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Antec待望の新CPUクーラーレビュー!その2
計測環境 |
・CPU |
AMD PhenomII X4 965 BE (C3/125W/1.45V) |
・メモリ |
DDR3-1066 1G*2 |
・マザーボード |
ASRock 890GX Extreme3 |
・ビデオカード |
オンボードグラフィック |
・HDD |
SAMSUNG HM08HHI (80GB) |
・電源 |
OWL-PSGCM700M (700W) |
・ケース |
まな板環境で計測 |
・計測クーラー |
Phenom II X4 965BE付属リテールクーラー(以下リテール)
KUHLER-SHELF(以下SHELF)
KUHLER-BOX(以下BOX)
KUHLER-FLOW(以下FLOW)
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今回使用するリテールクーラーはヒートパイプ二本使用の高冷却タイプです。
AMDの現行リテールクーラーだけでも実は3種類ほど種類があったりします。
(TDP~95W、X4BE、X6BE。他にもあるかもしれません。)
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・個々の特徴がそのまま現れた計測結果
計測ではアイドル状態をCool'n'Quiet有効時と無効時の二種類、そして負荷テストソフト「OCCT」にてCPU負荷を10分間かけ続けた状態でテストしています。
CPU温度はHWMonitorにて計測した値、チップセット温度はScythe社の「どこでも温度計2」をノースブリッジヒートシンクに固定しての表示温度です。
まずは、PWM有効時の測定結果です。
KUHLER-SHELF以外のクーラーはリテールクーラーに大差をつけた冷却性能を見せています。
KUHLER-SHELFについては製品の個体差か、リテールより少々冷える程度の温度となっていますが、代わりにチップセットがよく冷やせるのでチップセットが熱くなりやすいAMDやLGA775などの環境に向いていると言えるでしょう。
KUHLER-FLOWとKUHLER-BOXはサイドフローらしい結果でチップセット冷却はリテールよりやや劣る結果となっています。全体的に見るとKUHLER-BOXが一番バランス良い冷却性能を持っているようです。
尚、このテストではリテールクーラーのみ75度を超えてしまい、PWM制御で回転数が最高回転時と同等まで上がってしまいます。そのため、最高回転に達するまでの最高温度で記載をしています。
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続いて、常時最高回転時の測定です。
最高回転時はどのクーラーも回転数が高く、特にリテールクーラーはかなりの音量になります。そのせいか、KUHLER-FLOWに近い冷却性能まで上がっています。
この中でも際立ってKUHLER-BOXが良い結果を残しており、今回の三製品の中でも最もバランス良く高冷却になっています。
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今回の三製品は一長一短のあるものでしたが、その中でもKUHLER-BOXは一つ抜き出た性能です。
KUHLER-SHELFはチップセット冷却に、KUHLER-FLOWはCPU冷却に特化と、まさにサイドフロー、トップフローの特徴を色濃く表現したような製品です。
リテールと比べての利点が多く、導入の価値は十分あるのではないでしょうか?
ANTECのCPUクーラーは6月26日発売予定と決まりました!
KUHLER-SHELF 予価 \4,480-
KUHLER-FLOW 予価 \4,480-
KUHLER-BOX 予価 \4,980-
これからの暑いシーズンにはPC一台一個、性能の良いCPUクーラーはいかがでしょうか!
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今回の製品は、見て触れるサンプル展示もございます。
ぜひ本店地下PCパーツ王国 CPUクーラーコーナーをご利用ください!
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