使い方はあなた次第?静電容量方式の入力デバイスBitTradeOne「BitTouch」を買いました

どうも、eX.担当Bです。
 この前勢いで買った製品があるのでゲーミングデバイスというわけではないのですがご紹介したいと思います。(※使い道も考えずに買ってしまったの意)
BitTradeOne「BitTouch」税別2,743円

デバイスの表面に触れることで生じる静電容量(電荷)の変化を感知し、スイッチとして動作する静電容量方式の入力デバイスです。
要するにタッチセンサー的な物ですね。用途は限定されそうですが、前々から面白そうだなぁと思っていたんですよねぇコレ。
以下、早速詳しく見ていきましょう。

製品詳細

・サイズ:W20×D30×H18mm(突起部ふくまず)
・重さ: 約9g
付属品:mini USBケーブル(1.5m)/マニュアル / オリジナルステッカー12種類
 →商品詳細ページ
かなり小型で軽量なタイプなので何かしらで固定してやる必要がありそうですが、その分置き場所には困らないと思います。
付属のステッカーは実用性のありそうなものからなさそうなものまで様々、自作するのも良いかもしれません。
底面以外であればどの面にタッチしても反応はするようです。(2016/5/29追記:家で再度試してみたら上面しか反応しませんでした・・・。お詫びして訂正いたします。)
感度を16~254(デフォルトは64)までの間で設定でき、最小は本体にしっかり触れる程の距離、最大まで設定すると上記の写真程離れた位置でも反応します。
ちなみにちょっとした遮蔽物ならお構い無しに感知してくれるので、手袋や靴下ぐらいなら着けたままでも反応します。

設定ソフト

この画面からビットタッチに設定を割り当てます。
割り当てられた設定はビットタッチ本体に保存されているので、そのまま他のPCなどに差してもソフト無しで動作します。
設定可能な項目は以下の通り。
ジョイパッド:X軸/Y軸(上下左右) / ボタン1~ボタン12
キーボード:任意のキーへの割当て(ctrl/shift/alt/winキーとの同時入力の設定も可能)
マウス:左クリック / 右クリック / 上下左右へのマウス移動 / ホイールクリック / 上下へのホイールスクロール
上記のように簡単な操作を設定できるようになっていて。設定項目を触れている間繰り返すようになっています。
1回のみ入力にしたい場合は「押した瞬間のみ反応する」の項目にチェックを入れて下さい。
電荷の変化を感知している性質上、指が離れた際の判定が若干アバウトなので繰り返しを狙った回数で止めるのは難しそうです。
トグル動作や、繰り返し回数を指定する項目があれば便利だなぁと思ったのですが基本の状態では設定できないようです。
(元が電子工作キットだったようでソースコードなどが公式フォーラムで公開されています。技術力があれば更に自由な設定が出来そうです。
ちなみに、マクロ設定用のファームウェアとソフトウェアが配布されていた形跡はあったのですが見つけられませんでした・・・。)
また、最大8台まで同時に接続可能でそれぞれ別々の設定を記録することができます。
(8台揃えたら単純計算で軽く2万円オーバーですけど・・・(笑))
どのビットタッチがどこに割り振られているのかを区別したいときは、それぞれのビットタッチをタッチすれば上のように指が表示されるようになっています。
付属のステッカーで区別しても良さそうです。

以上、簡単にですがBitTradeOne「BitTouch」のご紹介でした。
ちょっと変わった入力デバイスですがアイデア次第で色々な使い道がありそうな面白い商品だと思います。
とりあえず当分は「ご飯を食べながらweb漫画を読むときのページ送り用デバイス」として活躍してもらうつもりです。(平坦なので手入れも楽そうですし。)
TSUKUMO eX.地下ではこの他にもBitTradeOneプロダクトシリーズ製品を各種取り扱っているので興味を持った方は是非ご来店下さい!