ゲーミングマウスの基礎知識 ~スペック用語編~ え?今更!?

こんにちは。名古屋ゲーム部員Nです

ここ数日はマウスのレビューが続々と投稿されていますね。

そこで本日は、今更ではありますがゲーミングマウスの選択基準となるスペック。

その用語について解説させて頂こうと思います。

本ブログをご覧頂いている方には「何を今更」と思われるかも知れませんが、

よろしければお付き合い下さい。

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※用語解説の例としてRAZER Deathadder2013(税別6,800円)と同マウス管理ソフト
RAZER Synapseを利用しております。

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・DPI(Dots Per Inch)

モニターの画面表示サイズなどでも目にする用語です。マウスの場合は
センサーが1インチ動いた時に、画面上のカーソルが何ドット分動くかの基準になります。
SteelSeriesなどではCPI(Count Per Inch)と表記されています。
大きければ大きいほど良い!というわけではなく、
最高DPIまでの数値でどれだけ細かく設定できるか、が使いやすさの肝になります。

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・ポーリングレート

ポーリング(Poling)やレポートレート、とも表示される用語です。
「1秒間にマウスの操作情報を何回パソコンへ報告するか」の数値で応答速度などとも言われます。
これが1000Hzと表記されている場合は1秒間に1000回の情報を送っているということになります。
こちらも大きいほど良い!ではなく、切り替えができるか否かが重要になります。
安価なゲーミングマウスだと仕様表記が無かったり、切り替えできないものが多いですね。
コレを高くしすぎると手の動きを反映し過ぎてしまい、ゲーム内でカーソルがぶれたりします。

大体この2つをマウス側で設定して、ゲーム内の設定と組み合わせて最適化していくのが
ゲームデバイスとしてのマウスの使い方になります。

その他にも仕様構成などによく出てくる用語としては

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・加速度

マウスを勢いよく動かした際にマウスポインタの移動距離に補正を加える機能です。
Windows標準のマウス設定にもある項目で、操作感にリアルさを求める方が使います
が、マウス操作に癖が出るので使わない、という方も多いです。

P1010399.JPG※左右に勢いよく動かしてみた。

・最大認識速度

マウスを動かす際に、センサーが正しく認識してくれる最大距離です。
IPS(Inch Per Second)で表記される事が多く、Deathadder2013では200ips(≒5.08m/s)です。
正直な話、今のゲーミングマウスではあまり気にすることのない性能だと思います。
マウスのポインタが飛ぶ現象の原因の一つです。

・最大加速度

マウスを動かす際に、センサーが正しく認識してくれる最大の勢いです。
単位はGでDeathadder2013の場合50Gとなっています。
同RAZERのABYSSUS2014では最大15Gとなっていますが、体感の差は感じられませんでしたので
ここもあまり気にしなくても良い性能かな、と。
これもマウスのポインタが飛ぶ現象の原因の一つです。

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・リフトオフディスタンス

マウスを持ち上げた際にセンサーが読み取りできる空間の距離です。
パッド端まで動かしたマウスをセンサーに反応させず位置を戻す際などに影響します。
この数値を小さくできるほど、軽く浮かせた状態でのマウス位置調整が可能となります。
Deathadder2013ではリフトオフレンジという名称になっていますね。

主な用語について紹介させて頂きましたが、この他にもメーカー独自の記載方法や

用語があったりします。不明な点がございましたらお近くのスタッフに声を掛けて頂ければ

一緒にお調べ致しますのでお気軽にお問い合わせ下さい!

(ツクモゲーム部名古屋 N)