本店ゲーム部スタッフHがオススメするキャプチャーボード『MonsterX U3.0R』

こんにちは。本店ゲーム部ゲーミング担当、Hです。
本日は―――
キャプチャーボードMonsterX U3.0Rのご紹介になります!
使い勝手が非常にいいんだけど癖も強いかも?

キャプチャーボード

キャプチャーボードと言っても種類さまざまあり、使い勝手の良し悪しやプレイスタイルに合った物合わないの物・・・
目が回ってしまうぐらいお店に並んでいたりレビューされていますよね。
三色端子基盤挿し外部ハードウェアタイプ等々

そんな私も、調べて買って試してはまた調べて買っての繰り返しでした!


三色端子のUSBキャプチャーボードから始め基盤挿しに行き、また外付けのUSBキャプチャーに戻り・・・
てまぁ、私の生い立ちは置いておいて本題行きましょうかw

ここがオススメ!

ではでは本題に、MonsterX U3.0Rですがまず一言で言ってしまうと

「HDMI端子の出力が出来れば大体のものはキャプチャー出来、パススルーも出来てしまう」


だからオススメなんです!

因みに、PCのHDMI出力もキャプチャーもする事が可能で実際の写真はこちら


ちょっと一枚目の画像は分かりにくいですが二枚目の識別番号を表示している写真を見てみましょ
ちゃんと一番目のメインモニターに二番目がキャプチャーされているウィンドウが見えてます。

そして、パソコン上での認識ですが「汎用モニター」ではなくしっかり認識してくれています。
(メインモニター:EIZO FG2421)(セカンドモニター:EIZO FS2332)



こんな感じで、、

PCをキャプチャーで取り込むなんてちょっと斬新な気がしませんか!


こういうのってわくわくしますよねw・・・はい

もちろん!HDMI搭載のコンシューマー機でも使うことが出来るので―――定番の

某コンシューマー機のキャプチャー例です!次世代機で試したいけどまだ持ってないんです・・欲しいけど・・

キャプチャーボードの遅延ってやっぱり・・・

恐らく、キャプチャーボードを探されたことのある方なら一度は気になる筈の遅延。
特に、パススルータイプだとそのスルー先の遅延が気になると思います。
FPSや格闘ゲーム瞬間瞬間が大事なゲームはちょっとした遅延で命取りになることが多々ありますからね。
はい、よくありました。

MonsterX U3.0Rをかれこれ一年半近く使ってましたがパススルー側の遅延が酷いとか無かったです。
遅延とはまた別の話になってしまいますが、色合いが落ちてしまうなどと言ったことも無いので受け流しがしっかりしてると思います。

動画などでもう少しお見せできればと思うのですがちょっと難しいのでここはこの文章のみでご勘弁ください。

MonsterX U3.0Rにも使用条件ががが・・・

MonsterX U3.0Rを使用するには実はちょっと癖のある条件がいくつかあるんですよ。
箇条書きしますね。
  • 使用上のご注意

    • USB2.0には対応しておりません。
    • Etron社、Fresco Logic社、VI社製のUSB3.0ホストコントローラーは動作対象外です。その他についてはHPをご確認ください。
    • Intel製、Renesas(NEC)製USB3.0ホストコントローラーでの使用を推奨します。
    • パソコンにUSB3.0ボードを増設している場合、PCI Express Rev2(GEN2)対応であることをご確認ください。Rev1.1(GEN1.1)対応の場合はデータ転送速度が遅い為、高解像度での映像表示ができかねます。
    • USB3.0ポートのデータ転送速度が300Mbps以上でない場合、1080p60fpsの映像が正常に表示されない場合があります。
一見ごちゃごちゃ書いていて分かりにくいのですが、簡単に使用条件を一文にまとめると・・・

「Intelマザーならチップセットに繋がっているUSB3.0ポートを使えば基本的には問題ない」

注意書きからするにこういう事になるのだと思います。

付属のソフトウェア

付属のソフトウェアですが操作できる部分は至って少なく、通常利用するのであれば特に初期設定を変える
必要はなくそのまま運用することが出来ると思います。そんな私も設定をいじらずにずっと使っているのでw

表示には2つのモードがあり左側が通常の状態で、左下の表示変更をクリックすると右側のようになる。
そして、戻る際はEscキーで。画面が少しだけスマートになるので解像度の狭いモニターに収めるとき便利そうです。

左下にあるスパナボタンより設定画面を開くことができまして、ここでは録画のファイル形式などの
設定が可能になっています。と言っても項目が多いと言うほどではないので気になるまではスルーでいいと思いますよ!

ここで一つ注意が必要で実は画面が映せても「HDCP」に対応している機種は録画する事が出来ないので、
使用する際は一度使う機種が対応しているかしていないかの確認が必要になります。
場合によっては、録画だけでなくソフトウェアに表示することも出来ないのでさらに注意が必要です。

録画してみた!(20秒だけ!)

動画をお見せしたいのですがMonsterX U3.0Rは何も設定せず録画をすると、未圧縮で60fpsを録画してしまうので・・・・
たった20秒の動画でなんと

4.62GB



そして

録画データのプロパティを一挙に公開!

重要なのは1枚目と3枚目
解像度は1920x1080のフルHDで、もちろんフレームレートも60fps!

文章だけの説明にはなってしまいますが、しっかり録画されています。
現在Intel i7-4970kを使っていますが録画中ソフトウェアの挙動がちょっとだけカクついていましたが
パススルー先に影響が出たり録画データがカクついてしまったりっといった事はなかったのでしっかり録画してくれます!

まぁ、20秒では出来ることも少なくデスクトップのウィンドウを動かした程度なんだけれど・・・

個人的なオススメ、ケーブルとか・・・

この手のキャプチャーボードはやはりコンシューマー機をメインとしていても場合によっては動作しないなど
予期せぬトラブルに見舞われてしまうかもしれません。今更オススメしておいてと思うかもしれませんが。

それでは個人的なオススメケーブルや面白い使い方で最後に締めくくります!

まずはケーブル。安い物だと稀に転送速度が遅く、そもそものデータ転送すら出来ずカクついてしまう


ので、準備としまして付属品にHDMIが無いので出来る限り転送速度が速い物を選ぶと良いです。

選ぶ目安としましてはパッケージに

『ハイスピード』や『高速転送』

と表記されたもの。や
今であれば、

『4K対応』

と書かれていれば大体の物は問題ありません。
入力と出力用に二本とも同じ様に早いものが良いです。

参考までにainexの物と、ELECOMのHDMIケーブルになります。


面白い使い方に関してはごく一部の方向けにはなってしまいますが

まず、メインPCのHDMI出力からMonsterX U3.0RのHDMI入力にHDMIケーブルを繋ぎます。(ゲームや本作業をするPC)

次に、サブPCのUSB3.0ポートMonsterX U3.0Rを接続します。

そして、MonsterX U3.0RのHDMI出力PCモニターのHDMI入力に接続します。

出来ましたら―――

メインPCでゲーム・サブPCで生放送をする!



ちょっとした荒業にはなりますが、もし重いゲームを快適に放送したい画質綺麗に放送したいとなったら案外こんな方法もあったりなかったり。
PCを2台用意するのと、ハイエンドのPCを用意するの違いなんですけどねw
ただ、ロマンはありますよ!ロマンは!


どうでもいい事ですが、最近私CallofDuty®BlackOpsIIIにハマっておりまして、
まだコンシューマー機でFPSしていた頃はCallofDuty®BlackOpsを凄いやってましたw
なんていうかあれですね、時代感ってすごいですねw


以上本店Hからでした。

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