ハイエンド無線LANルーター TP-Link Archer C5400の性能やいかに
TP-Link製ネットワーク機器、ツクモでお取り扱い開始しました!
ネットワーク担当のMです。
ついに日本に本格参戦したネットワーク機器メーカー、TP-Link。
ハイエンドモデルも驚愕のコストパフォーマンスでリリースされていて否が応でも期待が高まります。
日本のインターネット事情への対応など実際のところどうなの?と思ったので担当の環境で調べてみることにしました。
用意したのは最上位のArcher C5400。
11ac 2167Mbps + 11ac 2167Mbps + 2.4GHz 11n 1000Mbpsというトリプルバンド機です。
11ac対応機器が増えている昨今、11acに長けたこの機種は多人数でも快適に使えそうですね。
担当は一瞬ストーンヘンジを思い浮かべてしまいましたが、アンテナがきれいに並んだデザインです。
開口部の大きさがこのルーターのパワーを予感させます。
LEDは前面に控えめに搭載されています。
起動して本体裏面に記載されているアドレスにアクセスするとクイックセットアップになります。
タイムゾーンの選択があるのがグローバル企業のTP-Linkらしいです。
インターネット回線種類の自動判別もあり、担当の環境でちゃんとPPPoEと識別してくれました。
ちなみに上位に別のルーターがあると動的IPとして認識されます。
設定完了後はネットワークマップで状況が一目でわかります。
基本設定でも細かく設定できますが、詳細設定では事細かに確認、設定ができます。
個人的にはパフォーマンスの項目でCPU負荷とメモリ使用量が表示されるのが気に入りました。
あと、LAN側ポートはリンクアグリゲーションにも対応しています。
LANポートを複数搭載したNASなどを接続するときに活用できますね。
今回は自宅のインターネット回線が混雑していて、思うように速度が出ませんでした。
そのため、急遽手元のPCにPPPoEサーバーを立てて、そこへ接続してみます。
■サーバー環境
CPU:AMD A8-5500
OS:CentOS6.9 64bit
NIC:Intel PRO/1000 PT DualPort
まず有線でつないでみたところ、936Mbpsという高速をマーク!
ギガビットのほぼ限界です。
複数回測っても数Mbps程度のブレにとどまり、安定性の高さがうかがえます。
ゲームなどの速度にこだわる用途にもしっかり対応してくれそうです。
次に11acがどのくらい出るのか確認してみます。
ひとまず自宅のノートPC(Intelの11ac 866Mbps対応子機が入っています)での計測がこちら
実測約386Mbps、やはり快適です。
さて、ここまでくると子機も2167Mbpsで測りたい!と思ったのでASUSのRT-AC88Uを子機にして測ってみます。
理論値が1000Mbpsを超えるのでC5400、RT-AC88UにはそれぞれPCを2台つなぎそれぞれからパケットを流します。
こんなふうに、当店1FにあるeX.computerを検証環境にしてチェック。
送信PC1台目
送信PC2台目
驚異の合計985Mbps!
合計で1000Mbpsこそ超えませんでしたが、無線LANとは思えない速度を記録してくれました。
立地上まわりにたくさんのアクセスポイントが設置されている中でこの速度は優秀ですね。
1台で測ってもこのくらい、有線LANに引けを取らない速度が無線で手に入ります。
こんな超高性能ルーター、TP-Link Archer C5400、ツクモパソコン本店で好評販売中です。
また、TP-Link製品はルーターはもちろん、無線LAN子機や中継器、ネットワークハブなどもお取り扱いしています。
ぜひ一度ご来店ください!