CyberPowerのUPS CPJ1200使用レビュー
今まで他社製の550VA/330WのUPSを利用していたのですが、
接続している機器が増えて容量が物足りなくなってきました。
そんな中、先日店頭に入荷したCyberPowerのCPJ1200を購入しましたので、
実際の使用感をレビューします。
特徴はなんといっても正弦波出力の1200VA/720Wという大容量、しかもお求めやすい価格!
また、保証も充実の3年間「先出し」センドバック、利用できない期間が短くなるのはとてもありがたいです。
メーカーサイトはこちらです→ CyberPower CPJ1200
外箱を見た第一印象は、思ったより大きくない、でした。 重量も梱包込みで12.5kg弱と、容量にしては軽めです。
本体の他にはUSBケーブル、コンセントの3ピン-2ピンアダプタ、取扱説明書、管理ソフトのダウンロード案内が付属しています。 USBケーブルは通常のA-Bタイプ、細めで取り回ししやすいです。
前面には操作ボタンとLCDパネルを搭載、UPSの動作状況表示や設定ができます。 USBの充電ポートも搭載しているので、ここからスマートフォンの充電等も可能です。 背面にはコンセントのほか、LAN/RJ-11の保護コネクタ、同軸ケーブルの保護コネクタを装備、 電源だけでなくLANやアンテナからのサージも保護ができます。 特にアンテナ配線は落雷に対して無防備なことが多いので、助かる機能です。
ACケーブルは一般的な3ピンタイプですが、ケーブルが斜めに出ている珍しい構成です。 ご家庭のコンセントに接続する際、まわりを邪魔しない工夫がされていますね。
担当の環境に接続してみると、このようなLCD表示をされています。 標準ではコンセントの入力電圧が表示されますが、設定で現在の供給電力などにもできます。
管理ソフトとしてPowerPanel Personal Editionが利用できます。 この画面からも現在の電圧、状態が表示されますので、本体を普段見えない場所に置いても 状態の確認が簡単にできます。 もちろんシャットダウン時間の設定も可能です。
担当は最終的にLinux環境で使いたかったので、Linux版ソフトが充実しているCyberPowerのUPSを選択しました。 メーカーサイトのダウンロードにはtar/deb/rpmと各種ディストリビューション向けパッケージ、ソースが公開されています。 ですが、今まで他社製UPS用に利用していたAPCUPSDでそのまま利用できました。 (APCUPSD 3.14.14で確認しましたが、どの環境でも動作する保証はできません) Linuxとの親和性も高いUPSですね。
このような「使える」UPS、CyberPower CPJ1200は当店3Fでお取り扱い中です。 また、廉価な矩形波出力モデル、安心の正弦波出力モデルと各種店頭在庫しています。 導入ご検討中の方はぜひご相談ください。
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