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店頭でお問い合わせの多いあれやこれをざっくりと解説 part1

フリッカーフリー?ブルーライトカット?

うん、そもそもフリッカーって?
フリッカーとは、LEDバックライトのちらつきのことです。
認識できるかどうかは環境や人によりますが、これが疲れ目の原因になると言われています。
このフリッカーを抑えた製品が「フリッカーフリー」等と言われています。
最近ではフリッカーフリーのモデルが多くなってきていますが、購入の際には一応確認しておくといいでしょう。
ここからちょっとだけ難しい話になります。
・・・そもそもなぜフリッカーが発生するのか?
→LEDバックライトを高速点滅させている方式だと発生してしまいます。
調光方式には大きく分けて2つ存在します。
・PWM調光方式(パルス幅変調方式)
点滅するタイミングで明るさを制御していて、明るさの調整範囲が広く設計が容易なため安価に作れる。
しかし、LEDバックライトが高速で点滅しているためちらつきが発生しやすいということです。
(一応、輝度を最大にすればフリッカーは発生しなくなると言われていますが・・・あまり現実的ではないですね)
・DC調光方式(直流制御方式)
電流の調整で明るさを制御していて、ちらつきが発生しない。
しかし、低輝度での色の制御が難しく設計が複雑なためコストが高くなる。

どちらも一長一短ですね。
PWM調光方式を採用していた製品が多かったためフリッカーについて関心度が高くなりました。
しかしそのあたりは各社が様々なアプローチでフリッカーを抑制してくれています。

それで、ブルーライトって?
ブルーライトはスマートフォンの普及に伴ってよく耳にするようになった気がします。
ブルーライトとは、青い光人の目で認識できる光(可視光線)の中でもかなり強い部類の光で、網膜まで届きます。
そのためブルーライトを浴びすぎると網膜へのダメージ、体内時計の乱れ、睡眠の質が低下、目の疲れetc.と様々な悪影響があると言われているそうです。

そこで、ブルーライトカット機能やブルーライトカットメガネ、フィルムがあるわけですね。
また、モニターにブルーライトカット機能がなくても色温度と輝度を下げればブルーライトをカットできます。

ブルーライトカット・・・するしかないじゃん!
というわけにもいきません。
ブルーライトをカットするということは簡単な話、青い光を減らしているということです。
となれば、当然色味が変わってしまいます(気にするかどうかは人によるかとは思いますが)。

ちなみに、フリッカーフリーやブルーライトカット機能に関しては、ドイツに本拠地があり
工業製品の安全試験や認証等を行っている第三者認証機関の『TUV Rheinland(テュフ ラインランド)』
という機関の認証をとっているメーカーやモデルがあります。
モニターを選ぶ際に確認してみるといいかもしれませんね。