こんな初歩的なことは今更聞けない!?グラボの付け替え方!!

こんにちは。
本店ゲーム部担当のスタッフTです

自分では当たり前だと思っていることが以外にも普通ではないことってよくありますよね。
自作PCを使われている方、すでに入れ替え作業をしたことがある方は、そんなもんすぐに出来るだろと思うでしょう。
しかしPCパーツといえば精密機器と手を触れられない方も多いみたいで。
そんなわけで今回はグラボの付け替え方、やってきます!

こんなこと知ってるよ!という方は今回はすいません。
読み飛ばしてください(笑)

早速本題に入りたいと思います。
今回使用するのはこちら!
hontai
本店地下にて4Kモニターのデモ機として動いているマシンで、中にはmsiのGTX970が入っています。

(普通に考えて4Kモニター用のグラボに970って頭おかしいんだけどね

まず服を脱ぎます。
って決まり文句があると思うんですけど...
あれに関してはあながち間違ってないです。細心の注意を払うなら素っ裸になって作業しましょう!
というのも、服を着ていると静電気が発生しますよね?
特に真冬にセーターを着たり、毛布に触れながら作業をしているとバチバチ言って最悪パーツが壊れることがあるので絶対にやめましょう!
そんなに脅すほどでもないんだけど初めての場合はこれくらいはね...

それではまず始めにケースを開ける準備を。

よっしゃケース開けるぞ!の前にやることがありまーす。
今まで使っていたパソコンであれば背面にマウス・キーボードのUSBやらモニターにつけるケーブルやら電源のコードやら色々ついていますよね?
まずはそれを全部取り払うこと!当然グラフィックボードが抜けなかったりとかもあるのですが...
powerunit
この赤丸の部分!絶対にチェックしてくださいね!
電源コードを抜くこと、そして念のためスイッチもOFFにしておきましょう。(○の方に倒れてればOK。-の方に倒れていたら電源のスイッチがONの状態になっています。)
さすがに電気を流したままの作業は危ないですからね...?体よりもパーツがほぼほぼ壊れるのでご注意を

準備が終わったらケースを開けていきます。

恐らくここは外からパッと見てもすぐわかると思いますが...
まずケースのサイドパネルを止めているネジを外しましょー
sidepanel
赤丸で囲ってあるところに大体ネジがついています。
この部分に関してはケースによって止め方が異なるのでよく見てみましょう/
ネジを外したらサイドパネルを横にスライドしたり取っての部分を引っ張ったりするとケースの中が見えるようになります。

そしてサイドパネルに...
hand
べったりと手をくっつける!ざっと3秒位ガッツリと手を当ててくださいな!
PCケースのほぼすべて、サイドパネルはスチールやアルミなどの金属類でできています。
これには理由があり、先程も説明したように体中に静電気を帯びていると中のパーツに悪影響を及ぼす可能性があるため、このようにしてサイドパネルを使って静電気を逃がすため、というのがひとつあります。
金属でなくても木などでも一応放電はできるので、机に手を当てるとかも方法としてはありかな?
ちなみに本店地下のパーツコーナーにはこんなものもあるため
handpower
もし静電気がどうしても怖い!気になる!という方は静電気防止手袋をつけるのもありですね!
なお手袋なので作業効率は落ちます。というかやりにくいです。
静電気防止のリストバンドなどもあるので個人的にはソッチのほうがお勧めかな?
兎にも角にも静電気対策もバッチリ。これをしないと中は触れません!

で、まずは中の状態を確認してみましょう。
慌てず全体を確認してから作業の順番を決めたほうが効率もいいですし、パソコンの中を弄るなら安全も確保できるので最初はしておくといいです。
元の配置を覚えていられるか心配><という方はこのタイミングで中の写真もとっておきましょう
VGA
そしてまず最初にグラボにつながっている補助電源のケーブルを抜きます。 powercable
クリップみたいなところがあるのでそこを押しながら引いてあげればさほど苦労はしないかと思います。

電源のケーブルを抜いたら次はグラボを止めてるネジを外します。

グラボの映像出力端子(HDMIとかDVIとか)がケースの背面から出ているかと思いますが、そこに近い部分がネジで止まっているのでそこをくるくる。
neji 赤丸が付いている部分ですね。
GTX970だと2個ネジがついていますが、これはグラフィックボード次第です。
グラボを止めてるネジだけを外してあげてください。

ここまで来たらあとは抜くだけ!多少力を入れても大丈夫です。グラボをマザーボードから引き離しましょう。
lazercool

こんな感じですっと垂直に抜くと簡単に外れます。
ちなみにマザーボードによってはレバーみたいなものがスロットについていて、それを押さないと外せない場合もあるのでよく見てみてください。

で、今回載せ替えますーって用意したのがこちら。
380

SHAPPIREのR9 380ですね!>br> nitroシリーズなのでセミファンレスの機能もついています。

7> 正直ここから説明することってあんまりないです。
今度はさっき説明したところから逆の順番に組み込んでいけばいいだけなので...

唯一これかな!と上げるとしたらこの画像の部分
lazercool

これのどこが?と思ったかたもいるのではないかなと。
hojo
手に持っているのがさっきまでmsiに刺さっていたケーブルです。
刺すケーブル自体は変わらないです。このまま挿してもらえれば問題はないんですけど...
なんか端っこでぶらぶらしてる2つ穴のついた端子。さっきmsiの方には刺さっててんですけど新しいグラボのほうはそれを刺すスペースがありません!
グラボによってこの補助電源の端子のピンの数が変わるんですよね。
まぁ基本的にこの数で間違えることはないと思うんですけど。
ケーブルが電源についてない!という場合も安心してください。グラボの中に代替付属しています。

注意すべきはどちらかと言うと同じような形をした別のケーブルを挿してしまうこと!

今回は6ピン×2、8ピン+6ピンで、同じ数のケーブルって言うのがほかにはないんですけど... 昔のグラボとか物によっては4ピン+4ピンとか、4ピン1本だけの補助電源ケーブルを刺す物があります。
実はマザーボードに同じピンの数のケーブルが刺さっているんですけど、そちらはCPU用。
対してグラボ用に使うケーブルはPCI-e用、となっています。

見分け方はケーブルそのものを見てもらえれば、ピンの黒いところに「CPU」「PCI-e」という風に記載してあるので、見れば間違いはないかと思います。
見ればね...何も見ずにつけると全く電圧とかも違うケーブルが刺さってグラボが壊れた!なんて目も当てられないことになるので注意しましょう!

あとは最後にパネルをしめて、電源を入れたあとにしっかり起動すれば問題ないです!

なんか最終的にごちゃごちゃ書きまくってわかりにくくなってる気もするのですが...
まぁこれをみてゲームのためにグラボ変えてみようかな!って方が増えてくれると嬉しいなーなんて

あ、ちなみにこれも伝えておきたかったのですが、古いパソコンを使ってる方や、マザーボードの型番が結構古いかた、
現行の900番代や700番代のGTXは使えない可能性があります。
詳しくは説明省いちゃいますけど、マザーボードがUEFIに対応していないとほぼ使えないのでそちらをちょっと注意!
CPUが3○○○番以降の方はほぼ大丈夫です。
逆に第2世代のCPUを使ってる方なんかは使えない可能性出てくるので、そういう時はマザーボード型番で調べてみるか、型番を控えてスタッフにお尋ねください!
こっちでも調べることできますからね!

では長くなってしまいましたが、皆さんもぜひパーツ換装試してみてくださいね!
では!