ツクモゲーム部 Tweet ロープロファイル対応グラフィックカードでスリムデスクトップでもゲームが楽しめる!? こんにちは、名古屋Nです。 「オンラインゲームに興味はあるんだけどウチのパソコン○○(メーカー名)のスリム型デスクトップだし、買い替えまではコストがちょっと......」 というお話をお店で時々伺います。 そんなときにはコレ ロープロファイル対応のグラフィックカードを試してみてはいかがでしょうか。 今回例として挙げておりますグラフィックカードは GIGABYTE GV-N750OC-2GL(税別18,280円) DirectX11対応、GeForce GTX750のオーバークロックモデルGDDR5のビデオメモリを2GB搭載するPCI-Express×16バスのカードです。4K対応のDisplayPortを含むデジタル4画面同時出力に対応していたりとゲーム以外の用途でも十分活躍できそうな製品ですね。 コンパクトですが2スロット占有タイプなのでスペースの確保はしっかりと。テスト機の電源は240W。スリムデスクトップPCでは標準的な容量ですが果たして足りるのか。ちなみにこのグラフィックカードは補助電源を必要としません。嬉しい仕様です。 ドライバインストール後、ベンチマークを計測。 FFXIV蒼天のイシュガルドベンチマーク(DirectX9 1280×720 高品質モード)スコア:9719 評価:非常に快適同機グラフィックボード非搭載(Intel HD Graphics 4600)ではスコア:1170 評価:設定変更が必要でしたので、明らかに遊べる!というレベルまで向上していると判ります。 その後、いくつかのベンチマークを何周かする形で動作させてみましたが、負荷のかかった状態でも無事最後まで動作してくれました。(テストに使用したPCではDirectX11での動作は残念ながら確認できませんでしたが)GTAやSkylim、BattleField等のFPS系で高スペックを要求するゲームは難しいですが、FFXIVを始めとした2D/3Dのオンラインゲームなどは描画設定次第で十分に遊べそうです。ただし、グラフィックカードを搭載した部分がかなり暖まっていましたので冷却や排熱に関しては十分注意が必要です。 ちなみに今回使用しているPCの仕様はCPU:Intel Core i5-4570(3.2GHz)RAM:4GB(PC3-12800 4GB×1)HDD:500GB(7200rpm)Windows7 Professional SP1 32bitという、事務端末向けの比較的高性能なスリムデスクトップPC。64bitOSの方がDirectX11の利用等、昨今のゲーム環境に適しているのですが、今回は既存の環境を強化する、という題目なので敢えて32bitOS製品でテスト致しました。 電源ユニットの容量や内蔵スペース、増設スロットの有無など、ある程度自作関連の知識や経験が必要となる作業ではありますが、こういった「本体性能は高いけれどもゲームには向いてない」パソコンをお使いの方、家族共用のパソコンで買い替えは難しい、といった理由をお持ちの方は一度検討してみてはいかがでしょうか。 不明な点があればお気軽にスタッフまでご相談下さい! 前の記事 次の記事