【先行レビュー】マウスクリックの荷重を変えられる!?新機能搭載の「Razer Mamba 2016」

Razerさんから新製品のサンプルが届いたぞ!
早速開封の儀と行きましょう、グヘヘ・・・
おっ?
おやおや?
ヒャー!!缶入りだカッチョイイー!!
あっ、なんか書いてある(英語苦手)
で、でたー!!
・・・前置きがくどくなりました。どうも、eX.担当Bです。
今回は2015年10月30日(金)発売予定、新機能を搭載したMamba2012のリニューアルモデル
「Razer Mamba 2016」先行レビューさせて頂きます。
既に同形状の有線モデル「Razer Mamba Tournament Edition(以下、MambaTE)」が好評発売中ですが。
この「Mamba 2016」は旧Mamba2012と同じく無線/有線両対応のモデルとなっています。
また、このモデルの固有機能として左右クリックの荷重調節ができる
「クリックフォーステクノロジー」に対応しています!
ちなみにMambaTEについては以前書いたレビュー記事をご覧ください。
ラインイルミネーションがカッコイイ!「Razer Mamba Tournament Edition 」
それでは以下、新機能を備えた「Mamba 2016」について詳しく見て行きましょう。

クリックフォーステクノロジー

まずは、このマウスの最大の特徴「クリックフォーステクノロジー」について詳しく見てみましょう。
この機能は段階的にクリック押下げ時の重さ、つまりは荷重を調節できるというもので。
本体裏にあるネジを回すことで、ゲームシーンや好みに合わせた荷重を左右個別に設定できるようになっています。
15段階までの荷重変化で以下のような用途を想定してるようです。
クリック設定1-3
約45~50g
即時性の求められるMOBA、RTSゲーム向き
クリック設定6-8
約60~70g
MMO、ACT、FPSなど様々な用途で使える標準的な荷重
クリック設定13-15
約90~95g
スナイパー系の役回りなど誤爆の許されない1発1発に重きを置くプレイスタイル向き
ん?何だかあいだが抜けているような・・・、まぁあくまで目安なので好みで調節しましょうってことですかね。
ちなみに調節は付属の6角レンチで行う形になります。
段階ごとにラッチがついてるのでそれを目安に回しましょう。
あと、個人的にですけどこの機能。
製造時にどうしても発生してしまうボタンの個体差
完璧にとまではいきませんがある程度好みに近づけることが出来る画期的な機能だと思うんですが、どうなんでしょう?

形状

造りとしてはシンプルな右手用マウスですが、同社のDeathAdderと比較すると
シルエット、大きさはほぼ同じ。高さが若干抑えられてなだらかな形状になっているように思います。
センサーも精度の高い物になっているので、より高スペックなマウスを求める方向けになっています。
ボタン数はDeathAdderと比べると、左右チルトホイール、ホイール下2つの計4ボタン多く、設定の自由度も高くなりますね。
(※画像はMambaTEのものです。)
バッテリー内蔵の為、本体重量が若干重たくなっているのがネックですが
乾電池式の無線マウスに比べればまだ軽い方でしょうか。
■その他製品詳細
  • 16,000 DPI 5G レーザーセンサー
  • 1000Hz Ultrapolling
  • 総ボタン数:9個(チルト含む)
  • 寸法:約 128mm(長さ) x 70mm(幅) x 42.5mm(高さ)
  • 重量:約 125g(ケーブルを除いた無線時)
メーカー公式製品詳細

接続方法

■有線接続時
付属のmicroUSBケーブル(2.1m)で接続します。
コネクタカバーが専用形状になっているので抜ける心配はなさそうですし、
ケーブル自体も柔らかく、しっかりとした編組ケーブルなので激しい動きにも対応できます。
ただしきっちりハマる分、指を引っかけることが出来ないので抜くときには注意が必要です。
市販のmicroUSBでは厚みがありすぎて断線時に代用するのも難しいと思います。
■無線接続時
無線接続する際にはレシーバーを兼ねた充電ドックを使用します。
ドック部分に磁石が入っているので、マウスの着脱が簡単にできます。
連続使用時間は20時間と通常の無線マウスに比べると短く感じますが、
使わない時はドックに戻す事を意識しておけば問題は無いでしょう。
省電力設定や電池残量は「電力」タブから確認できます。
下部の項目ですが、上手く撮れなかったので写真の用意ができませんでした。
充電時のラインイルミネーションがパワーインジケーターに切り替わります。
こういうイルミネーション機能を使った表現は楽しくわかりやすいので大好物です。

ライティング機能

■照明設定
MambaTEと違い、Razerロゴが光りません。
かわりと言う訳ではないですがドックの下部が光ります。
「照明」タブからプロファイルごとに照明設定可能です。
ドックは「マウス本体と連動させる」か、「個別にイルミネーション設定する」かを選べるようです。
また、明るさは接続方式毎に決められるので、無線接続時に少しでも電力消費を抑えたい場合は暗めに設定するといいかもしれませんね。
■Chromaコンフィグレーター
(※MambaTEの記事から引用してます。
 Mamba2016では「ロゴ」部分は光りませんのであしからず。)
BlackWidow Chromaなど一部のChroma対応製品と同じく
ライティングを細かく設定できる「Chromaコンフィグレーター」に対応しています。
(対応機器は「照明」タブに↓のような項目が表示されます。)
Mamba2016の場合は
「ラインの左右それぞれ」、「ホイール部分」
の発光色やパターンを別々に設定できるようです。
この機能では、通常項目で調節できないウェーブパターンなどの
速度、カラーリングなども細かく設定できるようになっています。

以上、「Razer Mamba 2016」の先行レビューでした。
新機能の「クリックフォーステクノロジー」をはじめ、機能や設定を自由にカスタマイズしたいこだわり派向けのマウスに仕上がっています。
発売予定は2015年10月30日(金)、予想売価は税別19,800円。
Tsukumo eX.地下で先行展示も行っていますので、是非お試しください!