ELECOM『M-XG3G』
始めに
『ELECOM』と言うメーカーはよくネットでも耳にもするし、一般的な家電量販店のマウス含め周辺機器の売り場で多くのジャンルで見かけるメーカーの一つですよね。
誰しも一度は触れて確かめてみたり、あるいは実際に購入し使っていたりするのではないでしょうか。
あるいは、知らないうちにELECOM製品を使っているかも知れません。
外見
では早速画像より外見を見てみましょう。この握りやすそうな形状どこかで見たことありませんか?
そう、『M-XG2UB』シリーズに似た形状となっています。
『M-XG3G』は『M-XG2UB』シリーズにマクロ機能に
2つのボタンを追加しただけと言ってもいいぐらい形状が同じなんです。
マクロ
気になるマクロ設定ですが、先に結果を言ってしまうと思っていた以上にかなり高性能です。まず、画像よりマクロのボタンを確認していきましょう。
サイドボタンと左クリック脇のボタンの4つ、ホイールは前進後退と左右と押し込みで5つ
ホイール後部にあるマクロ切り替えボタンに右クリック・・・
なんとマクロボタンが全部で11個もあるんです!
いや~多いですねぇ。
次はマクロの組み立て
容量・マクロの長さを決める部分にに関してはちょっと少なくも感じ、
一つのマクロプロファイルに最大7166バイトと制限があります。
ですが、そこまで長いマクロを組む事はあまり無いと思うので問題はないですね。
各設定の容量ですが
キーやマウスの押し離しで2バイトになります。
ウェイト(待機)容量ですが、
1枠2バイトになり255msを超えるとウェイト表記が無くなり
1バイト増え3バイトになりそれ以降は最大まで3バイトのままです。
ウェイトの最大待機時間は65535msとなり、65.535秒先まで待ってくれるんですね。長いなぁ・・
そんなに長時間設定しても使用容量は3バイトなのだから驚きですね。
座標指定・移動に関しては一律5バイトとちょっと他の設定より多くなってます。
次は動作タイプと言う項目
ここでは組んだマクロがどの様に動くのか決める事が出来ます。
「1回だけ実行する」一般的なリリースです。
「もう一度キーを押すまで実行し続ける」リピートですね。
「キーを押している間実行し続ける」単一作業を繰り返す時に便利な設定です。
動作タイプはこの三つより選べます。
各種設定
画像は一気にポポンと張りましてご紹介していきましょう。
ゲームでは正確なエイミングに関わって来るDPIの設定の項目ですね。
4段階で50~4000DPIを50DPI毎に設定が可能で、XYそれぞれ違った設定も可能、ですが・・・
ここに関しては他のゲーミングマウスと殆ど同じです。
その他の設定ではもう少しゲーミング仕様特有の設定項目となっていて、
レポートレートやリフトオフ距離、ハードウェアの管理が出来る項目となっています。
下のチェック選択の項目の一つ設定変更時のミニウィンドウを表示すると言う項目ですが、
マウスでマクロのモードを切り替えた際や、DPIを変更した際に、
何を選択したかモニターの左上に表示されると言う便利な機能です。
一つのプロファイルに複数のゲームを登録しているとひっちゃかめっちゃかになり易いですが、
モード一つ一つに名前を付けられるので見失う心配が少し減りますね。
個人的な評価とまとめ
使い勝手に関してなんですが、つかみ持ちでハイセンシの自分だと「本気でゲームする」時用ではないかなと・・・がっちり手にホールドさせて使いたい人向けって印象を受けました。大きくて形も少しそんな感じですからね。
軽くFPSでも慣らしてみましたが、いつもの感覚で横に振ると山を描いていました。
ふとマウスを持ち上げてみると、見慣れている赤いレーザーが・・・4つ?
今まで赤レーザーのマウスをいくつか見てきましたがこれは初めて見ました。
どう言う仕組みなのか調べてみましたが最終的な答えは出てこなかったですが、
恐らく一つのレーザーを分散させ精度を上げているの・・・・かな?
そして、一つだけどうしてもって言うマイナス点がありました。
マクロ自体ハードウェアなので組んだ後「使用する」のは問題ないのですが、
PCの再起動をかけたり別のデバイスを差したりすると、ソフトウェアがマウスを見失う事が良くありました。
抜き差しをしても直る事も少なくソフトの再インストールを毎度する感じでマクロをちょっと「組みたい時」に
不便だなぁっと感じました。
マクロを長時間先まで組みたい人や座標クリックとかドラック、ゲームのコンソール入力補助
そんな方 向けのマウスかと思います。このマウスで長時間ゲームをやろうと思うとマウスが
大きいので途中疲れてしまうかもしれませんね。
最後にメーカーページよりスペック表の抜粋です。
以上本店のHでした。