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メモリ増設はチップ数に注意 Part.1 - ノートパソコン編 - rev.2
※こちらの記事は2015年6月30日掲載「2011年以前のノートパソコンのメモリ増設はチップ数に注意」を改訂したものです。
2011年以前に発売されたDDR3メモリ対応ノートパソコンへの 4GBのメモリの増設を考えている方は、 メモリに搭載されているDRAMチップの数に要注意です。
- 「Intel 4シリーズチップセット」搭載機種
- 「第1世代 Intel Core i(7xx, 6xx, 5xx)シリーズ CPU」搭載機種
- 「Intel Pentium(P6xxx, U5400), Celeron(P4xxx, U3xxx)シリーズ CPU」搭載機種
- 「第1・2世代 Intel Atom(PineView, CedarTrail) CPU」搭載機種
※スペックの詳細はお持ちのパソコンの取扱説明書等でご確認ください。
これらのCPUやチップセットが搭載されているノートパソコンでは、 「2Gbit DRAM」を使用する事が前提となっており、 現在主流の「4Gbit DRAM」では動作しません。 そのため、これらのノートパソコンでは、4Gbit DRAMが前提となる8GBや16GBのメモリは使用できません。
そこで、最大までメモリを増設する場合には、4GBのメモリを使用することになりますが、 その際は2Gbit DRAMの使用された4GBのメモリが必要となります。 これを簡単に見分ける方法はないのでしょうか。実はメモリ基板上のDRAMチップの数を確認するのが一番簡単です。
2Gbit DRAM 採用品 | 4Gbit DRAM 採用品 |
こちらの画像のように、 4GBメモリの基板上の「DRAMチップが両面あわせて計16個」だと 「2Gbit DRAM(左側の画像)」採用品となり、 「DRAMチップが両面あわせて計8個」だと 「4Gbit DRAM(右側の画像)」採用品となります(参考画像はイメージです)。
※4Gbit DRAM採用の4GBメモリでは、メモリによっては画像と異なり、片面だけ8個搭載されていて計8個というメモリもあります。
なお、今回はサポートで特に問合せの多いノートPC用メモリでのご案内ですが、同世代のデスクトップパソコン(自作PC含む)でも同様の制限があります。
詳しくは、増設用のメモリをご購入の前に販売フロアにてご相談下さい。
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