「電圧を英語で言うと?」って言われたらうっかり「ボルト」って言ってしまいそうだけどそれでも電流や抵抗よりは全然マシ...という話。
ゲームのやり過ぎには気をつけましょう
「こんにちは、札幌店のNです。今回は前回の続きです」
(前回のお話:https://blog.tsukumo.co.jp/gaming/2016/06/post_75.html)
「前回は【疲れの原因となるフリッカーは、どうして起こるのか?】って話だったね!」
「そうだね、疲れ目のnくん。詳しくは前回の記事を読んでもらうとして、大雑把に話すとフリッカーはモニターの高速明滅によって起こります」
「そうそう、画面の明るさを調整するためにものすごい速さで点滅させてるって話だった!」
「で、今回はそれを防止する仕組み、【フリッカーフリー】についてのお話です」
「さて、フリッカーは輝度調整時のバックライトの明滅が原因なので、」
「はいはい」
「明滅させなければフリッカーフリーになります」
「そんな簡単なの!?」
コロンブスもビックリ
「前回、モニターの輝度調整には【PWM方式】を採用しているという話をしたけど、」
「そうそう、そのせいで点滅するんだよね!」
「フリッカーフリーでは【DC方式】と呼ばれる方法を使うんだ」
「どう違うの?」
「【DC方式】では、直接電流を制御することで輝度をコントロールするんだ。電流を大きく流せば明るくなるし、電流を小さくすれば暗くなる」
「とんでもなくシンプルな理屈だね!」
「はいはい」
「明滅させなければフリッカーフリーになります」
「そんな簡単なの!?」
コロンブスもビックリ
「前回、モニターの輝度調整には【PWM方式】を採用しているという話をしたけど、」
「そうそう、そのせいで点滅するんだよね!」
「フリッカーフリーでは【DC方式】と呼ばれる方法を使うんだ」
「どう違うの?」
「【DC方式】では、直接電流を制御することで輝度をコントロールするんだ。電流を大きく流せば明るくなるし、電流を小さくすれば暗くなる」
「とんでもなくシンプルな理屈だね!」
「そうだね。ともかくこれで、明滅せずに画面が直接暗くなるからフリッカーは原理上消えるんだ」
「へぇ......ねぇ、どうしてその方式が今までメインじゃなかったの?」
「それはね、この回路はコストがよりかかるからなんだ」
「わぁい!世の中、やっぱり金だね!」
「それはね、この回路はコストがよりかかるからなんだ」
「わぁい!世の中、やっぱり金だね!」
「あはは。あとは、回路制御の問題もある。【DC方式】だと、画面を暗くすればするほど正確な色を表現することが難しくなってしまうんだ」
「じゃあ、フリッカーフリーのモニターは画面を暗くすると色合いがグダグダになるの~?」
「そうはならないように、色々と工夫を凝らしているんだね」
「例えば~?」
「高輝度付近は【DC方式】でフリッカーを無くし、低輝度では【PWM方式】で色表現を保ったりとか」
「でもそれだと、画面が暗いときにはフリッカーが出るんじゃない?」
「理屈ではそうだけど、低輝度時だと一回の周期につき消灯している時間が長いので、フリッカーはそこまで感じないだろうという考え方だね」
下のグラフのように消灯時間が長ければ長い程、点灯から次の点灯までの時間が長い(グラフはこの間の使い回し)
「へぇ~、そうなんだ!」
「また、BENQというメーカーが提供している方式だと、【Gamma Calibrate technology】という技術で低輝度でも色表現を損なわない工夫がされているんだよ」
札幌店でも大人気の【XR3501】もフリッカーフリーですよ!
「それでは、今回はこれで終わります!」
「集中して画面を見るならフリッカーフリーのモニターだと疲れ目になりにくくてオススメだね、Nさん!」
「そうだね。ゲーム以外の用途にも勿論オススメです。はい、それではまた何処かで会いましょう!」