【新製品】COUGAR Gaming Mouse 300M

こんにちは。eX.ゲームデバイス担当のヌルゲーマーKです。

今回は代理店さんから発売前のゲーミングマウスをお借りできたので、そちらをご紹介させて頂きます。

お品物はこちら! 「COUGAR 300M gaming mouse」ですっ!

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COUGARと言うメーカーについて

元々PCパーツ(主にケース、ケースFAN、電源ユニット)を扱っていたメーカーです。
ちょっとお安めと言う価格帯の商品が多いのですが、同価格帯の他社製品と比べると品質や性能が優れていると言う印象です。
去年あたりからゲーミングデバイスの扱いを始めました。新規参入ながら既にヒット商品(gamingkeyboard 200Kとか)も世に送り出しています。

当BLOGでも過去にCOUGAR商品をご紹介をさせて頂いておりますので、是非ご覧下さい。
・COUGAR gamingkeyboard 200K
5,000円近辺のキーボードでは現在一番売れているのではないかと思います。
ゲーミングキーボードとしては珍しいパンタグラフスイッチの薄型キーボードです。LEDもポイントですね。

・COUGAR gamingmouse 200M
ゲーミングマウスとしては低価格。でもしっかりと基本を押さえた仕様なのでジワジワと売れ続けています。

 

仕様

  • センサー:ADNS3090 Optical gaming sensor
  • 解像度:400/800/1200/1600/2000/2400/3200/4000 dpi
  • ポーリングレート:1000Hz/1ms
  • フレームレート:6400FPS
  • 最大トラッキング速度:60IPS
  • 最大加速:20G
  • プロファイルLEDバックライト:1680万色
  • オンボードメモリ:あり
  • 材質:プラスチック
  • ボタン数:7
  • スイッチ:オムロン製
  • 接続方式:USB
  • ケーブル:1.8m(編巻)
  • サイズ:125 x 70 × 39 mm
  • 重量:95g

数字を見る限り、ゲーミングマウスとしてはミドルクラスかそれよりちょっと上な感じですね。
代理店さんのサイトに詳細がございますのでご参照下さい。

 

外見

パッケージ画像を見た瞬間にピンと来た方も多くいらっしゃるかと思いますが、大人気だったあのマウスとよく似ています。
当たり障りの無いように言うならば「ゲーミングマウスとして人気が高い、極めて標準的な形状」です。
サイズも日本人向けのあまり大きくないサイズとなっています。

・上から
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比較的シンプルなデザインです。

 

・左から
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親指の位置にサイドボタンが二つあります。

 

・右から
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こちら側はスッキリ。

 
・後ろから
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COUGARのロゴがあります。こちらは光りません。

 

・前から
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ケーブルの付け根は補強してあります。
ゲーミングマウスでは極々普通の仕様なのですが、ゲーミング用ではないマウスだと補強パーツが無しの物が結構あります。

 

・下から
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大き目のマウスソールが目立ちます。
オレンジ色のボタンは「ModeCycleボタン」と言うらしく、プロファイルの変更に使うそうです。

 

・コネクタ
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ちょっとゴツくなっていて頑丈そうです。
USBコネクタが密集しているところに挿す場合は干渉に注意が必要です。
ケーブルはゲーミングマウス定番の編巻きですね。強度に期待できそうです。

 

・イルミネーション
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ホイールの手前にあるランプ二つが光ります。1680万色の中から色を選べます。
主な用途は現在使っているプロファイルと解像度がどれなのかを表示する為に使います。
装飾の意味合いは薄いと思います。

 

・色違いのイエロー

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こちらのカラーも同時発売予定です。

 

 

設定用ソフト (4/27追記)

当初、記事の作成中にソフトを入手できなかったので未掲載でしたが、ソフトのダウンロードが可能になりましたので追記しました。

ちなみに300Mが接続されていないとソフトのインストールできません。

設定ソフトを起動するとこの画面になります。
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デフォルトではボタンが設定されていませんが、スナイパーモードもあるようですね。

「ゲームプロファイル管理」をクリックすると、この画面が出ます。
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「プロファイル」と「モード」の違いがイマイチ解りにくいのですが、同じ物を指しているようです。

「キー割り当て」をクリックすると、この画面になります。
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右側の枠にある操作のアイコンを各ボタンのところまでドラッグすると機能が割り当てられるようになっています。
選べる操作は大別して「基本」「詳細」「マクロ」となっていて、「詳細」のタブは中身がさらに細分化されています。

以下「詳細」タブの内容です。
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大体見れば想像が付く操作なのですが「インスタントモードスイッチ」だけちょっと解りませんでした。
スナイパーモードは「スナイパーボタンを押している間だけマウスの解像度を下げる」機能です。
FPSの狙撃に限らず、特に精密な操作を行いたい時に利用しても良いかもしれません。

「マクロ」のタブはこんな感じです。
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マクロの作成画面です。
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かなり細かいところまで設定できるようですね。
マウスカーソルの設定もできるようです。

トップ画面の「ライティングコントロール」をクリックするとこの画面になります。
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これだけのカラーが選べるのに光るのが2か所だけと言うのはちょっと勿体ない気がします;;

一部解りづらい部分があるものの、日本語化されており一通りの機能は備えているようです。

使用感など

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元々人気のある形状なので、握ってみて違和感は感じません。すんなり馴染める方が多いのではないでしょうか?
ちなみに私の手は、全体サイズが日本人成人男性標準サイズです。掌が広め、指が短めです。

 

・表面加工
上も横もほぼ全域ラバー調です。滑りにくい反面、手汗などの汚れは目立ちやすいです。好みが分かれます。

・重さ
ケーブル含まずで95gとゲーミングマウスでも軽い部類に入ります。
ここも好みによるところです。ゲーム向けだと、軽い物を好まれる方の方が多いでしょうか?

・滑り
ゲーミングマウスとしては標準的でしょうか?ここも好みに大きく依存します。マウスパッドを変える事で調整も利きます。

・ボタン
軽いですがしっかりとしたクリック感があります。今やどのゲーミングマウスもオムロン製のスイッチを使ってる雰囲気ですが、スイッチだけではなくボタンのパーツや機構によっても感触が変わってきますね。

・ホイール
チルト(左右に倒す操作)には対応していません。勢いを付けて回しても指を離したら止まる機構になっています。ゲーム使用においてはこの仕様の方がいいですね。Webブラウズのスクロールのときは「サーーーーーッ」って回る方が便利かもですが。

ここはやっぱり店頭で実機を触って頂きたいところですね。TSUKUMO eX.パソコン館では4/24(金)から展示を開始する予定です。

 

 

アレとの比較

形状が酷似している「大人気だったあのマウス」の具体的な商品名を伏せる努力をしてみましたが、ちょっと無理ですね。諦めました。 一度書いてみたのですが、全然文章として成り立ちません。
「アレ」とはダーマポイントの三八、三七の事です。既に販売を終了している商品ですが、メーカーさんのサイトには情報が残っていますので詳しく知りたい方はご覧になってみて下さい。

 

【センサーについて】

300M:最大4000dpiの光学センサー ADNS3090
三七:最大4000cpiの光学センサー ADNS3090
三八:最大8200cpiのレーザーセンサー ADNS9800
※cpiとdpi:メーカーによる記載の違いです。意味は同じで解像度を表します。

センサーは三七と同じですね。


【外見の比較】

第一印象で思っていたよりも違いがありました
300M:D125xW70xH39 mm 95g(ケーブル含まず)
三八(三七):D124xW68xH39mm 127g(ケーブル含む)
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長さは300Mの方が1mm長いです。幅も300Mの方が2mm長いです。
重量は公表値がケーブル込みだったり込みでなかったりしたので正確な比較は出来ません。
持った感じでは「同じくらい?」でした。

左右ボタンのあたりはパーツ構成が違いますね。
三八がベースとボタン部分でパーツが別れているのに対し、300Mは一体になっています。

表面加工は三八はサイドがザラザラの凹凸があるプラスチック、上部が平坦なプラスチック又はラバー調加工です。(商品のカラーで違います。)
それに対して300Mは上部もサイドもラバー調加工です。

 

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高さは同じなのですが、カーブが若干違うようです。
300Mは手前から見て左上が盛り上がってる感じですね。
持ち比べたときも違いを感じました。

 

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裏側はかなり違います。
まずはセンサー位置。300Mの方が手前側にあります。
次にマウスソール。300Mは大きなソールが前後に貼ってありますね。
簡単な比較をしてみましたが三八の方がやや滑ると言う印象を受けました。あくまでも個人的な印象です。


【比較まとめ】

似ているようで結構違います。三八や三七からの乗換え候補として考えた場合・・・
三八や三七が既に体の一部になっているような方(シンクロ率400%くらい??)からすれば違いがマイナス寄りに働く可能性が高いと思います。ある程度慣れを要するかもしれません。
そこまでではない方(シンクロ率100%以下?)からすれば、違いを「個性」と言うプラス寄りの方向で受け取る事もできます。

三八、三七の完全コピーを望む方には向きませんが、完全コピーである必要がない方は候補にして頂いてもよろしいのではないでしょうか?
違いの部分を「良いととる」か「悪いととる」か「気にしない」なのかで結果が変わってくると思います。

まとめ

・突拍子もない機能はありませんが、とにかく堅実でクセが無い造りなので広い層にオススメできます。
・「はじめてのゲーミングマウス」にも適しているかと思います。
・ダーマポイントの三八、三七の代替として導入する場合は違いを把握された上でよくご検討下さい。


発売日は4/30(金)、予価税別6,980円となっております。
先程も触れましたがTSUKUMO eX.パソコン館では4/24(金)から店頭展示も行う予定です。
「お?ちょっと気になるな」と思われましたら是非ご来店を~^^