日本人の手のひらサイズにぴったり?CoolerMaster「Mizar」&「Alcor」
こんにちは、本店スタッフFです。
最近の悩みに手が小さい!というのがあります。
機能面で惹かれるデバイスがあっても、サイズが手に合わなくて断念せざるをえないんですね...。
今回はそんな手の小さい人でも持ちやすいCoolerMasterのゲーミングマウス「Alcor」と「Mizar」2製品の紹介です。
Mizar | Alcor | |
センサー | Avago 9800 レーザー | Avago 3090 光学式 |
ボタン数 | 7 | 7 |
トラッキング解像度 | 200~8200DPI (100毎調節) | 400~4000DPI (固定値 ファームウェアで変動) |
最大認識速度 | 未公開 | 60IPS |
最大加速度 | 未公開 | 20G |
レポートレート | 100/111/125/142/166 /200/250/300/500/1000Hz | 1000Hz |
寸法 | W60.4 x D124.8 x H40.2 mm | W60.4 x D124.8 x H40.2 mm |
重量 | 約100g(ケーブル別) 約120g(ケーブル込) | 約86g(ケーブル別) 約120g(ケーブル込) |
形状は2製品共にほぼ同じ。多くのゲーマーに圧倒的な支持を得ていた「Microsoft IntelliMouse Explorer 3.0(以下IE3.0)」に非常によく似ています。
残念ながら手元にIE3.0がない為写真で比べることが出来ませんが、IE3.0がW69 x D132 x H43 mm/163gに対してW60.4 x D124.8 x H40.2 mm/120gと小型化。
手の小さめな日本人に使いやすいサイズになっています。
違いとしては
Mizar⇒側面部がラバーが埋め込まれている/マウスホイール部がLEDで光る
Alocr⇒側面部がプラスチック/マウスホイール部のLEDなし
となっています。このあたりは手触りやLEDの有り無しで選んでよさそうですね。
スイッチには高品質・高耐久で有名なOMRON製を採用。センサーはMizarがレーザー「Avago ADNS-9800」、Alcorが光学式「Avago ADNS-3090」をそれぞれ搭載。
。ADNS-9800搭載の一部マウスで言われる遅延やもっさり感も数時間の使用ではありますが感じることはありませんでした。
スイッチ・センサー共に定番どころを使っているので安定したモデルと言えますね。
次にカスタマイズ面について。
AlcorはCoolerMasterの製品ページよりファームウェアがダウンロード出来るのですが、面白いのはFPS用やMMO・RTS用と複数種類のファームウェアが用意されている点。
どれを選ぶかによってDPIやリフトオブディスタンス・レポートレートが変化するので使用するゲームに合わせて選べるようになっています。
ファームウェアでカスタマイズが完結するのでソフトウェアをインストール出来ない環境でも使用可能な点や、他ソフトとの競合を心配しなくていいのは嬉しいところです。
LEDカラーがDPIによって固定されているので、拘りがある方はご注意を。
もう一方のMizarは専用ソフトウェアが用意されています。こちらも製品ページよりダウンロードになります。
フロファイルは4セット、すべて日本語表記となっているのは安心ですね。
ボタンは7個すべてを自由にカスタマイズ可能。マウスとキーボード操作は勿論、マクロ機能やプロファイル・DPIの切り替えも割り当てが可能となっています。
DPIは100刻みで調整、4種類保存する事が出来ます。その他マクロ機能やポーリングレートの変更・直線補正のオンオフ・LEDのカスタマイズ等幅広い項目がソフトウェア上からカスタマイズが可能です。
直線補正はオンオフの二択で、軽く試してみたところかなり強めの補正がかかっていました。
左:補正なし 右:補正あり
IE 3.0の派生・小型の形状に定番のスイッチやセンサーを搭載。
癖がなく非常によくまとまっている使いやすいマウスと言えます。
ところでIE3.0の小型モデル+ADNS-9800/3090と聞くと今は無き(?)日本のデバイスメーカーDHARMA POINTの「DRTCM38」「DRTCM37」を思い出す方も多いのではないでしょうか。
センサー位置やスイッチメーカー・ソール溝の有無等違いはありますが、非常によく似ていますのでサンナナ、サンパチユーザーで乗り換え先に困っていた方には特に是非試していただきたいですね。
以上CoolerMasterの「Mizar」「Alcor」の紹介でした。