『R.A.T. TE Tornament Edition Gaming MouseMatte Black』

こんにちは。本店ゲーム部ゲーミング担当、Hです。
今回ご紹介致しますのは私が今現在使っているマウス
Mad Catzより『R.A.T. TE Tornament Edition Gaming MouseMatte Black』
のご紹介になります。
発売日(2014年4月13日)より1年1ヵ月と経っていて今更ですが・・・お付き合いください。

外見とは裏腹


うん、いつ見てもゴツゴツとしたデザインで持ち難そうですが、
実際に持って使ってみるとそのデザインは気になら無いです!
案外握りやすいかも?と思う事もあるしょう。
一見R.A.T.シリーズは外見四角いマウスに見えますが、
細かい所で工夫が練られているんです!

製品説明メーカーサイトより

エルゴノミック(人間工学的)な優位性
・R.A.T. TE は、人間工学的視点からマウス使用時における
  快適性および操作性を向上させる為に、様々な工夫がなされています。
・新しいピンキーレストおよびサムレストを含めて、
  手のひらにフィットし長時間の使用でも快適性が持続します。
・また、マウスの長さを手の大きさや握り方のスタイルに応じて調節することも可能です。

そう!エルゴノミックを用いたデザインになっているのです!
特に見て頂きたい所はピンキーレスト、薬指と小指で持つマウス右側の部分。

エルゴノミック系のマウスと聞くと指全体に合うよう窪みがありフィットするような物を想像しますが、
本製品は指の腹に合うように設計されているので見た目以上に持ちやすくなってるんです。

本体スペック


製品スペック:メーカーサイトより
・DPI レベル: 4段階
・DPI Range: 25から8200 (25 DPI 単位での設定が可能)
・加速度: 50G
・ポーリング(サンプル)レート: 最大1000Hz
・対スピード性能: 最大6m/秒 (240ips)
・リフトオフ・ディスタンス: 0.2mm から 1mm の間で調節可能
・設定変更可能スイッチ: 9個
・モード数: 3
・重量: 90g (ケーブルを除く)
・常時 On 機能: 設定可能
・マウスフィート: PTFE (テフロン)素材
・金メッキ端子: 採用
・モード判別L.E.D.カラー : レッド, ブルー, パープル

マクロは一つのモードに9個組み込む事が出来、一つのプロファイルに3つまでモード登録可能なので、
 最大27個のマクロを一度に登録する事が出来る。

DPIの設定はプロファイル毎ではなくマウス自体の設定となるので、
 もし4つ以上DPIを切り替えるとなった場合何かしら妥協が必要になる。

従来モデルから大幅軽量

本製品は90g (ケーブルを除く)と従来のモデルを知っている方ならまず先に「軽い!」と出てくると思う。
それもそのはず、今回本体材質が一新しプラスチック材質になっていて従来より大幅軽量化されている。
まさに、FPS本格ゲーマー向けゲーミングマウスと言えますね。

専用ユーティリティー

本製品の付属品にユーティリティディスクドライバーディスクは同封されていないので、
メーカーページよりそれらをダウンロードしてくる必要があります。

基本的な所は従来のモデルと同じだが、いくつか本製品にしかない機能がいくつか追加されています。
まず、従来のシステムと違いあらかじめプリセットが組まれていると言う点。
画像を見ていただくと分かると思いますが、メインウィンドウにはゲームのマクロと言うよりか
officeやデスクワークをする人向けあるいは、windows8.1を効率良く使う為のマクロが標準で入っています。

ゲーミングマウスでマクロと聞くと初心者の方には少し受け入れられない所がありますが、
右下のアイコンを右クリックしてゲームを選択すれば初心者の方でも気軽に扱う事ができます。

「カスタムコマンドの作成」が以前で言う細かいマクロを自分自身で組む(作る)項目となってます。
ここも従来のシステムと違いマウスカーソルを各設定項目に合わせると説明が右上に表示されるので、
複雑なマクロを組む時に非常に助かりますね。

上の画像にマウスカーソルが表示されていませんが、モード アドバンスの項目に置いた時のSSになります。

同店別のスタッフが上げたマクロのブログがあるので「マクロって実際にどういうものなの?」
とマクロ初心者の方はこちらを読んで見て下さい。
マクロの可能性は無限大!

各種設定と新機能

画像を一気に並べて紹介していきましょう。

各種設定


従来と変わらず健在する機能はこの二つ、DPIと精密ターゲットボタンの設定である。

DPIは本体スペックにも記されているように、25~8200の高解像度に対応しており25刻みに設定が可能。
さらに、縦軸(Y軸)と横軸(X軸)をそれぞれ違う解像度に設定することも出来る。

次に精密ターゲットボタンの設定だが簡単に言えば"何%DPIを下げるか"の設定だ。
ただ単にそこのボタンをマクロとして使いたいのなら0%でも差し支え無いだろう。
あるいは、遠くに居る敵を一撃で仕留めたい時は80%と強めに等状況に応じてDPIを下げられる。

新機能

1 2
3 4

新機能は画像の通りで4つになる。では順にご紹介していきましょう。


まずは画像1、マクロが一度に9個までと本体スペックに書かれていたと思うが実機を見てみよう。
サイドに3つホイールの上下と押し込みの3つ・・・あれ?6個?と思うかもしれない。
実は本製品、画像1を頂ければと思いますがDPIの切り替えのボタンがマクロキーになっちゃうんです!
じゃあ残りの1つは?と、思います。意外にも右クリックがマクロキーとして振り分けられるんです!
もう少し分かりやすくする為にちょっと画像を作ってみました。

FPS本格ゲーマー向けでありながら、MMORPGにも対応できるほどのマクロの多さだ。
幅広くゲームしている人にはありがたい機能ですね。


続いては画像2を見てみましょう。
こちらの設定ではマウスの消費電力を変更できる設定となってますが・・・
殆どのゲーマーにはあまり関係が無いと思います。(苦笑)
ただ、ノートパソコンで屋外デスクワークをされる方にとっては嬉しい機能かもしれません。
バッテリーの消費を抑え尚且つ多機能なんて良いとこ取りですからね。


続きまして画像3を見てみましょう。
リフトオフの高さとありますが、FPSプレイヤーなら気にされる方も中にはいらっしゃるのでは?
この設定は、
マウスを持ち上げてマウスポジションを戻す時に発生する誤反応を防ぐ
設定になります。
設定は使っているマウスパッドや持ち上げ方、頻度にもよりますが、
頻繁に持ち上げる私は0.2mmです。マウスパッドはArtisan 零 Xsoftを使ってます。


最後になりました。センサーの制御と言う項目。画像4番目ですね。
簡単に説明しますと、センサーに些細な動きを読んでもらうか読んでもわらないかです。
この一文だと、ピンッと来ない方も居ると思うので皆さん

何も無いデスクトップでマウスを固定した状態で連打
あるいは、
マウスの直ぐ横で指相撲

してみてください。
どうですかみなさん、マウスカーソルが微妙に動きませんでしたか?
そういった、振動で微妙に動いてしまうのを防ぐ為の機能になります。
FPSではお馴染みタップ撃ちであったりセミオートの連射であったり、
クリック連打を必要とする時にブレてしまっては意味が無いですからね。
後、ヘッドセット環境ではなくスピーカー環境でプレイされている方にも嬉しい機能だろう。

まとめ?

軽くて多機能でFPSに特化したマウスを探しているならまず、このマウスを見ていただければと思います。

しかもゲームだけでなく、デスクワークにも使えるゲーミングマウスなんてあまり無いような気がします。

本店では本製品を実機展示を行っておりますので
ご興味ありましたらお気軽にお問い合わせしていただければと思います。

長くなりましたが、以上本店Hからでした。