「FPS初心者講座」Vol.3:準備は出来た?さあ、戦場へ!
「FPS初心者講座」Vol.3:さあ、戦場へ!
どうも、札幌のnです。
「FPS初心者講座」は前回、前々回でFPSゲームを始めるのに必要な機材のご紹介をさせて頂きました。皆さん、戦いの準備はもう出来てますよね?今回からは、FPSゲーム全般に通用する、兵装・戦術等についてのご説明をします。
まずは本題に入る前に、前回少しお話ししましたが、どんなFPSタイトルから始めたら良いかを、どんな世界観で戦いたいか、好みに合わせてご紹介したいと思います!※パッケージタイトルのみで選んでます。
何でもアリな、大規模戦場で現代戦を愉しみたい!
「Battlefieldシリーズ」 ~大規模なマップで行われる現代戦は圧巻の迫力!
ストーリーモード重視、オンラインは手軽に愉しみたい!
「Call of Dutyシリーズ」 ~重厚なストーリーと、手頃なマップサイズが初心者にオススメ!
エイリアン、ゾンビが相手のSFホラーを愉しみたい!
「CRYSISシリーズ」、「Dying Light」 ~人間相手より化け物を倒したい!
「Battlefield」シリーズは何と言ってもマップの大きさがハンパ無い。最大対戦人数64人!最も大きなマップでは、戦車やヘリ等の各種ビーグルを使っての戦闘も可能なので、より高度な戦略が必要になります。要求されるグラフィック性能はかなり高くなりますが、高精細なグラフィックが家庭用ゲーム機では味わう事の出来ない、リアリティを体感できます。最新作「Battlefield Hardline」は新機軸の警察VS犯罪集団!
「Call of Duty」シリーズはオンラインやらないユーザーの方にオススメのタイトルです。前回は「Call of Duty Ghosts」のご紹介をしましたが、シリーズごとにストーリーが繋がっていて感情移入度が高い。実は、ぼくもこのシリーズのストーリーモードだけを、ずっとプレイしていた時がありました。オンラインモードのマップサイズがお手ごろな大きさなので、あまり気負わずに気軽に始められるのも良いですね。
FPSゲームは必ずしも相手が人間という訳ではありません。「CRYSIS」シリーズはナノスーツという特殊武装を使って、超人的な能力でエイリアンに対抗する、SF映画的なFPSです。武器も架空の未来兵器なので、そういうのが好きな方にはオススメです。シリーズを通して重厚なストーリーがメインですが、しっかりオンラインモードも装備してます。
「Dying Light」は、映画「Walking Dead」の世界さながらのサバイバルホラーFPSです。ゾンビ相手なので、やられ方がいちいち、グロイんで子供の前ではプレイ出来ません...。FPSと言うよりも、一人称視点のオープンワールド型アクションゲームです。
以上、初めてのFPSゲームにオススメのゲームタイトルでした。それでは「FPS初心者講座」、今週も始めます!
基礎知識編:FPSゲームで勝つための重要な3つの要素
それでは実際にプレイする上で覚えなければ行けない3つの要素からご説明します。どのFPSタイトルでも使える共通の知識なので、しっかり理解しておくと、一方的にやられることは無いと思いますよ。
一つ、とにかくマップを見て状況を把握する!
どんなFPSゲームでも必ず画面のどこかに、マップ情報を表示する「ミニマップ」なるものがあるはずです。これで得られる情報は非常に重要です。CoDの場合こんな感じです。
記号の意味
- 黄矢印 → 自分(矢印向いてる方向が自分の見ている方向)
- 緑矢印 → チームメイト(矢印の意味は自分を同じ)
- 赤丸 → 敵!
これはチームデスマッチの場合です。(5vs5とかのチーム戦)ミニマップをしっかり見ておくと、味方が何処にいて敵と交戦しているのかが把握できるので、闇雲に動き回る必要が無くなります。
「じゃあ、敵も味方もミニマップ見てたら常に把握できるじゃん。」ってそれじゃ緊張感無いっすね?実は敵を表す赤丸は、敵が発砲した時数秒間だけ表示されるので(サプレッサー等の消音装置を装備した場合は発砲時に表示されなかったりします)常に位置が確認できるわけではありません。
でもしっかり見ていれば、明らかに2~3人敵がいる場所に1人で飛び込んで行く様な事は無くなりますし、無謀な行動を取らなくなるだけでデス数(やられた数)は減るはずです。もちろん逃げてるばかりでは面白くありませんが。
例えば、発砲した敵の位置を近くに発見した場合、物陰に隠れて待ち伏せしていれば有利な状況で交戦できます。最低限自分の正面から敵を迎え入れえるような状況が理想ですね。不意に撃たれるような機会が少しでも減れば撃ち返す事はできるはず。
それとしっかりマップを見ていないと、不意に曲がり角からチームメイトが出てきた時に「うあっ」となって、発砲してしまう事があります。これは最悪で、チームメイトの位置さえも敵に悟られる事になるので、速やかにチームメイトから離れましょう。心の中であやまりながら。
一つ、不用意に飛び出さない冷静なクリアリングを!
曲がり角から飛び出した途端に撃たれる。最初はこんなシチュエーションの連続です。またかよ、みたいな。でもこれは自分が悪い。曲がり角の先に、もし敵がいたら?と思いながら移動していないからそうなるんです。
「クリアリング」とは自分の進行方向に対しての安全確認を行う事。さっきのミニマップの話も、発砲していない敵の場所は分からないのでクリアリングは必須の動きです。最悪なのは敵は見つけてるけど、自分が全く気付いていない状態。後ろから近づかれてナイフで...
とにかく敵が出てきそうな場所を画面の中心にするのを心掛ける。画面の中心には「クロスヘア」という縦と横の線があり、その中央で敵を捉えれれば命中率が上がります。さらに命中率を上げる方法はADS(Aim Down Sight)で、銃器に装備された照準を使って敵を狙う事です。
左が通常時、右が照準を覗いたADS状態。常に照準を覗いていれば命中率は上がるのですが、デメリットとして視野が狭くなるのと、移動スピードが遅くなります。だから曲がり角から覗く時はADS状態、敵がいなければ通常に戻すという立ち回りを心掛ける。
一つ、狙った獲物は逃がさないエイミング能力を養う!
3つめが正確に敵を捉える「エイミング」について。FPSはとにかくこれにつきる、どれだけ敵を早く発見できても、正確に狙えなければ逆にやられてしまいます。ぼくもよくありますが「絶対、先に撃ってんのに、なんでやられるの?」情けない....
「何で、当たんないの!!!」
といった状況に陥った場合、よくある理由がこれです。
- 自分の使っている武器の射程距離を把握していない。
これは敵を発見した時に、敵との距離に関わらずすぐに撃ち始めてしまうという悪い癖。自分の持っている武器には射程距離があります。近距離が得意な武器、遠距離が得意な武器、ナイフような接近戦用の武器等。
細かい武器の特性は次週ご説明いたしますが、初心者に扱いやすいのは、アサルトライフルやサブマシンガンという、近~中距離の射程距離に優れた武器です。何故かというとある程度の距離は飛ぶし、連射性能が高いので、数撃って当たる武器だから。
最初はこれを使って自分の射程距離を理解しましょう。自分の射程距離とは、撃った弾丸がばらけずに狙った所に飛ぶ距離です。発射された弾丸は、距離を増す程に勢いを無くします。だんだん弾道がずれていくのはそういう理由です。
- 撃ち過ぎの反動で照準がずれてる。
さきほど、数撃てば当たると言いましたが、実は数撃った時のデメリットもあるんです。とくに連射性能の高い武器は気を付けなければなりません。
FPSゲームに出てくるほとんどの武器には、弾丸を発射したの反動が必ずあります。なので、発射した時の反動で銃口が標的からだんだんずれていくのです。
連射の出来る武器は、マウスのボタンを押しっぱなしにすると弾切れまで撃ち続けます。だんだん標的から銃口がそれていくのに撃ちまくっても絶対当たりません。
目安として、3発撃って当たらなければ、一度ボタンを離して再度狙い直す。とは言っても、こんな事は最初絶対にできないと思います。特に近い距離での撃ち合いだと、冷静な判断の出来る方の勝ちなので、とにかく経験を積みましょう。
- クリアリングが出来ていない。
2つ目にご説明した「クリアリング」が出来ていないと、不利な状況で敵に遭遇しちゃったりします。一番理想的なのは、照準を覗いてる時に、敵が中心に飛び込んできてくれる瞬間です。なかなか、そうなりませんが...
そうなる為には、敵が飛び出してきそうなところを張っておくのが大事で、その為には最初に説明したマップの理解が必要なんです。これで大事な3つの項目が、全て繋がりましたね!
ベテランのFPSプレイヤーでも、初めて戦うマップだと戸惑うものです。何回もやられれば敵が良く出てくる場所や、張ってる場所は分かってくると思うので、それを覚えて次に生かすのが大事です。自分の死を次の自分に生かしてください。
今週のまとめ:とにかく数をこなすことが大事!
それでは、今日のまとめ。
「マップ見る」「クリアリングする」「エイミング」
この3つです!この3つを頭に入れて戦っていれば、何回もやられているうちに、すこしづつキルレシオが上がってくるはずです!まずは「キルレシオ:1.00」以上が平均して出せる様になるまで頑張りましょう。
最後にCoDネタですが、これをご覧下さい。
頭の上に電球マーク。これが出てるプレーヤーはメニュー開いてるか、チャット中です。何かひらめいた訳じゃありません。そっとしておきましょう。
次週はみんな大好き武器の特性についてのご紹介。それにしても、FPS講座と言いながら、ほとんどCoD講座になっていてすいせん。恐らく次週もそうなると思いますが、またお付き合いくださいね。