7-950、Windows7 Ultimate
速度計測サイト:RBB TODAY スピード計測



複数回計測してみたところ、下りが160Mbps弱、のぼりが300Mbps強という結果でした。



レイテンシは上下の振れがあまりなく安定しています。
他の通信もさせながら計測しましたがほぼ変動なし。
オンラインゲームにも安心して使えそうです。

ただ、正直なところ、速度はプロバイダが出せる上限に張り付いています。
ルーターを経由せずWindows7のPPPoE機能を利用した際もほぼ同じ速度が出ています。
さすがハイエンドルーター...

そこで、手近に余っていたPCでPPPoEサーバーを立てて、そこへ接続して計測してみることにしました。

■サーバー環境
CPU:AMD A8-5500
OS:CentOS6.6 64bit
NIC:Intel PRO/1000 PT


このような環境で計測してみたところ、940Mbpsという速度を記録!
見事にギガビットを使い果たしています。


実際のファイルのダウンロードも超高速の毎秒75MB以上を実現、おそらくサーバー側のHDDが遅くて上と差が出ています。

11acの実力も計測してみます。
1300Mbps対応子機としてNighthawk X4 R7500を使用しました。


計測した後で気づきましたが、自宅で使っている他のアクセスポイントとチャンネル被ってました...
それでも600Mbpsオーバー、まだ伸びしろはありそうです。
グラフ上では乱高下してるように見えますが、合計速度(OutputのSUMの欄)はほぼ同じ速度でした。


Nighthawk X6 R8000は、只今店頭でご購入頂くと抽選で中継機EX6100が当たるくじ引きを実施中です。

基本性能申し分なし、さらに11ac2バンド同時出力で負荷が分散できる新時代のルーター、ぜひご利用ください!