【新製品情報】GeForceGTX960M搭載のG-GEAR note N1562Jシリーズ最速レビュー!

G-GEAR note N1562JシリーズでFPSゲーム試しちゃいました!

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 6/12リリースされた「G-GEAR note N1562シリーズ」は15.6ワイド液晶にノングレアIPSパネル液晶採用、グラフィック機能にミドルエンドグラフィックのGeForce GTX 960を搭載した、良い意味でかなり「ギラギラしたゲームノート」です。
gallery_006b.jpg まず評価したいのは筐体のデザイン。全体的なイメージカラーがブラックとレッドのツートン。この2色は「G-GEAR」シリーズのイメージカラーとマッチングし、それがゲーミングPCに必要なプレイヤーの集中力を高め、さらに闘争本能を掻き立てる重要な要素であるという事は、言うまでもありません。
 一つの目安としてベンチマークでの評価も交えますが、今回は札幌で力を入れているゲームジャンル「FPSゲーム」でのゲーミングを中心に製品レビューをしたいと思います。FPS用にゲーミングノートの購入を検討されている方には、必見の内容ですよ!

FPSゲームをやる上でゲーミングノートに求めるものは?

gallery_008.jpg TSUKUMO各店、この新製品について紹介する中で中心なのは各種ベンチマークスコアなど、MMORPGを目的に購入を検討される方にはすでに有益な情報を提供してくれていると思いますので、札幌はあえて「FPSゲーム」押しでレビューします。

 FPSゲームをノートパソコンでプレイする、という観点からパソコン選びをする時に求められる性能や環境は何であろうか?そもそもノートパソコンでFPSゲームをプレイする事自体が中途半端な考えなのか、検証していきたいと思います。


FPSゲームをノートパソコンでプレイする時に留意したい点

 まず最初に、ノートパソコンというハードウェア変更に関しての自由度の低さを考慮した上で、最低限求められる(希望したい)点がこれです。

  • 一瞬の判断が生死を分ける状況把握に必須な、視認性の高いモニター
  • 全ての立ち回りに直結する、打鍵感の良いキーボード
  • 高設定時もフレームレートを維持する、高いグラフィック性能

 上記3点はノートパソコンに内蔵されたハードウェアに依存するモノと前提し、「外付け」という選択肢は選ばずに考えていきたいと思います。要は、良く出来たノートパソコンなら、あとはゲーミングマウスさえあれば快適にプレイできるはず。それが一番の理想で、そう有るべきなのです。


ゲーミングノートに敢えて「IPS液晶」という、その回答

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 まずN1562Jシリーズのうたい文句の一つである「高精度15.6インチ フルHD IPSパネル液晶」について検証したい。おそらく広い視野角と高い視認性が期待できるのではないか、そして応答速度の面では問題ないのか?

 FPSゲームをノートパソコンでプレイする場合、最初に行うのはモニターの角度合わせです。ノートパソコンの場合、常時置きっぱなしでなければ、使う度に都度設置するはずなので、最初に見やすい角度に調整すると思います。

 相手がスナイパーであれば、1mm程度の大きさにしか見えない表示サイズからでも狙撃されます。それが0.5秒でも速く視認できれば突然の死、デス数は減ります。高速に動きながらそれを見極めるには、自分の視力とモニター性能に依存します。

 実際に使ってみると全体的にブラックが引き締まって見えた。単体で販売されているゲーミングモニターの機能にある、「暗部調整機能」とまではいかないが、暗部の敵の視認性も非常に高く、IPSパネルのメリットである視野角の広さから、細かい角度調整無しでも非常に見易かった

 さすがに高リフレッシュレートゲーミングモニターと比べると酷だが、下手な60Hz駆動の単体モニターに出力する必要は全くない性能で、ゲーミンググレードと呼ぶには十分なクォリティのモニターである。

 通常のゲーミングノートや単体のゲーミングモニターならば、応答速度の速いTNパネル採用が当たり前であるが、敢えてIPSパネル液晶を採用した一つの回答として、それは正解であったと自信を持って言いたい。


心地よい打鍵感とLEDバックライトに高い魅力を感じる

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 次にキーボードについて。左手側の使い勝手が勝敗を左右する、FPSゲームをプレイする上で重要なキーボードの打鍵に関しては、本来妥協したくないもの。デスクトップパソコンであれば、様々なゲーミングキーボードを選択できますが、ノートパソコンの場合いわゆる備え付けです。

 ノートパソコンのキーボードは、一般的に「パンタグラフ式」というキーストロークが短いタイプで、N1562Jも当然パンタグラフ式キーボードを採用しています。

 FPSゲームの場合のホームポジションとしては、人差し指が「D」、中指が「W」、薬指が「A」、小指が「SHIFT」、親指が「SPACE」、個人差はあると思いますが、その左手をFPS的ホームポジションに置いた時にどれだけスムーズにその周辺のキーを素早く打てるかが俊敏な立ち回りに影響してきます。

 N1562Jのキーボードに手を置いてみると、小指「SHIFT」と親指「SPACE」の距離がほどよく、左手の基本的な姿勢を崩さず入力できました。ノートパソコンのキーボード特有のたわみも無く、かなり力を入れて打っても問題ありませんでした。

 N1562Jは「アイソレーションキーボード」を採用しているので、通常使用時の打ち間違いを防ぐ効果があるが、ゲームをプレイするのにも同様の効果を得る事ができます。ただストロークが浅く、非常にフラットなボタンなので爪先でキーを押さえる事が多く、ちゃんと爪を切ってからプレイする事をお勧めします

 暗い部屋でのゲームプレイにも見易い、赤色LEDバックライトも明る過ぎることなくほど良く調光してくれます。FPSゲームをやる上で打鍵感がもちろん一番ですが、こういった演出的な部分も大事ですよね。気持ちがあがります。


グラフィック性能は必要十分、BF4で試したかった...

FF14.png 最後に性能の部分ですが、数字的に表すとこんな感じです。実際にベンチマークを回してみました。実際にゲームをプレイしてみないと体感できない部分はありますが、スコアだけ見るとかなりの期待が出来そうです。

 実際にプレイしてみたのは「Call of Duty Black OPS Ⅱ」。ぼくの書いているゲーム部ブログでもお馴染みのタイトル。正直それほど高い性能は要求してこないので、次回は「Battlefield4」等で試してみたいものです。今回は、十分な時間が無かったのでこれで試します。

N1562J_02.JPG それほど高い性能が必要ないとは言え、高設定にすればそれなりに重くなります。一応、全設定をMAXまで上げてプレイしてみましたが、結果的には上の写真の通り秒間60フレームを切る事はほとんど無く、とても快適にプレイできました。

 CoD BO2でこれなら、CoD AWやBF4も期待できる。これは時間をかけて試していきたいと思います。

 さらに、N1562Jには「クーラーブースト機能」が搭載されていて、長時間のゲームプレイ時にも安定した動作をするための冷却性能をボタン一発で高める事が出来ます。これで別売りのノートクーラーを買う必要はありません。温度上昇はゲーミングノートの大敵ですから、これは嬉しい機能です。音は少々目立ちますが...

 グラフィック性能に関しては、同じG-GEARシリーズではさらに高性能なグラフィックボードを搭載した上位モデルもありますので、予算に合わせて選ぶことになると思いますが、N1562Jシリーズのミドルエンドクラスが一番の普及モデルになると思われますので、今回のこのグレードのリファインは本当に有難いかと。


高い次元で融合された各パーツ、とても魅力的なゲーミングノート

 まとめると、N1562JシリーズはFPSゲームを実際にプレイする上で、必要十分な性能や、使い心地の良さを大きく感じる事の出来たゲーミングノートでした。オーダーメイドで税別104,800円からというリーズナブルな価格で購入できる、コストパフォーマンスの面も評価できる点である。

 デザイン的にゲーミングのイメージが非常に強いが、キーボードの打鍵感は通常使用にもお勧めできる打ち心地なので、是非試して頂きたいのですが、デザイン的には、もろゲーム用ですよね?そこは仕事用といっても言い訳が難しい部分かな?

 N1562Jは全国のTSUKUMO各店、ネットショップにて絶賛販売中です。ご注文に応じてカスタマイズも可能なので、SSDの換装など、是非ご相談ください!それでは今回はこれにて失礼します!

game_note_n1562j.jpgのサムネイル画像