マウス、キーボードだけじゃない! ゲームパッドも紹介! その2

こんにちは、スタッフKです。前回に引き続きゲーム用入力機器の超基本、ゲームパッドの紹介をしていきます。
今回は人気も(値段も)高いアイツを紹介!


Razer Sabertooth
メーカーWebページはこちら http://www.razerzone.com/jp-jp/gaming-controllers/razer-sabertooth

最近はゲーミング以外の商品も出してきているゲーミングデバイスメーカーの老舗RazerのXbox360用ゲームパッド! Sabertoothはその2世代目になります。(初代はOnza及びOnza Tournament Edition)

ベースにしているXbox360コントローラ(通称:箱コン)に徹底的にRazer的な見直しをした結果、

  • 背面と上部にボタン追加+ボタンの割り当て機能付加
  • コントローラ側でのアナログスティックの感度調整機能を付加
  • "Hyperesponse"と名付けられた「超」押し込みの浅いABXYボタン
  • 方向パッドを押し分けしやすくする為に分割
  • グリップ力アップの為、本体全体をラバーコーティング

...となっております。前モデルOnzaですら「追加ボタン便利過ぎ!」ということで欧米各種大会で使用禁止になるほどでしたが、本モデルも同様に各種大会のレギュレーション違反になるケースが殆どだと思いますのでプロゲーマー目指す方は「慣れないように」ご注意ください。

■ 追加ボタンの割り当て機能付加&アナログスティック感度調整

Sabertooth一番の特徴「便利な追加ボタン」正式にはLR部分が「マルチファンクションボタン(MFB)」背面部分が「マルチファンクショントリガー(MFT)」ですが、当然Xbox360の仕様に無いボタンですので、どーなってるのかと言いますと、どちらもゲームパッド側で割当設定を行うようになっています(アナログスティックの感度調整機能も同様)。

Sabertoothの手前側にはOLEDスクリーン(有機LED)とボタンが二つ付いており、ここでRazerが追加した機能の設定を行います。

MFB、MFT機能についてはXbox360で規定されているキーのうち、Xboxガイドボタン(しいたけっぽいアレ)とアナログ系キー以外の全キーが設定可能、っぽいんですが、明記が無いので確証ないです。すみません。LTとRTのアナログ動作については多分ON/OFFしか設定できないのではないかと思います。

アナログスティックの感度設定は強弱各10段階の合計20段階設定がそれぞれ可能になっています。マウスのdpi調整みたいな感覚です。前モデルOnzaは機械的な調整でしたが壊れやすかったんで変わったのだと思います。個人的にはOnzaのアナログスティックが重く(固く)なる機械的調整は好きだったんですけどね。

■ デジタル方向キーと"Hyperesponse"キーについて

方向パッドは見ての通りのプレ○テっぽい配列になっています。これはFPS/TPSのゲームに多い「方向パッドで武器変更」を優先した結果...というのをどこかで見ました。ようはとっさの入力で斜め入力になっちゃって、ってのを防ぎたいからのようです。実際に意味はあると思います。ただ当然ですが反面斜め入力は難しくなっています。

そして賛否両論のある"Hyperesponse"ABXYキーです。1mm~2mmくらいしか遊びが無い、マウスの左右クリックのような押しが浅いスイッチです。明らかにゲームパッドっぽくないこのスイッチ、前モデルOnzaは「よく壊れる」と有名でしたが前よりは話を聞かないので(笑)どうやら改善されたようです。ただ押しが浅い部分はかなり人を選びそうなところですね。使っている人の話では「慣れるまでは押したつもりが無くても押している」との事。

 

...と一通り説明してみましたがいかがでしたでしょうか。今回のRazer Sabertooth、blog作成時の店頭価格は税別10,800円と決して安くありませんが他にない機能が満載です! 今回のblog記事で何かが心の琴線に引っかかった方は是非検討してみてください。

それではまた! (スタッフK)