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さあ、Windowsをインストールしよう! でも、その前にLANケーブルは...

「新しいPCが組み終わったからWindowsをインストールしよう!」とか 「コンピュータウイルスに入られてしまったので、Windowsをクリーンインストールしよう!」とか、 Windowsをインストールし直す場合、どのようなことに注意していたらいいのでしょうか。

少なくとも、LANケーブルは外しておくようにしましょう。 LANケーブルを外しておかないと、 パソコンが無防備な状態でネットワークに接続されることになりセキュリティ上の懸念があるのはもちろんですが、 デバイスドライバのインストールで失敗してしまうこともあるんです。

どうしてこのことが2015年にもなって大事なのかというと、 Windows 10ではドライバを自動的にダウンロードしてインストールしてくれる仕組みが充実して、 デバイスによってはインターネットから自動的にドライバがインストールされるようになったからです。

もちろん、自動でインストールしてくれるならそれでいいのでは?という考え方もあります。 しかし、Windowsのインストール時に限って言えば、 LANケーブルを外しておいて自動的にインストールされないようにしておくのが正解です。

これは、LANケーブルからインターネットに接続されていると、Windowsがドライバのダウンロードを始めてしまい、 ドライバCDに収録のドライバとWindowsが用意したドライバとのバージョンの整合性が取れなくなり、 インストールはできても動作が安定しないことがあるからです。

自動的にインストールされるドライバとしては、 「Intel Management Engine Interface」や「AMD High Definition Audio Device」など、 マザーボードやグラフィックボードのドライバで確認されているものがあります。

そのため、状況によってはWindowsの再インストールが必要になってしまう事例もあります。 ドライバ関連のトラブルを避けるためにも、 Windowsのインストールのときには、LANケーブルは外した状態で作業を行なうようにしましょう。

また、基本的なことですが、無用なトラブルを避けるためにも、Windowsインストール時にはLANケーブルを取り外す以外にも、下記の点に注意してインストールを行なうようにしましょう。

  • モニタは1台にする(ディスプレイケーブルも1本だけ接続する)
  • キーボード、マウス、モニタ以外の周辺機器は接続しない
  • Windowsのインストールに直接使用しない拡張ボード類や、ドライブ類(データ用HDDなど)、LANケーブルは取り外しておく

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