【札幌】3年前のゲーミングPCを生まれ変わらせる、お得なパーツ下取り活用方法考

【札幌】よし!買い替えだ!PCパーツ下取りを考える

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 どうも、サッポロのnです。

 筆者にとってプライベートでのデスクトップPCの立ち位置はもっぱら「ゲーム用途」のみである。その他の用途に関してはノートPCやタブレットに任せているのでデスクトップPCに関してはゲームマシンと割り切って考えている。その方が余計なプログラムやデータが溜まらず快適にゲームを動作させられるからだ。

 数か月前になるが、約3年振りにデスクトップPCのパーツを総入れ替えして、ようやく今時のPC構成にする事が出来た。しかし、入れ替え後のスペックに関しては、他人に誇れるようなものではなく今時とは言ってもミドルエンド止まりである。もう少し予算があれば、と家庭の事情を恨む。PCパーツの購入時には独り者でない限り、こういった問題は常に付きまとうものだと、「これからの人」は覚悟した方が良い。

 PCパーツだけの話ではないが、全くの新規購入でなければ殆どの場合それは「買い替え」という事になる。自作パソコンブームが一世を風靡した時代を鑑みれば、現在の自作ユーザーの割合としては完全なる新規購入よりも買い替えユーザーの方が多いのではないだろうか。繰り返しPCパーツを買い替えて、頻繁にマシンをアップグレードしてきた皆さんには、まったく頭が上がりません。

 筆者の場合、PCパーツの買い替えを考えた時に必ず一緒に考えるのは「下取り」による新規商品の差額購入である。自分にはセカンドPC用に使わなくなったパーツをストックしておく、等という概念は全くない。家庭内にデスクトップPCが何台も存在する事自体が優遇されていないだ。一番大きな理由は先程の予算の話とかぶるのでこれ以上は触れない。

 ちょうど3年前にプレイしていたゲームは「Call of Duty Black Ops Ⅱ」だったと思うが、今回パーツの買い替えを考えた一番の理由は、同タイトルの新作がリリースされる為だった。これは【PCゲームあるある】で、「今回、結構重たいらしいよ...」みたいな言い回しをよく耳にする。

 3年前に快適だったPC性能も、年々物足りなくなっていくのはPC業界では当たり前のことなので、定期的なアップグレードは必要である。そのサイクルには個人差があると思うが、自分の場合はだいたい3年毎にそのサイクルが来ている。まあ、その間にグラフィックボードくらいは買い替えているが。

 今回フォーカスするのは、筆者と同じような境遇の方なら誰しも考えるであろう「手持ちのパーツをうまく活用して、できるだけ低予算で高性能なパーツを導入したい」そんな要望について、考えてみたい。

 うーん、前置きが長い。ちゃんと、続き読んでね。

これからの3年間を見据えて、買い替えるならこんな構成がいいだろう

※注意※
 本文に掲載されている買取金額や商品の購入金額は全て、2015年12月15日現在のものを参考に掲載しています。実際の買取金額や商品価格に関しては、随時ご確認下さい。


 当時、2012年にリリースされたゲームタイトルといえば、先ほど冒頭でもお伝えした「Call of Duty Black Ops Ⅱ」や、「Far Cry 3」、MMORPGだと「ブレイドアンドソウル」、「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」で、これらのゲームタイトルを快適にプレイできるゲーミングPCが一つの購入基準でした。

 ちなみに2012年当時、ツクモの「鉄板」ゲーミングPCの構成がこれ。


3年前に快適だったゲーミングPC構成

  • CPU:INTEL® Core™ i7 3770 or Core™ i5 3570
  • RAM:DDR3 PC3-16000 8GB(4GB×2)
  • HDD:S-ATA 1TB
  • VGA:NVIDIA® GeForce® GTX 660 2GB
  • M/B:INTEL® H77 Express ATXマザーボード

 どうでしょうか?だいたい3年前にゲーミングPCを購入したのなら、この構成が該当する方が多いと思います。当時9~10万円前後の予算で一式購入できたはずです。CPUは予算に合わせてCore i7 3770か、Core i5 3570のいずれかでしたが、VGAはほぼ一択のGeForce GTX 660がダントツで売れてた。当時リリースされたゲームタイトルの推奨スペックにGeForce GTX660が非常に多かったのが大きな理由ではないであろうか。

 3年が経ち、プレイするゲームタイトルも変わってきた今、そろそろパーツの入れ替えを検討しようと考えた時に、最低限買い替えが必要になるのは赤字部分のパーツです。CPU、RAM、M/Bは新しい規格に変わる為買い替えが必要。VGAはグラフィック性能を上げる為の重要なパーツなのでもちろん買い替えになるのだが、注意点として現在搭載している電源容量が500~550Wクラスかどうかの確認が必要である。容量がそれ以下であれば電源ユニットの買い替えも必要になる。

 今回は電源ユニットはそのまま流用のパターン。踏まえて、導入する最新のパーツ構成が下記である。


2015年、今時のゲーミングPC構成がこれ(ミドルクラス!)

  • CPU:INTEL® Core™ i7 6700 or Core™ i5 6500
  • RAM:DDR4 PC4-17000 16GB
  • HDD:S-ATA 1TB
  • VGA:NVIDIA® GeForce® GTX 960 4GB
  • M/B:INTEL® H170 Express ATXマザーボード

 もしあなたのPCが先ほどの構成に該当する場合に、上記が最もお勧めできる入れ替え後の構成である。CPUに2段階の選択肢を設けてあるが、ゲーム用途であれば予算内で最優先すべきパーツはVGAである。CPUの性能を抑えてもVGAだけは妥協して欲しくない。何故なら2015年のPCゲーム業界のトレンドとしてVRAM容量を3GB以上要求してくるタイトルが増えているからである。これからの数年先を見据えるならVRAM 4GB以上が必須環境なのかもしれない。

 それでは、気になる具体的な金額についてお話しよう。まず今まで使用していたパーツの買取についてだが、あくまで買取上限金額として掲載するので、その点に留意しご覧頂きたい。

PCパーツの買取金額を計算、必要な買い替え差額が見えてきた

 主要パーツの買取金額合計を出してみよう。


  • CPU:INTEL® Core™ i7 3770・・・・・・・・買取金額18,000円
  • RAM:DDR3 PC3-16000 4GB×2・・・・・・・買取金額1,600円×2
  • VGA:NVIDIA® GeForce® GTX 660 2GB・・・買取金額8,000円
  • M/B:H77 Express ATXマザーボード・・・・・・買取金額7,000円

上記パーツの買取金額合計36,200円


  • CPU:INTEL® Core™ i5 3570・・・・・・・・買取金額13,000円
  • RAM:DDR3 PC3-16000 4GB×2・・・・・・・買取金額1,600円×2
  • VGA:NVIDIA® GeForce® GTX 660 2GB・・・買取金額8,000円
  • M/B:H77 Express ATXマザーボード・・・・・・買取金額7,000円

上記パーツの買取金額合計31,200円


 Core i7とi5の買取金額の差が5,000円、それ以外のパーツは同じなので合計金額の差も5,000円である。次に、この買取金額を軍資金に、最新パーツとの入れ替え差額を出してみましょう。パターンとしてはCore i7を使ってた方は同じくCore i7への買い替え、Core i5使ってた方はCore i5への買い替えで計算してみます。


※Core i7 3770からの買い替えの場合(軍資金36,200円有り)

  • CPU:INTEL® Core™ i7 6700
  • M/B:INTEL® H170 Express ATXマザーボード・・・2点セット合計48,100円
  • VGA:NVIDIA® GeForce® GTX 960 4GB・・・26,980円
  • RAM:DDR4 PC4-17000 16GB(8GB×2)・・・13,980円

上記パーツ税込合計売価96,184円

下取り適用後の税込合計売価59,984円


※Core i5 3570からの買い替えの場合(軍資金31,200円有り)

  • CPU:INTEL® Core™ i5 6500
  • M/B:INTEL® H170 Express ATXマザーボード・・・2点セット合計38,900円
  • VGA:NVIDIA® GeForce® GTX 960 4GB・・・26,980円
  • RAM:DDR4 PC4-17000 16GB(8GB×2)・・・13,980円

上記パーツ税込合計売価86,248円

下取り適用後の税込合計売価55,048円


 実は、Core i5の買い替えパターンが筆者の今回の入れ替えに非常に近い。違う点として、今となっては後悔しているが、VGAをGTX960 2GB版にしてしまった。今回この記事の掲載の為、色々と商品の価格を調べたのだがGTX960 4GBの価格がここまで下がっているのには驚いた。この価格なら間違いなく4GBを購入すべきだろう。

 以上、差額約55,000~60,000円の予算で、最新パーツ構成への入れ替えが可能という結果になりました。もちろん予算次第ではHDDをSSDに変更するという選択肢もあります。上記予算にプラス10,000円くらいで容量240GBのSSDを追加できるので、検討してみてはいかがでしょうか?

やはり、下取りは最新パーツ導入に有効的な手段である

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 長らくお付き合頂きましたが、結論として下取りはやはり有効的な手段である。使わなくなったPCパーツを家の片隅で寝かせておくくらいなら、必要な人に使ってもらったほうが良いですし、最新パーツへの入れ替えの決断の理由にもなる。今後も同一カテゴリーのパーツが欲しくなった時には、まずは使用中のパーツとの下取り差額を出してみる事をお勧めしたい。それがお得で、且つエコですね、エコ。

 ちなみにツクモ各店では、定期的に買取キャンペーンも行っているので、実施されているキャンペーンに適応になる買取内容であれば、よりお得に新しいパーツの導入が可能になるので、こちらも必ずご確認頂きたい。たまに地区限定の内容もあるので注意が必要だが見ておいて損はないだろう。

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