Orbweaver 2014レビュー 「アレ」と比べてみた!
1/31 Razerの左手用デバイス『Orbweaver』が青軸から緑軸に変更されたモデルとしてリニューアルしたものが発売となる。
MSY様からサンプルをお借りしたので私が普段使用しているLogicoolの左手用デバイス『G13r』との比較を行ってみよう。
基本的なスペック等に関しては1個前の記事をご覧いただくとして・・・
最初は大きさから
G13rには『GAMEPANEL LCD』と呼ばれる液晶が付いていることもありOrbweaverがコンパクト。
机が狭くてもキーボード、マウスと同時に置くことができそうだ。さらに手に合わせて大きさを変える事もできる。
次にキースイッチ
Orbweaverはオリジナルのメカニカルスイッチ(緑軸)を採用しG13rはメンブレンとなっている。
メカニカルスイッチの方が中にバネが入っておりキーを押したとき戻ろうとする力を吸収してくれるので長時間使用した時に疲れにくい。またカチっと音が鳴ったところが接点なので入力したかどうかもわかりやすいので確実な入力が期待できる。ロード中などにカチャカチャ遊んだりするのも楽しい。
ただメカニカルはどうしても音がするのでVC時や夜中に使う時には注意が必要だ。
続いてキー配置
Orbweaverが5x4列の20キー、G13rが上から2列が7キー、次が5キー、最下段3キーの22キーである。
Orbweaverは四角い配置をしているが、G13rは扇状の配置。
さらに所謂WASDのWに当たる部分がG13rは最上段になっているが、Orbweaverが上から2段目になっている。
FPSをやる際に武器の切り替えやMOBAのアイテム使用を数字キーで行う事が多いことを考えると最上段が使えるOrbweaverに軍配が上がりそうだ。
もちろんG13rでもキーアサインを変更すれば同様に使う事は出来るが当然最上段を使用するようにパームレストが作られているので若干指が窮屈になる。
ただ最上段まで指が伸びるかどうかは手の大きさに依存しているのでまた別の問題で、
G13rのほうがパームレストが低くできているので最上段まで指を伸ばすことが容易だが、
Orbweaverは高くなっているので手が小さいと最上段まで指が届きにくいかもしれない。
実際私は手が小さい方なので、可動部を最小にしても手首をパームレストにつけたままだと薬指が最上段まで届かなかった。
もし仮にスペースを押しながら斜め右に移動しつつメインアームに装備変更をしたいという場面(有るかどうかは別として)になった際、指が吊りそうになってしまう。
手の大きさは十人十色、千差万別なのでぜひ店頭でG13rとOrbweaverを触り比べてほしい。
最後にスティック部分に関して。
Orbweaverでは8方向サムパッド、G13Rはアナログスティック。
これに関しては好き好きがあるので実際に触って選んでほしい。
ただOrbweverはアナログ入力ではないので各種ゲームパッドと同じ感覚とはいかないので注意してもらいたい。
まとめとして
OrbweaverとG13rはマクロやキーアサイン等やれることはほとんど同じなので、
大きさやスティックの好み、入力方法などで総合的に判断しよう。
DOS/Vパソコン館店頭ではOrbweaver、G13r、さらに今回は紹介しなかったがRazer Tartarusも用意しているのでぜひ一度実際に触っていただきたいと思う。
(スタッフM)