2015年1月アーカイブ

FPSゲーマーに売れ筋マウスを紹介!Logicool・Razer・Steelseries編


こんにちは、本店スタッフ Fです。
最近はマウス一つとっても様々なメーカーから豊富な種類が発売されていますね。
選択肢が多いのは非常に嬉しいことですが、反面多すぎてどれを選んでいいのかわからないなんて方も多いのではないでしょうか。
今回はFPSゲーマーに売れ筋マウスを紹介!Logicool・Razer・Steelseries編として3メーカーの人気製品を1種類ずつピックアップして紹介していきます。

※重量は分解をせずにケーブルを手で浮かせた状態で計っています。
 持ち方によって5~10g前後の変動がみられましたので目安としてご覧ください。
 筆者の手のサイズは日本人標準より小さめとなります。

こんにちは。
TSUKUMO eX.キーボード担当のヌルゲーマーUと申します。
今回はメカニカルキーボードの定番、Majestouchシリーズの無線&有線両対応モデル「Majestouch Convertible 2」をご紹介させて頂きます。
キー配列が104英語配列、108日本語配列の2種
スイッチが黒軸、茶軸、赤軸、青軸の4種類
合計8種類のバリエーションがあります。
いきなり手抜きで申し訳ありません。細かい仕様はメーカーさんのサイトをご覧下さい。http://www.diatec.co.jp/products/list_mkr.php?mkr_c=62

私がご紹介したいポイントは「このキーボードはゲームに使えるのか?」と言う点です。
「無線の高級キーボードでゲームがやりたい」と言うご要望は売り場に立っていても良くお伺いしますが、あまり選択肢が無いのが実情です。
初代の「Majestouch Convertible」を購入して使ってみたのですが、アクション性の高いゲームではちょっと使えないなという状況でした。
今現在は有線接続で使用しています。。
具体的には十数秒キーボード操作が無いと通信が一度切断されてしまい、次に操作を開始したときに(だいたい)0.5秒くらい動作が遅れてしまうと言う状態でした。
普通に文字を打つ分にはほぼ困らないんですけどね。
アクション性の高いゲームでは致命的でした。
初代「Majestouch Convertible」が販売終了になって月日が経ち「Majestouch Convertible 2」が発表された時に一番気になったのがこの仕様が改善されているかどうかでした。
メーカーさんからサンプルを頂いたので、売り場のデモPCにBTアダプタを付けてペアリング。。。。

「露骨な遅延とか切断はなさそうな雰囲気・・・ちょっとゲームやってみようか」と言う事でCOD4のデモ版を1ステージプレイしてみました。
普通にプレイできますね。少なくとも足を引っ張られるような事はありませんでした。
マルチプレイなどで1/120秒の操作が勝敗を分けるようなシビアな状況では試していませんが、そのレベルに達している方は有線の方がよろしいかと・・・。
BT接続時でもUSB接続時でも6キー同時押しまではできるそうです。(各ニュースサイトには書いてあったのですが、公式やパッケージ、マニュアルには記載が無かったので、メーカーさんに電話で直接確認しました。)
あと、前作との違いとしてはケーブルを接続したままでも無線接続との切替ができるようになったのと、電池の持ちが良くなったとの事です。
結論としては
・操作がさほどシビアではないジャンルでなければ問題なし
・FPS等でも私のようなヌルゲーマーとしては全然アリ。むしろ推奨。
・FPSに全てを捧げている方は有線キーボード推奨。
と言ったところでしょうか。
「自分用に購入!」と言う流れですが、他に欲しいものがいっぱいありすぎて無理です。。

こんにちは、DOS/Vパソコン館スタッフKです。

今年から晴れて「ゲーム部」もオフィシャルな活動になり、今週からtwitterとこのblogページで色々やっていこうと思います。今後とも宜しくお願い致します。

さて、blogはレビューなどの比較的文章量を用意したものを掲載して、リアルタイム性の高い物をtwitterで... と思っていたのですが、ゲーム部ミーティングで偉い人から「それだけではダメ!」とのお達しがありまして、これから毎週木曜日、金曜日、土曜日に各店スタッフから1本づつblog記事を出すことになりました。

記事のお題は『お店に関係すれば(一応ゲーミング縛りですが)なんでもok!』となっています。...どうなるのか(はたまたどうなってしまうのか)はまだ分かりませんが、「あ、今週もなんかやってるな」と思って開いて頂ければ幸いです。もし取り上げてほしい内容などありましたらtwitterの方へお願いします スタッフがネタに悩まなくて済みます

と、前置きが長くなりましたが一発目のスタッフ記事はシンプルに『ランキング』にしてみました。その中でも今回はゲーミングデバイスの中でも花形商品『ゲーミングマウス』のランキングを発表したいと思います!

お店に立っててもやはり色々と「どれが売れてますか?」など聞かれる事はやっぱり多いですね。ただ今回お客様とお話ししているので大体分かっていたつもりですが、キチンと集計すると意外な事実が出たりして、記事のネタにしてよかったなーと思ったりしました。(閑話休題)

綺麗にhtmlを組み立てる能力が無いので今回は箇条書きで行きます!(なお怒られちゃうので実際どれくらい売れてる、という数字は出せません。想像してね) 次回機会があれば、html勉強してきます...。ということでランキングは以下!

■ツクモDOS/Vパソコン館 ゲーミングマウスランキング (集計期間 2014/12/01 ~ 2015/01/27)

  1. Razer DeathAdder Chroma
  2. steelseries RIVAL
  3. Logicool G502
  4. Logicool G300r
  5. steelseries SENSEI [RAW] Laser Mouse (旧Rubberrized Black)
  6. Logicool G600r
  7. Razer Naga Hex
  8. Razer DeathAdder 2013
  9. steelseries KANA V2 Black
  10. Logicool G602

予想通りといえば予想通りなんですが、上位3機種はほぼ同率1位です。正直に書けばとんでもなく安売りしてるLogicool G502が負けてるのが意外ですね。Razer, steelseries強し!

そのRazer DeathAdderも10月に出たChromaが2013を引き離しています。機能差も価格差も(あまり)無いので新しいほうに多少偏るかな? と思っていましたがかなり偏りましたねー Blackwidow Chromaと違ってLEDの意味が薄いから売れないんじゃないの? みたいな話も発売前にスタッフ間でありましたがそんなことは全く無かったです。

で。steelseries RIVALです。早いもので発売から1年(!)が経ちましたが人気は衰えず、新しい定番マウスになった! と思います。長く使おう、という意気込みか交換用のマウスソールと一緒に買っていく方が多い印象です。steelseriesは替わりにSENSEIシリーズの人気が鈍ってきましたが、みなさんやっぱり左右対称よりより持ち易い右手専用、ですね。

という感じで以上年末年始のゲーミングマウスランキングでした。正直こんな感じでblog記事がいいのか判りませんが叱咤激励文句要望ありましたらtwtterのほうへ是非おねがいします!

文責:スタッフK

余談ですが、総売上本数でのメーカー順位はLogicoolがぶっちぎりで1位、次いでsteelseries、3番手Razerです。毎度のことなんですが、RazerはDeathAdderシリーズに人気と知名度が集中しすぎてるんですよね...。

1/31 Razerの左手用デバイス『Orbweaver』が青軸から緑軸に変更されたモデルとしてリニューアルしたものが発売となる。
MSY様からサンプルをお借りしたので私が普段使用しているLogicoolの左手用デバイス『G13r』との比較を行ってみよう。

基本的なスペック等に関しては1個前の記事をご覧いただくとして・・・

最初は大きさから

G13rには『GAMEPANEL LCD』と呼ばれる液晶が付いていることもありOrbweaverがコンパクト。

机が狭くてもキーボード、マウスと同時に置くことができそうだ。さらに手に合わせて大きさを変える事もできる。

次にキースイッチ

Orbweaverはオリジナルのメカニカルスイッチ(緑軸)を採用しG13rはメンブレンとなっている。
メカニカルスイッチの方が中にバネが入っておりキーを押したとき戻ろうとする力を吸収してくれるので長時間使用した時に疲れにくい。またカチっと音が鳴ったところが接点なので入力したかどうかもわかりやすいので確実な入力が期待できる。ロード中などにカチャカチャ遊んだりするのも楽しい。
ただメカニカルはどうしても音がするのでVC時や夜中に使う時には注意が必要だ。

続いてキー配置

Orbweaverが5x4列の20キー、G13rが上から2列が7キー、次が5キー、最下段3キーの22キーである。
Orbweaverは四角い配置をしているが、G13rは扇状の配置。
さらに所謂WASDのWに当たる部分がG13rは最上段になっているが、Orbweaverが上から2段目になっている。
FPSをやる際に武器の切り替えやMOBAのアイテム使用を数字キーで行う事が多いことを考えると最上段が使えるOrbweaverに軍配が上がりそうだ。
もちろんG13rでもキーアサインを変更すれば同様に使う事は出来るが当然最上段を使用するようにパームレストが作られているので若干指が窮屈になる。


ただ最上段まで指が伸びるかどうかは手の大きさに依存しているのでまた別の問題で、
G13rのほうがパームレストが低くできているので最上段まで指を伸ばすことが容易だが、
Orbweaverは高くなっているので手が小さいと最上段まで指が届きにくいかもしれない。
実際私は手が小さい方なので、可動部を最小にしても手首をパームレストにつけたままだと薬指が最上段まで届かなかった。
もし仮にスペースを押しながら斜め右に移動しつつメインアームに装備変更をしたいという場面(有るかどうかは別として)になった際、指が吊りそうになってしまう。
手の大きさは十人十色、千差万別なのでぜひ店頭でG13rとOrbweaverを触り比べてほしい。

最後にスティック部分に関して。
Orbweaverでは8方向サムパッド、G13Rはアナログスティック。

これに関しては好き好きがあるので実際に触って選んでほしい。
ただOrbweverはアナログ入力ではないので各種ゲームパッドと同じ感覚とはいかないので注意してもらいたい。

まとめとして
OrbweaverとG13rはマクロやキーアサイン等やれることはほとんど同じなので、
大きさやスティックの好み、入力方法などで総合的に判断しよう。

DOS/Vパソコン館店頭ではOrbweaver、G13r、さらに今回は紹介しなかったがRazer Tartarusも用意しているのでぜひ一度実際に触っていただきたいと思う。

(スタッフM)

新製品!
 メカニカルスイッチ搭載の左手用キーパッド「Razer Orbweaver 2014」!
  • 代理店さんからサンプルをお借りできましたのでご紹介させて頂きます!!

製品概要

商品名:「Razer Orbweaver 2014」
型番:RZ07-00740300-R3M1
・押し込み圧50gのフルメカニカルキー(Razerオリジナル緑軸)
・編組ファイバーケーブル
・フルプログラミング可能な30個のキー(8方向サムパッド含む)
・プロファイルごとに8種類までのキーマップ切り替えが可能
・グリーンLEDバックライト
・サイズ(mm):154(横幅) x 202(縦幅) x 55(高さ)
・重量(g):395

Orbweaverリニューアルモデル!

Orbweaverといえば左手用キーパッドでは珍しいメカニカルスイッチを搭載してる事で人気のモデルですが、今回の「Razer Orbweaver 2014」はキースイッチをCherry社の青軸こと"Cherry MX Blue"からRazerオリジナルの緑軸へと変更してのリニューアルモデルとなります。
Razer Green Switch (Clicky)はゲーミング専用に設計されたオリジナルキースイッチと言う事でBlackwidowなど同社製品に使われているメカニカルスイッチです。青軸と同じくはっきりしたクリック感とカチャカチャという特徴的な打鍵音のあるスイッチで、青軸より若干重くレスポンスを高めるためにスイッチ接点が浅いという相違点があります。
ショートカットやマクロの入力がメインの左手キーパッドとしては、迅速に反応しはっきりと手ごたえがあるこのスイッチはなかなか理に適っているのかもしれません。
(ちなみにCherryMX緑軸とも異なる打鍵感なので是非とも当店展示機でご確認ください!)
そのほかの変更点としてはケーブルがラバータイプから編組ファイバーケーブルに変更され、マウスほど動かすことが多くは無いので耐久性の面での不安はもともと少ないのですが、見た目の印象が引き締まったように感じます。
また、リストレスト部分の角度、キーからの距離が調節可能なので自分の好みにセッティングできます。下位モデルの「Tartarus」よりもキー数が多いためか、より操作しやすいよう細かく調節できるようになっているようです。

こんな方にオススメ!

・とにかくRazerオリジナルの緑軸を気に入っている方
・ゲームなどでマクロボタン数が足りないと感じている方
・編集系ソフトを使っている方

個人的には特に複数の編集ソフトを併用している方におすすめです!
ショートカットなどをそれぞれのソフトごとに設定したり覚えたりするのはなかなか面倒ですが。同じ位置にそれぞれのソフトの近しい機能を割り当てる事で感覚的に操作しやすく、設定を一つのソフトである程度一括管理できるのでとても便利で保守も楽になります。(もちろん一部ショートカットキーの割り当てられていないツールなどは別途設定が必要になりますが...。)
余談ですが、左手用キーパッドは好みにキー割り当てをするのが主な製品なので、総じてどこに何を割り当てたかに慣れるまで時間が掛かります。Razerオリジナルのメカニカルスイッチは軸の形状がCherryMXキーとほぼ同じなのでCherryMX向けにいくつか発売されている交換キーキャップを使えれば区別しやすくなるのではと試してみたのですが、左手のみでの操作に特化して配置や角度を調整してあるためかキーキャップの形状が特殊でいずれも使用する事は出来ませんでした。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。  
新製品!
 RazerのMMOゲーム向けに最適化されたゲーミングマウス「Naga Epic CHROMA」!
  • 代理店さんからRazerのMMOゲーム向けに最適化されたゲーミングマウス「Naga Epic CHROMA」のサンプルをお借りできましたのでご紹介させて頂きます!!

製品概要

メーカー:Razer
商品名:「Naga Epic CHROMA」
型番:RZ01-01230100-R3A1
価格:\16,800(税別)
・センサー:8200dpi 4G レーザーセンサー
・ポーリングレート:1000MHz
・ボタン数:19個(サムグリッド12ボタン)
・重量:150g
・サイズ:縦119mm 横75mm 高さ43mm
・接続:無線時 - 充電ドック型レシーバ
有線時 - 2.1m編組ファイバーケーブル
・電池寿命:約20時間(ゲーム中連続使用時)
※使用量によって異なります。
・Chroma仕様(RGBカラーライティング)

基本的には同社の「Naga 2014」ワイヤレス版という形になります。
形状はそのままに重量が増していますが(メーカー仕様によると150g)バッテリー内蔵型なためNaga2014と比較しても15gほどの差で落ち着いているようで、形状的にもかぶせて持ち上げるのにさほど苦は無いように感じます。
また重量級のマウスではありますが、Nagaシリーズ特有の親指部のサムグリッドは同系統の製品に比べ凹凸が少なく、クリック感があるため持ち上げた際に暴発することも少ないでしょう。
店頭展示を行ってますので、この辺は是非とも実機を触って確かめて頂ければと思います!

製品の特長

なんといってもやはりワイヤレスが特徴のこの製品!
ゲーミングマウスでワイヤレスというと国内ではさほど種類がありませんが、どうしても線があると煩わしいという方も少なくないと思います。
電池式には予備電池を常備しておけば即入れ替える事が出来るという利点がありますが、充電ドックタイプも離席時などにサッと充電しておけば電池残量を気にする必要はほぼありませんし、有線接続にも対応してますのでもしもの時にはパッと挿し換えてしまえばいいわけです。
またマウス側コネクタ部の辺りに磁石が埋め込まれていて、多少雑に放り込んでもドックにストッと収まるよう工夫も凝らされています。(割と強力な磁石なので鉄を含んだものを引き寄せてしまったり、薄手のマウスパッド+金属系の設置部だと影響がでるかもしれません。)
気になる反応についても、私個人の体感レベルでは遅延やカーソルの精度が落ちるなどの症状はほとんど感じませんでした。

もちろんCHROMAの名を冠しているのでもれなくRGBカラーライティングに対応しています。BlackWidowやDeathAdderやKraken7.1などのCHROMAモデルと合わせてインテリア的にゲームプレイ時のテンションを上げるのにもうってつけです。

こんな使い方も?

私自身はかなりヌルゲーマーなのでゲーミング向けのレビューは
にお任せして別の角度からの紹介をしてみたいと思います。

■机の上をスマートにしたいけど物理マクロキーは欲しいという方に!
「テンキーレスや省スペースタイプの独自配列キーボードを使っているもののマクロやショートカットを物理キーに割り当てたい!という方で「せっかく机の上をスッキリさせたのに左手用キーパッドを置くのはちょっと...」とお思いの方も多いはず。
過去の「Naga Epic」に比べ今回は形状は細かな仕様の変更のほかチルトホイールに対応。割り当て可能なボタン数がたくさんあるので好きなだけ割り当てられます!
ちなみにボタン数は19個あるもののと左クリックには割り当てができないのでご注意ください。(Razer Synapseの設定画面参照)また、キーマップ切り替え機能をうまく活用することでボタン数以上の割り当てをすることも可能です。
もちろん無線ならではの線のごちゃごちゃ感から解放されると言う点もかなりのメリットになると思います。
■編集系ソフトと組み合わせてさらに便利に!
CGやイラストなどで使う編集用マウスとして使うのも便利だと思います。
Razer Synapseとの連携でプログラムとの関連付けが可能なので、それぞれソフトごとにお好みのショートカットや単純動作をマクロ化して作業効率アップ!またクラウド上に設定が保存されるため作業環境共有にも役立つでしょう。
左利きの方であればペンタブレットと併用することでキーボードをわきに追いやっての環境も構築できるかもしれません。(レイヤーに名前を付けたり細かい作業で必要になると思うので全く使わないというわけにはいかないでしょうが...)

以上、ボタンが多い分使い方も様々にロマンあふれるゲーミングマウス「Naga Epic CHROMA」のレビューでした。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。  
近日発売!
 ROCCAT社製ハイエンドゲーミングマウス「Tyon」!
  • 代理店さんから12/5発売のROCCATのハイエンドゲーミングマウス「Tyon」のサンプルをお借りできましたのでご紹介させて頂きます!

まずは製品の概要を。




メーカー:ROCCAT
商品名:「TYON(タイオン)-ALL ACTION MULTI BUTTON GAMING MOUSE」
価格:\12,940(税別)
■基本的な仕様
・8200DPI ProAim(R3)レーザーセンサー
・1000MHzポーリングレート
・1ms レスポンスタイム
・72MHz Turbo Core V2 32-bit Arm based MCU & 576KBオンボードメモリ
・14ボタン
・マルチカラーイルミネーション
・重量 126g
・縦128mm 横80mm 高さ40mm(ボタン除く) いずれも店員が定規でゆるく測った数字です。
・コード長 1.8m
大きさは標準よりちょっと大きいくらいでしょうか?掌が当たる部分が他よりちょっと高めのようです。
私の手は日本人成人男性の標準的サイズですが、掌をマウスにグッと押し当てるような感じで持つと各ボタンにちょうど指が届くような感じです。
握り心地に関しては個人差が非常に大きいので、店頭で実際にお確かめ頂きたいところです。
滑りはゲーミングマウスの中では普通だと思います。必要であればマウスパッド側で滑り具合を調整するのが良いかと思います。

ハイエンドゲーミングマウスとして抑えるべき部分は全て押さえているようです。
イルミネーションはホイール部分と足元を一周するような感じのラインが光るようになっており、光物が好きな方にとってはそそるモノがあると思います。
因みにソフトウェアの設定で、ホイール部分と足元の色を別々に設定する事も可能です。

設定ソフトのスクリーンショットです。結構細かく設定できるようですね。

製品の特長

・EASY-SHIFT[+]
ROCCATユーザーの方にはおなじみの機能ですかね。
EASY-SHIFT[+]を押しながら各ボタンを押すことで、単体で押した場合とは別の機能を割り当てることが出来るようになります。
つまりは一つのボタンに2つの機能を割り当てて使い分ける事が出来ると言うモノです。
標準状態では底面近くの親指ボタンがEASY-SHIFT[+]に設定されています。
「そんなに多く割り当てをしない」と言う方はこのボタンに他の機能を割り振って使うのもアリだと思います。結構押しやすい場所にあります。

・X-Celeratoe親指パドル
メーカーさんではFPSで乗物に乗った際のヨーとかロール等に割り当てる事を推奨しているようですね。その他にも色々使い道はありそうです。
ぱっと思いついた限りでは画像編集系のソフトで拡大、縮小のショートカットを割り振っておくと便利かもしれません(Alt+ホイールでできる物が多いと思いますが、片手でしかも直感的にできると言う意味で)。
同じく画像編集系のソフトでレイヤの移動に割り当てられれば便利ですね(いずれも試してはいません)。

・背びれスイッチ
人差し指または中指の根本付近を使って左右に倒す事でボタンの入力になります。新しい試みですね。新しいが故に慣れが必要かと思います。
ちょっと触ってみた感じでは「ゲーム中に素早く操作する」と言うのは熟練を要すると思います。
デフォルトでは横スクロールが割り当ててあるので素早い操作を求められるゲーム以外での使用の場合は、特に訓練しなくとも使いやすいのではないかと。

・左右に二つずつあるサイドボタン
ヌルゲーマーの私が現在使用しているL社のG3○0みたいな配置です。結構特殊な部類に入ると思いますがこの配置は結構好きです。
あくまでも私の主観と前置きしておきますが、親指のあたりにたくさんのスイッチが集中して付いているより、 人差し指や中指のあたりにボタンが分散されている方が素早い操作はしやすいと思っています。

設定用ソフト




設定項目が6枚のタブで構成されています。スクリーンショットを貼っておきますので、詳しくはそちらをご覧下さい。
ROCCATユーザーの方にはおなじみの機能ですかね。
ハイエンドマウスらしくかなり設定項目が多いです。
基本的に英語で書かれていますが、気になる部分にマウスオーバーすると、設定画面左側の日の丸のあたりに簡単な解説が日本語で出てきます。
フル日本語化ではないにせよ嬉しい配慮です。

変更した設定をマウスのメモリに記憶するのに「APPLY」のボタンをクリックするのですが、30秒程マウスカーソルが砂時計状態になります。設定項目が多いからでしょうか?
一瞬ハングアップを疑いましたが、待てば大丈夫でした。マシンスペックなどでこのあたりは変わるかもしれません。

まとめ

色々書きましたがこんな方にオススメかと思います。
・現在G3○0を使用していて「親指ボタンも欲しい」「もうちょっと大きい方がいい」「もうちょっと基本性能が高いヤツが欲しい」と思っている方。
・「X-Celeratoe親指パドル」「背びれスイッチ」に興味が湧いた方。
・金額を気にしない方。
ちょっと触ってみたいと思ったお客様、展示もご用意しておりますのでぜひ店頭までお越し下さい。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。  

今回はゲーミングマウス Roccat「Tyon」の紹介です。

まずは製品の基本スペックから。
ポーリングレート:1000Hz
フレームレート:12000fps
レスポンスタイム:1ms
最大加速度:30g
トラッキング速度:150IPS(3.8m/s)
データ転送フォーマット
リフトオフディスタンス:1~5mm
ケーブル:1.8m
オンボードメモリ:576KB
画像処理能力:1080万pixel
重量:126g(※ケーブルを除く)
サイズ:78mm(W)×135mm(D)×40mm(H)
ボタン数:16
店頭想定売価:\12,940 (税込\13,980)

■形状・重量

マウスホイールと下部を一周するラインが1680万色、2段階の明るさからカラーイルミネーションの設定が可能です。
今製品の特徴である左側の親指パドル(X-Celerator)やマウスホイール下部の背びれスイッチが目立ちますね。
メインボタン左右にある4個のボタンも上下に隙間が作られているので誤操作での同時押しや押し間違い対策もされています。
サイズは成人男性より少し小さめな筆者の手からすると少し大きめ。
しかしながらサイドのくびれがしっかりしているので非常に持ちやすい印象を受けました。
定番の持ち方である「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「爪立て持ち」の3種類を試して見ましたが
重量は標準的なマウスと比べると126gとやや重め。
ハイセンシでの使用がオススメです。

■センサー

センサーは「8200 DPI PRO AIM R3」を採用、マウス中央よりやや上部に位置しています。
フレームレート12000fpsや最大化速度30g、トラッキング速度が150IPSと高性能なスペック。
1-5mmのリフトオフディスタンス調整機能も特徴。
個人的に一番気になるのはセンサーをサーフェス、つまりマウスパッドに合わせて最適化する調整機能です。
デバイス交換時の頭痛の種、マウスとマウスパッドの相性問題がこの機能で解決を図れるのであれば、非常に魅力的といえます。

■X-Celerator/背びれスイッチ

Tyonの最大の特徴の一つがX-Celerator。
X-Celeratorはマウス左側、親指部分に用意された双方向アナログスティックです。
これにキーボード操作やXinput操作をを割り当てることでアナログスティックによる直感的な操作が可能となります。
COMPUTEX TAIPEI 2014で開催された実機デモではBF4の戦闘機の機首の上げ下げ、ピッチング操作に割り当てられていたようです。

そしてもう一つが背びれスイッチ。
Tyonにはチルトボタンが搭載されていません。
その代わりに用意されたのがホイール下部に用意された双方向型のボタン「背びれスイッチ」です。
使ってみた感じでは人差し指や中指の第二関節付近を使って横から押す形になっています。
横から押す点や、その仕様上ほぼかぶせ持ち専用(つかみ持ちも指の高さによっては可)となる部分から癖が強いといえますが、
チルトホイールにあった意図しない操作を防げる点は魅力的です。

■EasyShift[+]

1つのキーに2種類の操作を割り当てて置き、「EasyShift[+]」キーを押している時と押していない時で切り替えが出来るという機能です。
非常に便利なEasyShift[+]機能だが、今までのRoccatマウスではボタン数の問題からサイドボタン等主要なボタンに割り当てざるを得ないのが難点でした。
それが今回のTyonでは左側下部に新たに「EasyShift[+]」専用とも言えるボタンが追加されたことでこの問題が解決。
使い勝手が飛躍的に向上しています。

■ソフトウェア


DPI調整やポーリングレート変更を始め、各種設定は専用のドライバからとなります。
DPIは200~8200の200刻み、ポーリングレートは125,250,500,100Hzの4段階から設定が可能。
プロファイルは5スロットまで保存可能となっています。
一見英語で解りづらい印象を受けますが、各項目にカーソルを合わせると下部に日本語で解説が出るので迷わずに設定が可能です。

■総評
多ボタンマウスということでMMO向きのマウスかと思いきや、高性能なセンサーやX-Celerator、背びれスイッチ等FPS向きの機能が詰め込まれていました。
オンリーワンの機能が魅力的な非常に面白い製品と言えるのではないでしょうか。


ROCCAT 公式HP:http://www.roccat.org/home/
岡谷エレクトロニクス㈱ 製品情報ページ:http://www.oec.okaya.co.jp/retail/service/roccat.html



というわけで今回はROCCATのゲーミングマウス「TYON」のレビューでした。
今後も様々な製品のご紹介をしていこうと思いますのでお楽しみに!