指示語だけで会話を成立させニュアンスだけで分かり合う話。
こんにちは、サッポロのNです。以前ブログを書いていたnさんとは別のNです。
大文字です。二号です。
さて、eSportsが大盛況な昨今、様々なメーカーが様々なゲーミングデバイスを様々なタイミングでリリースしております。
そしてその大半は、海外メーカー。
すると我々日本人は、自然と一つの壁にぶち当たるのです。
そう、ソレは......
ソレは【読み方】。
「設定ソフトの英文の意味がわからない」という声もあるかとは思いますが、今回はひとまずコチラ。
そう、英単語はとりあえずローマ字読みから始めてみる我々日本人は、ゲーミングデバイスに限らず常にこの難題と向き合っているのです。
本当によく分からない商品だと、
「あの、マウスの、この間入荷した、黄色の、アレ......」
みたいな会話に。コレでは盛り上がれません。
よって今回は、読み方について書いてみます。
例によってこの記事自体にも読み間違いが発生する可能性が有りますがその際には
どうか生温かい目で見守ってあげてください。
実はゲームとは何の関係もない内容になりますが、見守ってあげてください......
さて、第一問はコチラ。
【Goliathus】
Razer(レイザー)のマウスパッドです。
コレ、なんと読みますか?
【ご......り......あ......ゴリラ? ゴリラサス?】
......実話です。
正解はどうやら【ゴライサス】......が一般的だと思っていたのですが、調べてみると少々複雑。
【Goliathus】の元々の意味は昆虫の名前で、日本だと【ゴライアスオオツノハナムグリ】。wikiるとなかなか立派な画像に巡り合えます。
ソレによると【Goliathus】は【ゴライアス】、読みがそのまま名前に入っていますね。
その他にも【ゴライアサスだ】なんて意見もあり、まぁこのあたりは日本人には判別の難しい英語のネイティブな発音事情もあるのでしょう......。
ちなみに、同じくゲーミングデバイスメーカーであるMionix JAPANの公式アカウントに以前こんなツイートがありました。
>【定期】Mionixはマイオニクスと読みます。
>Aviorはエイヴィアと読みます。
>Naosはナオスかネイオス
>Sargasはサーガスかサルガス
>Castorはキャスター
>Naosはナオスかネイオス
>Sargasはサーガスかサルガス
......【か】
.....っ!?
このつぶやきを見たとき、衝撃を受けたのは僕だけなのでしょうか。
そうです、そもそも真実はたった一つではなかったのです。
かくして、【単語に与えられた読み方はただ一通りだけ】という幻想は粉々に砕け散ったのでした。
話を戻しますと、発音が少し違っていてもそのニュアンスから意味を掬い上げるのが海外の方の基本的なスタンスなのかな、と。
このあたりは、言語の異なる国が陸地沿いに隣接しているという海外ならではの感覚なのかもしれませんね。
それでは第二問。
【ROCCAT】
ドイツのゲーミングデバイスメーカーです。
そのままローマ字読みすると......
......うーん
ろ、【ろきゃっと】?
......ハイ、正解です。
でも、ROCCATが日本に上陸した当初は【ロケット】と呼ばれていました。
それが、ROCCAT Japanの公式ツイッターで【ロキャット】に改められた、という経緯があります。
【ASUS】と同じような流れですね。
ちなみに、本家ROCCATのツイートではこんなつぶやきが。
since it's origins lay in "rocket" & "cat" you have to pronounce it as half rocket half cat :)
...えっと、「ロケットとキャットを半分半分で発音しろ」って感じでしょうか。
ROCCATは商品名も難読です。
【TYON】【NYTH】【RYOS】...
それぞれ、【タイオン】、【ニス】、【ライオス】と読むそうです。
由来を調べてみましたがよく分かりませんでした...いったい何語なのでしょうか。
【NYTH】はウェールズ語で【巣】という検索結果が出ましたがはたして関係あるのでしょうか、謎は深まるばかりです。
と、いうワケで。
まだまだ難読なものは多々ございますが、今回はいったんこの辺で。
まとめとしては、名前というのは時期によっても国によっても発音が変わったりするものなので、明らかに間違っていない限りはお好きなように呼んであげれば良いのかもしれませんね。
......なんて、そんなまとめ方したらこの記事の存在意義がなくなってしまうワケですが。
もしくは、各メーカーの公式ツイッターに聞いてみるのも良いのかも(返事が貰えるかはお約束できませんが)。
それではまた、いずれお会いいたしましょう。
担当のNでした。