お問合せ先はこちら 03-3253-5599

Mr.TKアーカイブ

TK電源実験室~その13~

ご無沙汰しております店員TKです。

今回、玄人志向ブランドでお馴染みのCFDさんから この様な電源が届きまして・・・



「KRPW-G530W/90+」と言う名前からしてお分かりいただけると思いますが玄人志向ブランドでは初の80Plus GOLD取得の電源です。

TK電源実験室~その12~

どうも店員TKです。
今回は低容量で高効率な電源「絢風300」を販売している Huntkeyの80Plus Platinum取得電源「X7-500」の評価版サンプルをお借りすることが出来ましたので消費電力測定を行っていきたいと思います。

今回計測する「X7-500」ですが現状「評価版サンプル」と言うことなので実際に販売されるものと異なる場合がございます。
予めご了承ください。

測定環境

CPU:Phenom X6 1055T(125W)
M/B:890FXA-GD70
Mem:DDR3-1333 1GBx4
VGA:Radeon HD6950
ODD:iHOS104
SSD:RealSSD 64GB
OS:Windows7 Ultimete 32Bit

測定方法

①OS起動5分後の消費電力
②Prime95起動5分後の消費電力
③FurMark起動5分後の消費電力
④Prime95+FurMark起動5分後の消費電力




①と②に関しては先に販売されたSuperFlowerの「SF550P14PE」と同じですが ③と④では2Wの差が出ています。
この2Wを大きいと感じるかどうかですね。
まぁ評価版サンプルなので製品版では違う結果になるかもしれませんが・・・

ちなみにX7-500とSF550P14PEですが、両方とも温度が設定値を超えない限りファンレス動作する設計となっています。
なので両者の大きな違いは
X7-500は非プラグインタイプで500W
SF-550P14PEはプラグインタイプで550W

と言うことです。

どちらが良いかは完全に好みの問題ではないかと思いますが効率の良い電源が増えるのは選択肢が増えると言う意味でも喜ばしい限りです。
でそのX7-500ですが発売に関しては夏頃を予定しているとの事。

個人的には5月31日から開催される「COMPUTEX TAIPEI 2011」ではSeaSonicやEnermax 既にPlatinum取得電源を販売しているSuperFlowerなども 80Plus Platinum取得電源発表する可能性が高いので今から期待してたりもします。

TK電源実験室~その11~


どうも。店員TKです。

昨日から販売が始まりました80Plus Platinum認証電源「SF-550P14PE」ですが、なにやら消費電力が高くない環境で計測して欲しい!とのお話がありましたので絢風300とEA430D Greenと比較していきたいと思います。

測定環境

CPU:Core i3 540
M/B:H55N-USB3
Mem:DDR3-1333 1GBx2
HDD:ST3500418AS
ODD:IHAS108-29
VGA:HD5670-E512
OS:Windows7 Ultimate 32Bit

測定方法

①OS起動5分後の消費電力
②Prime95起動5分後の消費電力
③FurMark起動5分後の消費電力
④Prime95+FurMark起動5分後の消費電力

では早速。



アイドル時は絢風よりも1W高いのですが100Wを越えたあたりからほぼ同じぐらいになり最終的には2Wほど絢風300よりも低くなっています。
この容量になりますと、やはり消費電力が低い構成では恩恵は薄く、この電源で効率良く使うにはある程度のスペックが必要みたいです。

それとEA430Dですが比較対象が比較対象だけにここのデータを見るだけだと悪く見えがちですが、限りなくSilverに近いだけあって良い数値が出てます。

※今までの記事内で誤りがありました。
下記のとおり訂正させていただきます。
誤)FuMark
正)FurMark



PCパーツのTwitterはこちらから

TK電源実験室~その10~

どうも店員TKです。
絢風300のご紹介から始まったTK電源実験室も今回で10回目となりました。
10回目と言うことで今回はついに出ました「80Plus Platinum」取得した電源のサンプルをお借りすることが出来ましたので消費電力比較していきたいと思います。

ご存知の方もすでにいるかと思いますが今回ご紹介するのはSuperFlower製80Plus Platinum取得電源「SF-550P14PE」です。

http://www.plugloadsolutions.com/psu_reports/SUPER%20FLOWER_SF-550P14PE_ECOS%202205_550W_Report.pdf

正直Platinumは夏ごろに出てくると思ったんですがこんなにも早く出てくるとは正直驚いています。
しかもサンプルまでお借りできるとは・・・
変換効率がこの電源の場合20%で91.64%、50%で92.88%、100%で90.99%となっています。
変換損失が10%以下と言うのもどういう結果が出るのか楽しみです。

それと本日発売のTopwerの1000W 80Plus GOLD取得電源「Power Bird 1000」もお借りできたのでコチラもご紹介。
コチラは海外仕様のゲーマーズエディションでして静音というより確実に冷却したいお客様向けの製品です。
TopwerのGOLDも日本初なのでこちらも楽しみです。
他の1000W級と比べてどうなるか・・・

では早速計測してみましょう。


測定環境

CPU:Phenom X6 1055T(125W)
M/B:890FXA-GD70
Mem:DDR3-1333 1GBx4
VGA:Radeon HD6950
ODD:iHOS104
SSD:RealSSD 64GB
OS:Windows7 Ultimete 32Bit

測定方法

①OS起動5分後の消費電力
②Prime95起動5分後の消費電力
③FurMark起動5分後の消費電力
④Prime95+FurMark起動5分後の消費電力



さすがPlatinumと言ったところですね。
全てのテストで消費電力は1番低い数値となっています。
またこの電源は65℃までファンが回らないセミファンレス仕様なのですが、テスト中にファンが回ることがなかったのにも関わらず、筐体が熱くならなかったんです。
さすがとしか言いようがないですね。

Power Bird 1000ですが音に関しては回転数が起動時から常に高めではありますが排気されている風量も大きい為、熱は全くないといった感じです。
結構な回転数でファンが回っていても消費電力は意外と低くなっていたので音よりも冷却重視の電源をお探しの方にはおススメ出来ると思います。

で、肝心のSF-550P14PEですが来週発売予定!となっていまして入荷しましたらTwitterでつぶやきますので気になる方は本店Twitterをチェックしてください。


PCパーツのTwitterはこちらから

TK電源実験室~その9~

どうも。店員TKです。

今回は今、日本一売れていると言っても言い過ぎではない
玄人志向の「KRPW-P630W/85+」
来月発売予定の新商品「KRPW-SS600W/85+」の評価サンプルをお借りできましたので消費電力を測ってみたいと思います。

※KRPW-SS600W/85+は評価サンプル品の為、実際に発売される商品と異なる場合がございます。
予めご了承ください。

測定環境

CPU:Phenom X6 1055T(125W)
M/B:890FXA-GD70
Mem:DDR3-1333 1GBx4
VGA:Radeon HD6950
ODD:iHOS104
SSD:RealSSD 64GB
OS:Windows7 Ultimete 32Bit


測定方法

①OS起動5分後の消費電力
②Prime95起動5分後の消費電力
③FurMark起動5分後の消費電力
④Prime95+FurMark起動5分後の消費電力


では早速。



お分かりになるとおり剛短2やEVERESTよりも数ワットですが消費電力が低いですね。
もちろん消費電力的に見れば普通のBRONZEですが価格も手ごろで、さらにプラグインと・・・そりゃ売れるわけだ。
まぁ気になる点を言うとすればケーブルが短いと言うこと。
他と比べると見た目でもちょっと短いかなぁと感じるぐらいですが気になったケーブル長は本体からコネクタの根元までおよそ435mm。
サイズのCELLSTARは本体からコネクタの根元までで550mmですから120mmぐらいは短いかと。
裏配線する方は延長ケーブルを買っておくことをおススメします。

そしてKRPW-SS600W/85+ですがアイドルではまさかのGOLDクラス
しかもテスト②まではGOLDと互角と言ってもいいのでは?
と言うことは消費電力がMAXで200Wぐらいのシステムで使うともしかしたら・・・コチラは販売が待ち遠しいですね。

好評販売中のKRPW-P630W/85+ですがスペックでこの価格だとしばらくは1万円以下のスタンダード電源になるのでは?
KRPW-SS600W/85+も期待できそうですし玄人志向はどこまで行くのだろうか・・・

TK電源実験室~その8~

少々遅いですが皆様明けましておめでとうございます。
店員TKです。

年末にGOUGA GXとENERGIAの計測データをアップしようと思っていたのですが
お店が忙しくなったこともありまして更新することが出来ませんでした。
申し訳ありません。

今回はそのCOUGA GXとENERGIAにサイズから発売予定のEnhanceブランド電源CELLSTAR剛短2、LEPAと言うメーカーのW600SA、月末に発売予定のAntecのHCP-1200も計測していきたいと思います。

っとその前に。
今まで使用していた計測用PCの構成に変更がありましたので先にそちらを。

今まで
CPU:Phenom X6 1055T(125W)
M/B:890FXA-GD70
Mem:DDR3-1333 1GBx4
VGA1:RH5770-E512HD/G2
VGA2:RH5750-E1GHD/AC
ODD:iHOS104
SSD:RealSSD 64GB
OS:Windows7 Ultimete 32Bit
OP1:ZM-MFC3


これから
CPU:Phenom X6 1055T(125W)
M/B:890FXA-GD70
Mem:DDR3-1333 1GBx4
VGA:Radeon HD6950
ODD:iHOS104
SSD:RealSSD 64GB
OS:Windows7 Ultimete 32Bit


そして計測器は今回よりZM-MFC3からエコキーパーへ変更しました。
さらに構成変更にあたり、手元にある電源を再計測しましたのでそのデータも掲載いたします。

※計測データはあくまでも指数としてご覧下さい。
 ご使用の構成や環境によって違う結果になる場合もございます。
 予めご了承ください。

では計測結果はいかに・・・




と言う結果になりました。
剛力3に関して言えば起動5分後の消費電力はGOLDクラスで、負荷がかかっても SILVERクラスと言うデータが出ました。
そんな時こそ80PlusのListを見ましょうか。

http://www.plugloadsolutions.com/80PlusPowerSuppliesDetail.aspx?id=129&type=2

あぁ・・・やっぱり。
EA430Dと同じく20%までは確実にSILVERクラスですね。
って言うか、700Wは完全にSILVER取ってるし。
最近、剛力3の700Wプラグインの問い合わせが増えたと思ったらこういう事だったんですね。
しかし、500Wや600Wも中々の効率ですので消費電力がMAXでも250~300Wであれば500Wや600Wでよさそう。

CELLSTARに関して言えばごく普通のSILVERと言ったところで剛短2も普通のBRONZE。
ところがLEPAのW600SAはStanderdのはずなんですが2つほどBRONZEを抜いていますね。
またしても新生現ると言ったところでしょうか・・・それとも・・・

今回はこんな感じです。
しばらく新商品がなさそうな雰囲気なのでしばらくはTK電源実験室もお休みになるかもしれません。
っとその前にまたHuntKeyから案内がありましたのでご報告。
既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが80Plus Platinumの500Wを今年中に発売予定だそうです。
まぁ予定は未定と言うことで気長に待つとしましょう。

TK電源実験室~その7~

どうも店員TKです。
ついに本日発売となりました「絢風300」の製品サンプルが届きましたので前に言ったとおり、評価サンプル品と消費電力比較して実際の商品と評価版で違いがあるか検証していきたいと思います。

消費電力比較する前にパッケージと電源本体、コネクタをご紹介。



パッケージに関して言えば当店でも人気のある風音と同じ感じのデザインです。

裏面は



製品の紹介と80Plusのランク説明とこれまた風音とほぼ同じ。

それでは実際の商品を出してみましょう。

TK電源実験室~その6~

店員TKです。
今回は前回の最後に記載したとおり明智光秀の追試です。
(文章だけだと違和感がありますね・・・)

今回はメーカーさんにお願いしまして
80Plus BRONZE取得の明智光秀の400Wと500Wをお借りしまして
消費電力比較をしたいと思います。

何度も書いていますが当コーナーでは実際に計測した実測値を
そのまま計測しています。

測定環境は以下のとおりです。

測定環境①
Intel D510M0
DDR2-800 1GBx2枚
Crucial CT64M225
OP1:ZM-MFC3

測定環境②
CPU:Core i3 540
M/B:H55N-USB3
Mem:DDR3-1333 4GBx2
HDD:ST32000541AS
ODD:IHAS108-29
VGA:HD5670-E512
OP1:ZM-MFC3
CPU Cooler:Samuel17+SY1225SL12M-P
OP1:ZM-MFC3

測定環境③
CPU:Phenom X6 1055T(125W)
M/B:890FXA-GD70
Mem:DDR3-1333 1GBx4
VGA1:RH5770-E512HD/G2
VGA2:RH5750-E1GHD/AC
ODD:iHOS104
SSD:RealSSD 64GB
OS:Windows7 Ultimete 32Bit
OP1:ZM-MFC3


明智400Wは①と②を500Wは②と③を計測します。
また同価格帯のCOUGAR POWER X 550Wも②と③の計測したデータを乗っけます。
さらに新型Win+Powerの600Wと750Wの評価サンプルも計測できましたのでそちらも②と③の計測結果をのせしました!

※さらに数が多くなってきましたのでグラフ化&今までのデータを全て掲載しました。

計測方法は以前と同じ4つの項目で計測し消費電力計には ZALMANのZM-MFC3を使用しています。

①OS起動5分後の消費電力
②Prime95起動5分後の消費電力
③FurMark起動5分後の消費電力
④Prime95+FurMark起動5分後の消費電力

測定環境①


測定環境②


測定環境③


肝心の明智光秀ですが測定環境③でのアイドル時の消費電力は他のBRONZE製品と比べても色褪せませんが消費電力の大きい環境で負荷がかかると差が出る一方・・・ですがコレでも一応ぎりぎりBRONZEクラスには入っているようです。

また消費電力の低い環境の場合、全体的に高めで使いどころがなんとも言い難い感じは否めませんが、新型のWin+Powerも差がほとんど無いのでこの辺は容量の問題と思います。

で、お気づきかと思いますが測定環境③での計測でCorePower4が最大負荷時の効率が良く BRONZEのPowerXや新型Win+Power600Wを上回っています。
CorePower4・・・なんて恐ろしい子・・・

後でデータ取り直すかなぁ

TK電源実験室~その5~


店員TKです。
今回は日本では未発売の電源をお借りしましたのでご紹介します。

ご紹介するのはこちら

IKONIKの80Plus GOLD取得電源「VULCAN+ 850W」です。
良い電源なので是非見てくださいとお借り受けたのですが
当コーナーでは海外サイトのようなオシロでのリップルノイズ測定や
各ラインの出力や実際の変換効率を調べるとか正直言って出来ません。(キリッ

出来ることと言えばいつもの構成でいつもの様に消費電力を計測するだけではありますが、参考程度にご覧いただければ幸いかと思います。

今回は商品が日本未発売らしいので写真をいくつか撮りました。
最後の方に中の写真もいくつか乗っけていますので気になる方はそちらも見てください。

まずは化粧箱から。



いざ開封~


梱包材をどけると・・・



袋に入った電源本体がありました~

電源本体はこんな感じです。



最近の電源としては珍しく12Vが4系統で1系統あたりMAX30A(360W)でトータルでは850W(70A) って全部ですね・・・はい。
+5Vsbが6A(30W)ってちょっと強すぎなような気がしますが・・・

冷却ファンはゴルフファンで



青く光ります(☆o☆)ピカーン



この電源はプラグインタイプの電源ですが本体からケーブルが出ているケーブルが



ATX24PIN x1
EPS12V x1
ATX4+4PIN x1
PCI-Express6+2 x2
SATAx4 x1

っと構成によってはこれだけで足りちゃうかも・・・っと言うぐらい出ています。
取り外し可能なケーブルは



このようなポーチに入っていまして



PCI-Express6+2 x4



SATAx4 x2
ペリフェラルx4 x2
となっています。

前置きが長くなりましたが商品の説明はこの辺にして早速テストしましょう。
今回は同じ容量のCorsair AX850とSilverStoneのSTRIDER GOLDの750Wも一緒にテストし計測結果を行っています。

CPU:Phenom X6 1055T(125W)
M/B:890FXA-GD70
Mem:DDR3-1333 1GBx4
VGA1:RH5770-E512HD/G2
VGA2:RH5750-E1GHD/AC
ODD:iHOS104
SSD:RealSSD 64GB
OS:Windows7 Ultimete 32Bit
OP1:ZM-MFC3

計測方法は以前と同じ4つの項目で計測し消費電力計には
ZALMANのZM-MFC3を使用しています。

①OS起動5分後の消費電力
②Prime95起動5分後の消費電力
③FurMark起動5分後の消費電力
④Prime95+FurMark起動5分後の消費電力

では最初に、IKONIK VULCAN+ 850W 80Plus GOLD
①153W
②245W
③315W
④431W

次にCorsair AX850 850W 80Plus GOLD
①147W
②241W
③306W
④423W

最後にSilverStone STRIDER GOLD 750W 80Plus GOLD
①148W
②242W
③309W
④428W

AX850は流石としか言えないですね~。
STRIDER GOLDも悪くはないのですが、極端な差が出ていないところから考えてみると今回のこの差は容量の差と恐らく、冷却ファンがAX850は止まったままだったからと考えられます。

変換効率は容量が高い方が効率がよい場合が多く、STRIDER GOLDも850Wの方が効率は高いですし、CorsairのAXシリーズは電源の負荷や温度が設定より低い場合はファンは回りません。
(ファンが回ったところで差が極端に付くことはないのですが、1、2Wの差は出そうです。)
ただ、全体的に前々回計測したSS-660KMと比べ消費電力は高くなってしまっています。

SS-660KM 660W 80Plus GOLD
①145W
②242W
③304W
④420W

さて、今回の主役である肝心のVULCAM+ですが
CorsairやSilverStoneにかなり差をつけられてしまっています。
何故こんなに差が開いてしまったのか分かりません。
80Plusのリストを見ても極端に違いがないんです・・・

http://www.plugloadsolutions.com/80PlusPowerSupplies.aspx

                         20%      50%    100%
Corsair AX850 850W           88.93% 91.02% 87.82%
IKONIK VULCAM+ 850W          88.04% 90.63% 89.06%
SilverStone STRIDER GOLD 750W  88.74% 90.26% 87.54%

こんなに差が出るとは思ってみませんでしたが何がこの差を生んだのでしょうか?
ファンが光るから?ファンの回転数が高いから?なのでしょうか・・・謎です・・・
(音的には18dbクラスのファンと同じぐらい?に聞こえました。)

ただし、今回の構成よりも消費電力の高い構成例えばGTX480や580、5870でSLIやCrossFireで動かしているお客様には良いかもしれません。
何て言ってもPCI-Expressの6+2PINが合計で6本と3WAY-SLIでもしてくれと言わんばかりですから。
(※容量的にはGTX480や580で3WAY-SLIをするなら1000W以上の電源が必要ですけど。)

その他にもサイドパネルがアクリルで中が見えるようなケースをお使いor光り物好きにもオススメ。
80Plus GOLD取得電源でファンが光るのは日本ではSuperFlowerかコレしかありません!
電源ファンも光らしたい!というお客様には選択しに入れても悪くないと思います。

実際の処、使ってみたら意外と動作自体は問題はなく、簡易テスターでも電圧のブレも少なかったです。
今回のデータも正直に記載していますが個体によってはもう少し結果も違うかもしれません。
この製品が発売され、どのような評価になるのかは楽しみな電源でもあります。

最後に中の写真を~





~おまけはこちらから~

TK電源実験室~その4~

店員TKです。
今回の電源は低容量ながら80Plus BLONZEを取得している風音350と450をご紹介

意外といい結果が出るということで気になっている方もいるのかと思います。
(書いている私も実は気になっていた1人です。)

今回はその風音と低容量かつ高効率ではすでにお馴染みのEA430Dを用いましていつもの構成での消費電力比較をやってみました。

※今回の計測もいつもどおりZALMANの消費電力計付きファンコン「ZM-MFC3」で計測します。
計測方法も恒例の4つのパターンで計測、比較します。

検証構成 ※今回からクーラーがリテールのものから変更になっています。

CPU:Core i3 540
M/B:H55N-USB3
Mem:DDR3-1333 4GBx2
HDD:ST32000541AS
ODD:IHAS108-29
VGA:HD5670-E512
OP1:ZM-MFC3
CPU Cooler:Samuel17+SY1225SL12M-P←NEW!


~計測方法~

1,起動5分後の消費電力
2,Prime95起動5分後の消費電力
3,FurMark起動5分後の消費電力
4,Prime95+FurMark同時起動5分後の消費電力

HUNTKEY 風音350 350W 80Plus BRONZE

起動後:71W
Prime95:118
FurMark:124W
Prime95+FurMark:156W

HUNTKEY 風音450 450W 80Plus BRONZE

起動後:70W
Prime95:118W
FurMark:123W
Prime95+FurMark:155W


Antec EA430D GREEN 430W 80Plus BRONZE

起動後:68W
Prime95:115W
FurMark:121W
Prime95+FurMark:154W


消費電力的には350Wの風音350の方が負荷50%時の最も効率のいい部分で
動作するはずなので消費電力的にも風音350が風音450より低いかと思っていましたが
いざ計測してみると風音450の方が1Wではありますが消費電力が低い結果となりました。

EA430Dと比べるとちょっと苦しい感じもしなくも無いですが十分なの結果ではないでしょうか?
EA430Dは負荷50%までの変換効率が通常のBRONZE取得品と比べてもはるかに高いのですが個々の変換効率を見てみるとわかると思います。

各電源の変換効率は
        20%   50%  100%
風音350 83.09% 85.00% 82.06%
風音450 84.51% 85.78% 82.56%
EA380D 82.14% 85.76% 83.55%
EA430D 85.86% 86.65% 82.48%

EA430Dは20%時の変換効率はSilverクラスですよコレ・・・
今回の主役の風音450はEA380DとEA430Dの中間と言ったところで、
風音350は効率だけで見ればEA380Dとほぼ同じですね。
(実際に計測していないですが恐らく同等~1W位の差かと。)

価格は風音の方が安価なので、5000円前後の価格帯で効率の良い電源をお探しなら風音は選択肢に入れても良いと思います。

最後に絢風300(HK400-52PP)も今回の構成で検証データを取り直しましたので掲載しておきます。
何故か絢風だけは消費電力が依然の構成で計測した消費電力と変わらず、同じ数値でした・・・

HUNTKEY HK400-52PP 300W 80Plus GOLD
起動後:66W
Prime95:111W
FurMark:116W
Prime95+FurMark:148W