HyperXから新たな刺客!「HyperX - Pulsefire FPS」

どうもこんにちは。こんにちはというよりはお久しぶりと言ったほうがしっくりくるDOS/Vパソコン館のスタッフTです。

本日は今週26日発売の新型マウス「HyperX - Pulsefire FPS」についてです。

発売前の製品を代理店であるマイルストーン様からお借りすることが出来たのでレビューしてみたいと思います。

プロ仕様の高精度なFPS向けマウス」を謳うこの製品をじっくり見ていこうかと思います。

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概要

  • 形状:右手専用マウス
  • 使用センサー:Pixart PMW3310オプティカルセンサー
  • 使用可能解像度:400,800,1600,3200dpi
  • 最大認識速度:130ips
  • 最大認識加速度:30g
  • ボタン数:6(左右メイン、ホイール、サイド×2、dpi変更用)
  • LED:単色赤色(ホイール及び下部HyperXロゴ)
  • 接続方式:USB 2.0
  • ポーリングレート:1000hz
  • USBデータフォーマット:16bit/axis
  • 動摩擦係数(HyperX Furyマウスパッド使用時):0.16μ
  • 静止摩擦係数(HyperX Furyマウスパッド使用時):0.21μ
  • ケーブル仕様:布編みこみ
  • 重量:ケーブル無95g ケーブル込120g
  • ケーブル長さ:1.8m
  • サイズ:127.54×71.07×41.91mm
  • 価格:税別5,074円(6/20現在)
  • 発売予定日:2017年6月26日

外観

まずは外観から。

ぱっと見た感じ「 IntelliMouse Explorer 3.0」に近い形状をしています。両サイドにはゴムラバーが施されているので安定して持てます。

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形状比較の為にZowie - EC1-Aと並べてみました。

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EC-Aシリーズと比べるとPulsefireは台形に近い形状になっています。マウスパッド上で動かしているときはEC-Aと比較して安定感があるように感じます。

ですがマウスを持ち上げる際に下側が広いので力が逃げやすいのが気になりました。ラバーのおかげでグリップはしっかりできるのでそこまで気にならないかと思います。

EC-Aだと下側が窪んでいるので持ち上げやすい形状になってはいますがラバーが付いていないので持ち上げる際に手が乾燥していると滑ります。

頂点部分のポイントも違っていてPulsefireはEC-Aと比べると後ろに頂点が来ています。掌をぴったりマウスに押し付ける持ち方だとこの辺りに違和感を感じる可能性があります。

左右クリックのストロークも短めで連打がしやすいです。LoLなどのゲームにも使えそうです。

ケーブルは布巻き仕様なので断線し辛いかと思います。細めでは有りますが一般的な布巻きケーブルと比べると硬い印象を受けました。マウスを動かした際ケーブルの硬さが気になる人もいるかも知れないですね。

ソールは大きめなものが2枚。大きいソールは安定感を生み出すので個人的には有かと考えています。

ホイールは24ノッチで軽快に回ります。かなり軽く回りますがしっかり止まるホイールに仕上がっています。

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LEDが付くと以下の様な感じになります。ホイールとロゴが赤く光ります。

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ホイール下のボタンにもLEDが仕込まれていて色によって現在使用中のdpiが判断できます。(白400dpi 赤800dpi 青1600dpi 黄色3200dpi)

写真だと白と黄色が見分けつかないかもしれません・・・・

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性能

実際にセンサー周りを測定してみました。

まずはUSBポーリングレート。定番の「Mouse Rate Checker」で測定した結果が以下の通りです。

PulseFire porlingrate.png

平均1000hzで動いています。Zowie製のマウスはポーリングレートの指定が出来ましたがPulsefireは1000hz固定となっています。

ゲームタイトルによってはポーリングレートを下げた方が安定する可能性もあるので気になるところです。

次にトラッキング性能を測定してみました。使用したマウスパッドはQcK Heavyです。

PulseFire400dpitest.png

pulsefire800dpitest.png

pulsefire1600dpitest.png

pulsefire3200dpitest.png

こうグラフとして可視化すると一部エラーを吐いている部分は有りますが非常に素直な波形になっています。

他のPMW3310センサー搭載マウスと同じ挙動なので実際にゲーム中でおかしな動作はないかと思います。

実際ゲーム(PUBG等)で使用しましたがおかしな挙動は感じませんでした。

ちなみにこのマウスには専用ソフトウェアは存在せず、Windows標準ドライバーで動作するドライバーレスマウスです。

なのでマクロ等は使用不可能となっています。MMOなどを遊ばれている方は注意が必要です。

主に「コンペティティブゲーマー」と呼ばれるタイプのゲーマー向けですがFPSやTPSなどのマウスの使用頻度の高いゲームをする際には万人にオススメできる性能を持っています。

価格も税別5,074円(税込5,480円)と非常にリーズナブルなので試しに買ってみるのもアリでしょう。

展示サンプルもあるので是非触りに来てください。