【レビュー】SAMSUNG 850 シリーズ
SAMSUNG 850 シリーズについて
SAMSUNG 850シリーズには特殊な機能がある!!
RAPIDモード
RAPIDモードとは、メモリの一部をSSDのキャッシュとして割り当てる技術です。
840シリーズまでは最大使用量が1GBまでだったのに対し、
850シリーズでは16GB以上のメインメモリを実装することで最大4GBまで使用可能なので、
大容量のデータのやり取りも高速で行う事が出来ます。
どのくらい早くなるかを検証してみました。
840シリーズまでは最大使用量が1GBまでだったのに対し、
850シリーズでは16GB以上のメインメモリを実装することで最大4GBまで使用可能なので、
大容量のデータのやり取りも高速で行う事が出来ます。
どのくらい早くなるかを検証してみました。
動作環境
CPU CORE i7 4790K
マザー ASUS Z97 DELUXE
メモリ センチュリーマイクロ CAK8GX2-D3U1600 2set 合計32GB (DDR3 1600)
VGA ASUS GTX760
電源 CORSAIR HX650 (80PLUS GOLD)
ケース NZXT H440
SSD SUMSUNG 850PRO 512GB
アプリはCrystalDiskMark 3.0.3を使用
マザー ASUS Z97 DELUXE
メモリ センチュリーマイクロ CAK8GX2-D3U1600 2set 合計32GB (DDR3 1600)
VGA ASUS GTX760
電源 CORSAIR HX650 (80PLUS GOLD)
ケース NZXT H440
SSD SUMSUNG 850PRO 512GB
アプリはCrystalDiskMark 3.0.3を使用
・ランダム読み出し、書き込み速度
SSDやHDDの接続規格であるSATA3の実測での最大速度は550MB/s前後ですが、今の製品はほとんどが上限近くまで達しています。
そこで850シリーズでは、ランダム速度の向上に力を入れており、
これによりOSの起動や終了が圧倒的に早くなります。
850シリーズはトリプルコアのコントローラを採用していますが、
そのうちの一つをランダム専用に割り当てることでこの速度が実現しています。
(トリプルコア搭載はSAMSUNGだけ)
・耐久性
これまでSSDのNANDメモリはプロセスを細かくすることで、面積に対する容量を上げていました。しかし微細化も限界に達しており、データが不安定になったり、耐久性が低下するなどたくさんの課題がありました。
コントローラを強化して耐久性を上げたり、不安定なデータを補正したりしていましたが、
850シリーズでは3D VNANDを採用することでこれらの問題をすべて解決しました。
3DVNANDの副産物として、データの安定によりエラーチェックの頻度が下がったため、
これまでより更に省電力になっています。
(3D NANDで他に競合できるSSDが無いため、少し割高)
・おススメする特徴
・ユーティリティソフトやデータ移行ソフトが、付属ディスクで付いてくるので、他社製によくあるダウンロードの手間がない・RAPIDモードやその他の細かい設定も、付属ソフトで簡単に操作可能
・キーデバイスがすべて自社製
・RAPIDモードを活用したい人は、一般的な用途でもメモリ16GB以上積む意味がある
・省電力&レスポンスも速いので、ノートPCへの換装にも最適
・高度な暗号化に対応しているが、ハードウェア上で変換しているため、速度低下なし